サカセルコラム

RIZAPは なぜ痩せる? Column

サカセルの日常

RIZAPは なぜ痩せる?

2018.04.27

あの音楽が流れると、ついつい目が行ってしまいます。

RIZAPの勢いがすごいですね。

有名人のダイエットのビフォアー・アフターを、あそこまで明確に打ち出すインパクトは絶大。

ダイエット食品やダイエット器具が膨大な文字数とデータで効能を訴えても、視覚の衝撃にはかないません。

 

 

実は僕も。

RIZAPでは無いのですが、同じようなパーソナルトレーニングのモニターに応募したことがあるんです。

その結果、見事2ヶ月で18kgのダイエットに成功しました。

 

取り組んだ内容は、限界まで追い込む筋トレを週2回と食事の報告のみ。

ダイエットの王道の有酸素運動は、中学受験直前だったこともあり、ほとんど出来ませんでした。

 

では、なぜ痩せることが出来たんでしょう?

 

「個々の状況に応じたトレーニングプラン」

「科学的根拠に基づいた栄養摂取」

というのが公式の答えになりそうですね。

 

ただ実際のところは、もっと人間味の溢れる部分に本質があるかと思うんです。

僕の場合、痩せることの出来た本当の理由は以下の3つです。

 

①「高額を払うなら、痩せなきゃもったいない」

RIZAP2ヶ月で約30万円、僕がモニター応募したジムでは2ヶ月で約20万円でした。

理想の身体と健康な習慣を手に入れる対価として、安いと考えるか高いと考えるかは個々の価値観の問題です。

ただ僕は煩悩に満ち溢れた人間です、当然20万は高いです。

そんな状況で、このモニターでは僕の場合は12キロ減で全額キャッシュバックという条件でした。

それならタダで痩せてやる!

目標が明確な数値として提示されていたら、僕はやりますよ。

「モトは取る!」この意識が成功につながったことは否めません。

ちなみにキャッシュバックされた全額は、妻の電動自転車に換わりました。

 

 

②「体重の減り方がゲームみたいで面白かった」

数字として明確に減り始めると、毎日の体重測定が面白くなってきます。

グラフで見ても、あまりにも分かりやすい右下がり。

週に23キロずつ減っていきます。

前日より数100g増える日があると「なんでやねん!」と悔しく、少し厳し目に食事を制限することで、その翌日にはグッと体重を落とすことが出来ました。

数字は頑張りが端的に現れ、モチベーションの向上に直結します。

ダイエットモニター開始後、1か月強で早々と12キロ減を達成してからは、上位5名の逆に賞金がもらえるレベルを目指しました。

最終選考の一歩手前で脱落してしまったものの、痩せ方を知る良い経験になりました。

 

 

③「頑張らないとトレーナーに申し訳ない」

最大の要因は、おそらくこれでしょう。

1人でのダイエットは、どうしても自分に甘くなってしまうもの。

筋トレも追い込めない、食事制限もついつい甘くなってしまう・・・

その点、このダイエットではトレーナーにも恵まれました。

トレーニングの知識が豊富であることはもちろんですが、叱咤激励の声掛けが絶妙でした。

また毎日の食事に対して、栄養士さんもアドバイスと共に応援してくれました。

こんなに多くの大人がプロとして一生懸命サポートしてくれているのに、僕がヘマをして結果を出せなかったら申し訳ない。

そう思うと頑張らずにはいられません。

 

 

この3点が僕の痩せることのできた要因です。

残念ながら見事にリバウンドしてしまいましたが、夏も近づく今、そろそろ痩せ時かなと感じています。

 

さて、ここまで本業である中学受験とは関係のない話をしてきたようですが、実は根本は同じだと思うんです。

ダイエットとパーソナルトレーニングをそのまま中学受験とプロによる個別指導に置き換えてみてください。

①「高額を払うなら、痩せなきゃもったいない」

⇒①「高額を払うなら、成績を上げなきゃもったいない」

 

②「体重の減り方がゲームみたいで面白かった」

⇒②「成績の上がり方がゲームみたいで面白かった」

 

③「頑張らないとトレーナーに申し訳ない」

⇒③「頑張らないと先生に申し訳ない」

 

こりゃ成果も出るはずです。

 

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三宅 貴之

この記事を書いたのは...

三宅 貴之

自律学習サカセル代表。
東大寺学園から東京大学に進み、以降は大手集団塾や個別指導塾で講師としてキャリアを積む。
講師としてだけではなく新規事業の立ち上げ→運営→収益化のプロセスも経験し、満を持して自律学習サカセルを創設。

「新しいことを知る」ことを楽しめる好奇心で、その昔、高校生クイズで全国大会の準決勝に進出したことも。

プロ野球、読書、靴、腕時計、ビール、筋トレ…
色々と興味は尽きない中、一番の趣味は、やっぱり仕事。

卒業生との語らいや、娘の成長を日々の楽しみに、
さぁ今日も1日がんばります!

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