サカセルコラム

教養に今日、用がある~クリスマス編~ Column

学生講師の小話

教養に今日、用がある~クリスマス編~

2020.12.25

皆さんこんにちは。中央大学4年の長谷川達です。クリスマスの朝にサンタ帽をかぶり、緑のパンツに赤いジャケットを着て、小学生の交通指導をしているパパさんを見て少しほっこりしている長谷川達です。

さてさて、本日はクリスマス当日ということでクリスマスにちなんだ豆知識をお話したいと思います。皆さんの受験が無事終了した来年のクリスマスでこのお話をすれば、おー!っとなること間違いナシです。

それでは参りましょう!

皆さんは、クリスマスと言えば何を思い浮かべますか?おそらく多くの方はクリスマスツリーを思い浮かべるのではないでしょうか。その大きさに大小はあれど、クリスマスシーズンが始まれば多くの場所で目にしますよね。

そして、あのクリスマスツリーの多くはモミの木だということは有名だと思います。私が幼稚園生の頃は12月になるとよくドイツ民謡の『もみの木』という曲を歌ったものです。

それではなぜ、クリスマスツリーにはモミの木が使われるのでしょうか。

その理由をお伝えするにはまず、クリスマスの語源からお話する必要があります。クリスマスとはキリストの生誕をお祝いする行事であることは周知の事実だと思います。そしてクリスマスを英語で書くとChristmas、すなわち、「Christ=キリスト」と「mas=礼拝」を組み合わせたものなんですね。

そして、キリスト教ではしばしば「キリストこそが永遠の命を与えてくれる」という教えがなされています。

この「永遠の命」にちなんでクリスマスツリーにはモミの木が使われるようになったのです。

どういうことかというと、モミの木は常緑針葉樹であり、冬に多くの木が枯れてしまっている時でも緑を絶やさないその姿がキリスト教でいう「永遠の命」と重なったということです。

ちなみに、クリスマスツリーにつける星、いわゆるトップスターは、キリストの誕生を「東方の三博士」に知らせた星が由来になっています。

また、これも余談になりますがモミの木の語源は英名の「Momi Fir」にあるそうです。

このように、クリスマスツリー一つとってみても、一つ一つに意味や理由があるんですね。

皆さんも、興味を持ったことや疑問に思ったことは是非その都度一つずつ調べてみてください。それはきっと「教養」として後々必ず役に立つはずです。

それでは、今日はこの辺で。また次回の記事でお会いしましょう!

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長谷川 達

この記事を書いたのは...

長谷川 達

中央大学法学部4年。
弁護士を目指して院進予定。
沼にハマらなければいいですが、、、

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