サカセルコラム

中学受験、大学受験本番の思い出 Column

学生講師の小話

中学受験、大学受験本番の思い出

2021.01.26

こんにちは。サカセルで自習のサポートをしておりますH・Yです。

皆さまこの間サカセルのコラムに載っていたO・Hさんの受験体験をご覧になったでしょうか?壮絶でくすっと笑えるけど大切な教訓を学べるのでまだの方は必見です。

過去記事:受験における心構え

ということで、O・Hさんには全く敵いませんが、今回は私の受験エピソードを紹介したいと思います。私が中学校受験をしたのはもう10年ほど前、大学受験でさえもう5年ほど前になりますが、当時のことは今でも結構覚えているものです。

1.〇〇なものには危険!

僕が受験した年は気温が低く、2月2日には雪も降りました。ただ、もっと印象に残っているのは人生で初めての受験、つまり1月に受けた学校のことです。栄東を受けたのですが、当日の朝に自分の家から直接行くのは大変ということで祖父母の家に泊まってから行くことになりました。

何といっても、初めての受験です。ゲン担ぎ、そして自分が好きな食べ物の1つ、ということで腕を振るって「カツ」を作ってくれました。受験期もかなり最後の方まで運動も続けていた自分は結構食べる方でした。それが好物ともなれば、我慢なんてできる訳がありません。

とても、好きなものを食べ、幸せな気持ちでその日は布団に入りました。

しかし、問題は試験当日。そう皆さんの予想通り当日の朝の胃腸の状態は最悪。しかも、当日寒かったこと、緊張もあったことが合わさって、普段から行くことの多いトイレに、いつもの2倍ぐらい行ったような記憶があります。

皆さまこんなことは分かりきっているかも思いますが、受験前の脂っこいものには要注意!いい気分の後には胃もたれが待っているかもしれません!

2.こんな時は友達に頼ってもいい!

こちらは大学受験の経験から。私は大学受験で本命だった慶應大学以外に行くことはほとんど考えておらず、そこ以外の受験の時にはリラックスできた代わりに、本命に落ちたらどうしようという心配から、慶應を受験した当日には緊張でガチガチになっていました。

三田キャンパスの教室にいっても周りには知らない人ばかり。みんなよそよそしく、何やら参考書などを見ています。自分もそうした方がいいのかな、なんて思いつつも、緊張のせいで何をみても目線は紙の上を滑るだけ。迫りくる試験開始の時間…みんな一言も発することなく、椅子が軋む音だけが教室にこだまする中、

ガラガラガラ…

急に教室の扉が開きました。そんなにギリギリになって教室に入ってきたのは、なんと、やんちゃばっかりしていた高校の同級生。しかも、彼の席は自分の1つ後ろ。席に向かってくる途中にこちらに気が付いて、

「お!H・Yじゃん!やば!」

と大声で言うもんだからこちらも固くなっているのが馬鹿らしくなって、その瞬間、肩の力がすっと抜けてしまいました。

おかげで試験自体はいつも通りに行きました。しかし、それで話が終わりではありません。慶應の経済学部の試験では、英語、数学と終わって小論文が始まる前に休憩時間があります。そんなとき、その友達はスマートフォンでWikipediaの福澤諭吉のページを読みながら「俺完璧だわ!」と言い放ち、「そんなことありえない」なんて昼休み中雑談をして小論文に臨みました。

結果は2人とも合格だったのでハッピーエンドでしたが、落ちていたら笑い話にもならなかったでしょう。彼のあの胆力は正直うらやましかったです。でも、もし自分がそれを持ち合わせてないとしても、そんな友達がいたらその人頼ってもいいのだと思います。緊張症の人は試験の前に友達とどこかで待ち合わせして少し話をしてみるのはどうでしょうか。意外と友達の顔を見るだけでも安心するものだと思います。

改めて自分の体験から得られる教訓を見返してO・Hさんと比べるとなんと、浅はかなものか…それでも読んでいただいた方には受験の時にこんなことをしている人間もいるのだと少しリラックスしてもらえれば何よりです。

受験シーズンにいよいよ本格突入ですね。皆さまの成功を心から願っております。

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H.Y

この記事を書いたのは...

H.Y

パリ政治学院修士1年
ハンドボール、スカッシュ、尺八と
マイナーなものをせめがち。

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