サカセルコラム

1月校~11年前の渋幕遠征~ Column

学生講師の小話

1月校~11年前の渋幕遠征~

2021.01.21

こんにちは。

サカセルで自習監督と学生講師をしている大学4年生です。

現在23歳の私は11年前の今頃まさに中学受験真っ只中でした。

当時も今と同様1月前半に埼玉の中学・1月後半に千葉の中学、2月1日に東京の本命、2月2日に神奈川トップ校、そこまでの結果を踏まえて最後に2月3日どこかしら受けて終了といった感じでした。

自身は小学校高学年からSAPIXに通っていて、第一志望校が麻布中学でした。

1月校は一校に絞って受験しようと考えていたため、渋谷教育学園幕張中学を受ける運びとなりました。

理由としては①サッカー部が強い②伸びてきている学校である➂東京東部に引っ越すのも良さそう④麻布出身者が創設した学校である 等がありました。

特に大きかったのが①でした。 

12歳までの日々のほとんどをサッカーに費やしてきた自分にとって、部活がしっかりしているという事は重要でした。

私の家は渋幕から1時間半以上かかるので、当日の朝家から受けに行くのは不可能であろうという事で前日の午後に小学校を早退して前乗りしました。

綺麗めのホテルに到着し、気分が乗ったところで近くにあるイタリアンレストランに行きました。

焼きたてのパンが食べ放題で(店員が回ってくるシステム)永遠と食べていたら、母親に怒られたのを覚えています。

また、前年に旅行先の香港のホテルで初めての泡風呂を経験していた私は、千葉のホテルに泡風呂のアメニティが存在すると気付くとすぐに作り始めました。

これも母親に怒られました。

そして受験当日、学校周辺は異様に混み合っていました。

それが初めての中学受験校だったので(渋幕自体当日初めて行きました)、「1月校ってこんな感じなんだ!」と衝撃を受けました。

在校生が受験生を案内するタイプの学校だったので、当日は誘導されながら教室に入っていきました。

赤本対策はほどほどにやっていたので、特に試験自体は問題なく解けました。

後日合格を知り、初めての「合格」に喜んだ記憶があります。

今でも渋幕出身者と知り合うたびに当時の事を思い出します。

受験生は目の前の合格さえ目指していれば良いのですが、受験が終わったら、すべての身の回りの準備をし、遠くまで付き添いに来てくれる母親やホテル代や受験料、仮の入学金を振り込んでくれる父親に感謝しましょうね。

周りの多くの協力者の事を頭に置いて、今日も勉強に励んでください。

皆さんが合格し、レベルの高い学校で、優秀な知人に囲まれながら中高生活を送れる事を祈ります。

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自律学習サポーター

自律学習サポートコースで、学習管理や科目の質問、採点などを担当する講師陣。
頼れるお兄さん、お姉さんたちが今日もみんなをサポートします。

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