とうとう発令された緊急事態宣言。
この状況下、対面授業を積極的に奨励することはさすがに考えられません。
そこで「時代に迎合するべきか・・・」で検討していた遠隔授業のテストを急ピッチで進めています。
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授業として充分なクオリティを保つ条件としては、
「互いの手元がハッキリと見えること」
が必須だと考えました。
もちろん普段の授業では、表情や視線などから、集中度やアタマの中の動きを確認することで、個別指導としての質を高めていくわけですが、実際のところ、手元を確認する時間が大半を占めます。
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独自のソフトを利用して、相手と画面を共有して書き込めるとか、複数人が参加してとか、ズームや保存も楽々とか・・・そのような機能はもちろん便利でしょう。
ただ講師と家庭の双方が使いこなすためには相応の時間と労力が(もしかすると金銭面でも)必須です。
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そこで一般に多く普及しているツールを、色々と試してみたわけです。
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①
facetimeは僕も普段、家族との会話で使っています。
Apple製品同士なら音声もクリアで画質も高くて良いですね。
ただ僕のメインPCはMicrosoftのsurfaceなので対応していないんです。
僕のiPhoneから生徒宅のiPadもしくはMacにかけることで、僕の手元を生徒の大画面に映すことは出来そうです。
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②
Lineも非常に普及率の高いアプリですね。
携帯電話だけではなく、パソコンやタブレットから操作することも可能であるようです。
音質や画質も特に問題ではないレベルです。
画面の分割も含めて使い勝手は良さそうです。
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③
Skypeは老舗のビデオ通話ソフトですね。
画面の共有などもしやすく、その他に録音や録画などの機能も備えているため、慣れてきたら、さらに使いやすくなりそうです。
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④
zoomは最近話題のビデオ会議ツールですね。
私立小の双方向授業のツールとしても活用されているそうです。
参加する側には非常にハードルが低く、またビデオ会議に必要そうな機能も多々備わっているので、こちらも活用できれば非常に便利なツールになりそうです。
指摘されているセキュリティ面の不備が少々気になるところですね。
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その他、GoogleのハングアウトやMicrosoftのTeamsなど、僕が知らないうちに世の中はドンドン進んでいたようです・・・
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さて、このあたりを皆様からのアドバイスを受けつつ実験しているわけですが、どうやら最も隙が無いのは「上記のツールから2種類を同時接続」かなと考えています。
互いに大きな画面で手元を確認することができ、また片方の回線が不調に陥っても授業を継続することが可能です。
表情の見え方は課題ですが、設置の仕方次第です。
あとはハウリング。
マイクやスピーカーを上手く調整しないといけませんね。
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とは言え、どうやらこれでweb授業を実施することは出来そうです。
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「サカセルオンライン」間もなく開講です。