サカセルコラム

節税のすすめ Column

学生講師の小話

節税のすすめ

2020.11.23

こんにちは。サカセルで自習管理を担当している大学三年生です。

突然ですが、皆さん

「経費で落とす」

なんてフレーズを耳にしたことがあるでしょうか?

出来る事ならば一銭たりと払いたくない税金。

今回は私が皆さんに賢い税金の納め方を紹介したいと思います!

そもそもこの税金。どのようにして納める額が決められているか知っていますか?

税金は「収益(益金)から費用(損金)を差し引いた額」に課税されます。

つまり、費用を増やして課税所得を減らしてしまえば、その分税金も減らせるというワケ。

「経費で落とす」という節税のカラクリはこのポイントにあるのです!

それじゃあ、美容院代や食費、マンガ代やゲーム代。旅行で使ったお金もお土産代も、なるほど、全部経費にしちゃえばいいのか!

と思った方もいるかもしれませんが、そうは問屋が卸しません!(税務署が認めない?)

大切なのは経費になる領収書とそうでない領収書を学ぶことです!

重要なポイントは「仕事のために使われたか否か」です。

例えば夫婦で仕事をしている二人がレストランで食事をしたとします。この時に食事には得意先のはが居らず、夫婦だけでした。この領収書はすべて経費で落ちるでしょうか?

正解は落ちるです。

ただし、仕事の打ち合わせをしたという説明を税務署にしなくてはなりません。

ですからこの場合、打ち合わせのメモや会議録を控えておく必要があるでしょう。

要するにこの立証がカギとなります。立証の方法は職種や業種、規模などによりけりですが、税務署に納税者がきちんと説明責任を果たせば、あらゆる領収書は経費で落ちる可能性があると考えて良いでしょう。

節税は合法的であれば認められますが、法に触れてしまうと一転して脱税となってしまいます。

慶弔見舞金や御香典は普通、領収書は出ませんが、得意先の子供の結婚式にお祝い金を包んだとすると交際費となります。

しかしながら、兄弟や親戚の結婚式へのお祝いは私用とみなされ、経費計上すると脱税になってしまいます。

同じ慶弔見舞金でも節税になったり脱税になったりてしまうという、ボーダーラインの見極めが難しいと感じるかもしれませんが、そこに想像を絶するほどルーズだと痛い目に遭いますのできちんと知っておく必要があるでしょう。

関連記事

石田貴嗣

この記事を書いたのは...

石田貴嗣

受験勉強に関する事だけでなく、読んで楽しい学習にまつわる様々な事をお伝え出来ればと思います。

同じ筆者の記事を見る

人気の記事