サカセルコラム

残りの期間でやってほしいこと~先輩からのお願い~ Column

学生講師の小話

残りの期間でやってほしいこと~先輩からのお願い~

2020.12.16

こんにちは。中央大学4年の長谷川達です。最近寒すぎて、ヒートテック2枚着に加えてお腹と背中にカイロを貼っている長谷川達です。

12月も半ばに入り、街はだんだんとクリスマス、年末年始へと浮かれた雰囲気になってきた一方で、中学受験を控えている皆さんは勝負の年末年始ですね。

私も小学6年生の元旦は当時通っていた個別指導塾に行き、勉強したのを覚えています。

私の小学校はクラスのほぼ全員が中学受験をするような小学校だったので、中学受験が一般的にマイノリティなものだとは知ってはいたものの、身をもってそう感じたことがほとんどなく、元旦に塾に行って勉強したことも「みんな勉強してるし」くらいの感覚でした。

中学に入っても、皆、中学受験を経験して入ってきているのでその感覚が覆されることはありませんでした。

しかし、大学に入り、友人と話していると圧倒的に中学受験を経験している人が少ないことに気付かされ、本当にマイノリティなのだと身をもって実感しました。この一種のカルチャーショックにより、中学受験をできたこと、そして、私立中学に通えたことが全く「当たり前」なことではないことに気付かされました。

そこから、興味本位で中学受験情報について検索していくにつれ、自分が将来家庭をもったときに、子供に中学受験をさせられるような大人になれるのだろうかと考えることが多くなり、両親の偉大さを実感するとともに、同時に全く感謝の気持ちが足りてなかったことに気付きました。

これから中学受験を控えている皆さんが、必死に勉強されている姿を、自習室の管理をしながら見させてもらっています。皆さんは、私が受験生だったころと比べて遥かに集中して、かつ、遥かに多くの時間勉強しているなと感じています。

だから、残りの期間は自分に自信をもって過ごして下さいね。

一方で、皆さんが中学受験をできるという環境にあること自体が、決して「当たり前」ではないことも頭に入れておいてください。そして、ご両親もきっと皆さんと同じくらい辛い時間を過ごされていらっしゃると思います。

だから、塾の帰りでもいいです。言葉にするのはなかなか恥ずかしいかもしれないですが、是非言葉で「いつもありがとう」と日ごろの感謝を伝えてみてください。

先輩からのお願いです(笑)

皆さんが残りの期間を、自信と感謝の気持ちをもって過ごされ、最後に笑顔になれますように。

それでは今日はこの辺で。

また、次回の記事でお会いしましょう!

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長谷川 達

この記事を書いたのは...

長谷川 達

中央大学法学部4年。
弁護士を目指して院進予定。
沼にハマらなければいいですが、、、

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