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個別指導・家庭教師の自律学習サカセル
サカセルコラム
中学受験の意義 Column
サカセルで学生講師をしている大学四年生です。
8月ももうすぐ終わりです。
今年はコロナウイルスの影響で例年とは全く異なる日々を送っている方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は私なりに感じている「中学受験をして良かった事」について書いていきたいと思います。
まずは「良質な出会い」を挙げたいと思います。
小学校入学・中学入学・高校入学・大学入学・就職など人生には出会いのポイントがいくつかありますが、偶然一緒になるのか、特定のフィルター(入試など)を通過して出会うのかといった違いがあります。
また出会った人間と3年間一緒なのか6年間一緒なのかといった違いもあります。
中学受験をすると基本的には6年間一緒であるため、いわゆる「中学の友達」「高校の友達」に比べると深い付き合いができます。
また大事な10代の時間の大半を「特定のフィルターを通過した知的水準の高い層」」と過ごすことができます。
知的水準が高いという表現に関して補足すると、勉強にとどまらず読書、将棋やオセロ、スポーツやゲームなど幅広い分野に関心を持ち、結果を出しているというニュアンスです。
特に10代は周りの環境に影響されて人格が定まっていく側面が強いので、こういった部分は重要になってきます。
そしてこれらはやがて人脈にもなっていきます。
次に「思考体力」を挙げたいと思います。
中学受験では、小学生が解くには難しい問題を大量にこなさなくてはなりませんし、時間も限られています。
難解な課題を試行錯誤して進めていく頭の基礎体力が日々養われていきます。
また、最初は出来なかったことを努力してできるようになるといった成功体験を積むことができるので、漫然と遊んでいる小学生とは大きく差がつきます。
次に「教養」が挙げられます。
中学受験の勉強で扱う一部の知識は、以後学ぶ機会の無い内容だったりします。
スポンジのように知識が入ってくる時期にこういった教養を身につけることは非常に大事であると考えます。
挙げ続けたらキリがないのでやめますが、他にも得られる事はたくさんあります。
「他の子が遊んでる中、勉強をするのが大変」や「成績が上がらなくて困ってる」など不満やストレスが噴出してくる時期でもあると思いますが、今頑張ることが後々の大きな財産になっていくという事を頭において暑い夏を乗り切っていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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