サカセルコラム

四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストはどう対策する?社会編 Column

四谷・早稲アカの活かし方

四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストはどう対策する?社会編

2024.04.13

約5週に1度実施される組分けテスト。

SAPIXの組分けテストとは違い、「範囲の決まっているテスト」の位置付けです。

今回は公民分野のみの出題となります。

●各回でおさえるべき内容のピックアップ

6回 公害と環境問題

・公害と環境問題

→高度経済成長期の影響で公害が発生していることをおさえる

 「環境に配慮しながら開発を続ける」ことになったのは、人々の健康や環境を守ることよりも、大量に生産することが重要視される時代の反省があるからです。

・いろいろな公害

→典型七公害と苦情件数ベスト3をおさえる
 1位騒音、2位大気汚染、3位悪臭です。
 光化学スモッグの名称と意味もおさえておきましょう。
 日本初の公害は明治時代の「足尾銅山鉱毒事件」です。

・公害を防ぐ取り組みと四大公害裁判

→四大公害病と、法律と条例の違いをおさえる

 ●四大公害病
  役所 環境庁 → 環境省
  法律 公害対策基本法 → 環境基本法

・水俣病〜水質汚濁
  場所 熊本県水俣市
  原因 有機水銀

・第二水俣病〜水質汚濁
  場所 新潟県阿賀野川
  原因 有機水銀

・イタイイタイ病〜水質汚濁
  場所 富山県神通川
  原因 カドミウム

・四日市ぜんそく〜大気汚染
  場所 三重県四日市市
  原因 二酸化硫黄(亜硫酸ガス)

 法律は全国民が守る決まり、条例は都道府県・市区町村などその地域のみ適用される決まりです。

・地球の環境問題

→地球温暖化・酸性雨などの名称・発生場所・原因・結果をおさえる

 ①地球温暖化
  原因 化石燃料の燃焼
  結果 地球の平均気温が上がり、海面上昇などにつながる

  化石燃料を燃やす→二酸化炭素が発生する→大気中の二酸化炭素が増える→地球全体の平均気温が上がる と段階ごとの内容をおさえましょう。

  国や地域ごとの二酸化炭素排出量ベスト3は1位中国、2位アメリカ、3位ヨーロッパ諸国となっています。

 ②熱帯林の減少
  場所 東南アジア・ブラジルなど
  原因 必要以上の森林の伐採、焼畑農業
  結果 砂漠化が進む

 ③海洋汚染
  原因 一定以上の汚染物質・プラスチックごみが海に流れ込むこと
  結果 海洋生物にマイクロプラスチックが蓄積し、死滅する原因に

 ④酸性雨
  場所 ヨーロッパ・北アメリカ
  原因 自動車の排気ガス・火力発電所の煙
  結果 森林が枯れる、魚介類が死滅する、石膏像が溶ける

 ⑤オゾン層の破壊
  原因 フロンガスによるオゾン(層)の分解
  結果 紫外線が強くなることにより、皮膚がんなどの原因に

・地球環境問題解決のためにできることは?

→SDGs・食品ロス・エコカーの名称と意味をおさえる
 SDGsとは「持続可能な開発」を表します。

 ・3R

  Reduce(リデュース) … 「減らす」
  Reuse(リユース) … 「再使用」
  Recycle(リサイクル) … 「原料に戻して再利用」とおさえましょう。

 ・食品ロス … まだ食べられるにも関わらず捨てられる食品とその問題のこと

 ・エコカー … 環境への悪影響を少なくした自動車
  ・ハイブリッド車 … 電気と石油が半分ずつ
  ・電気自動車 … 電気のみ、石油なし
  ・燃料電池車 … 水素と酸素による電気のみ、石油なし

・水俣市の今

→水俣湾が地図のどのあたりなのかをおさえる

7回 結びつく人・物・情報 〜交通・通信・情報化〜

・環状道路にはどんな役割があるの?

→「三環状」の名称をおさえる

・国内の交通

→「国内の輸送量」のグラフと、白地図の資料を使って新幹線の名称と区間、高速道路の名称をおさえる

 貨物輸送 <1965> 船>鉄道>自動車
      <2018> 自動車>船>鉄道>>>>>>>>>>>>>航空機

 旅客輸送 <1965> 鉄道>自動車>>>>>>>>>>>>>>>船>航空機
      <2018> 自動車>鉄道>航空機>>>>>>>>>>>船

 時代によって中心となる交通手段が変わっています。
 リニア中央新幹線が品川駅〜名古屋駅で開通させるために、明石山脈の地下をトンネルで掘ろうとしている、ということ

モーダルシフトが極力自動車以外を使用して荷物を運ぶ仕組みであることもおさえておきましょう。

・海外との交通

→東京国際空港と羽田国際空港の場所・特徴、コンテナ船とタンカーが何を運ぶのかをおさえる

・通信の発達

→昔の通信と現代の通信の違いをおさえる

<1871>郵便制度
いつ 明治時代
内容 手紙によるやりとりが可能に

<1872>東京日日新聞(のちの毎日新聞)発行
いつ 明治時代
内容 日本で初めての全国紙が発行された

<1925>ラジオ放送 開始
いつ 大正時代

<1953>テレビ放送 開始
いつ 昭和時代

<1960>テレビのカラー放送 開始
いつ 昭和時代

現在…インターネットとスマートフォンが中心

・情報化社会とわたしたち

→SNS、ICT、メディアリテラシー、プライバシーの権利の名称と意味をおさえる

・観光立国、日本のおもてなし

→インバウンド、ピクトグラム、ハラールの意味と名称をおさえる

8回 日本と世界の結びつき 〜日本の貿易〜

・動く冷蔵庫?

→コンテナの名称、長所をおさえる
 長所はサイズが固定化されているため、中の荷物を取り出さずに積み替えができるところです。

・どこから輸入されているの?

→「どの商品をどこから輸入しているか」だけでなく、「国の名前を聞いて何を輸入しているのか」を答えられるようにする

 商品の輸入先ベスト3は必ずおさえましょう。入試でも頻出です。
 一例として、「オーストラリア」と聞いて、「鉄鉱石・石炭・天然ガス・肉・小麦を輸入している」と判断できるようにすることも重要です。

・日本の輸入

→原料や燃料の輸入を行う「加工貿易」から、現地生産を行って「逆輸入」を行うようになったことをおさえる

 小麦・肉類・野菜・魚介類の輸入先はベスト3までおさえます。
 ちなみに、小麦の輸入先3位はオーストラリアです。

・どこに輸出しているの?

→自動車・電子部品の輸出先、<2011>からの貿易赤字の原因をおさえる

・日本の貿易相手

→輸出相手のベスト3、輸入相手のベスト3、戦前・戦後・最近の貿易の主力商品をおさえる

●貿易の中心商品

<1935>せんい工業を中心とした加工貿易
輸出 せんい品(生糸など)
輸入 せんい原料

<1975>重化学工業を中心とした加工貿易
輸出 機械類>鉄鋼>自動車>船舶
輸入 石油>石炭>機械類>木材

<2020>現地生産と逆輸入が中心の貿易
輸出 機械類>自動車>自動車部品
輸入 機械類>石油>液化ガス>医薬品

・日本のおもな貿易港

→取り扱っている商品から、各港を判断できるようにする
 貿易額の多い順に並べてみます。

①成田国際空港
…輸出に半導体で空港が確定、金があるので、「成金」と覚える

②東京港
…輸入に衣類・肉類・魚介類、「グルメの人たちが東京に多い」と覚える

③名古屋港
…輸出に自動車・自動車部品・内燃機関で50%近く、「世界のTOYOTA」と覚える

④横浜港
…輸出に自動車・プラスチック・内燃機関で25%ほど、「バイクのKAWASAKI」と覚える

⑤関西国際空港
…輸出に集積回路で空港が確定、金がないので「関空」と覚える

⑥大阪港
…輸入に衣類・肉類、「魚介類はないのが大阪」と覚える

⑦神戸港
…輸入にたばこ、「タバコとマッチのセット販売」と覚える
→神戸は日本でも数少ない「マッチ」が生産できる地域。
 火をつけないと吸えないタバコとセットで販売されている、と考えましょう。

・貿易で使われるお金

→輸入に有利なのは円高、輸出に有利なのは円安

 ●円高・円安

  ・為替相場…国によって異なる通貨と通貨の交換比率
   ~レート

                                 

・円高・ドル安…外国の通貨に対して、円の価値が高くなったこと
       ~ドルを円に替えようとする人が多くなる

・円安・ドル高…外国の通貨に対して、円の価値が低くなったこと
         ~円をドルに替えようとする人が多くなる

・増える現地生産

→どうして現地生産が増えたのかをおさえる

 ●貿易のすがたの変化

  以前 加工貿易…海外から輸入した原材料を加工して工業製品を輸出する
  現在 ❶アジア諸国からの製品輸入が中心となっている
  理由 ①日本企業の現地生産が活発となり、海外で製造された製品が日本に逆輸入されるようになった
     ②中国・東南アジアなどから安い製品が輸入されるようになった
     ❷現地生産が中心となっている
  理由 ①日本の自動車輸出が増大したことでの貿易摩擦を解消するため、日本の自動車会社が海外に工場を作った~産業の空洞化
     ②<1985>以降の円高~輸出に不利 を背景に、国内ではなく地価や賃金の安いアジア各国で製造を行うようになった

9回 日本のすがた

・初日の出が最も早いところは?

→太陽は東から西に動くので、南鳥島が一番早いとおさえる

・日本列島

→日本の東西南北の端の島の名称とどの都道府県に所属しているか、領海・排他的経済水域・公海の名称と意味をおさえる
 日本が北東から南北へ約3000kmにわたって連なる という話も頻出です。

・世界の中の日本

→海:陸が7:3であること、緯線と経線についておさえる

▼緯線~南北を表すヨコの線

    0度 赤道
  90度 北極・南極
  ※北緯40度 秋田県大潟村、ニューヨーク、ペキン、フランス、スペイン

▼経線~東西を表すタテの線

  0度 本初子午線 
場所 イギリスのロンドン
  180度 日付変更線
   ※東経135度 日本標準時子午線 
場所 兵庫県明石市

・領土をめぐって

→どの領土がどこにあり、どの国ともめているかをおさえる

 ①北方領土
  場所 北海道の国後島・択捉島・歯舞群島・色丹島
  相手 ロシア連邦

 ②竹島
  場所 島根県
  相手 大韓民国

 ③尖閣諸島
  場所 沖縄県
  相手 中華人民共和国

・日本の面積

→約38万㎢とおさえる

・日本の人口

→総人口が1億2600万人で、少子・高齢化により減少傾向であるとおさえる
 世界の人口は70億人を超えた、というのもおさえておきましょう。

・人口のかたより

→過密と過疎の名称と、どこで見られるかをおさえる
 東京と沖縄は第三次産業の人口が80%を超えています。

・これからの日本の人口は?

→どの時期にどの人口ピラミッドの形になるのかをおさえる

65歳以上の高齢者の割合が全体の7%で高齢化社会、14%で高齢社会、21%で超高齢社会と名称が変わります。
また、5年ごと、西暦の末尾が0・5の時に実施される調査は「国勢調査」です。
国政調査ではないので注意です。

・変動する大地

→日本が環太平洋造山帯に属していること、各種プレートの大まかな位置、フォッサマグナがどこからどこまで通っているかをおさえる
 世界ジオパークの出題も増えてきました。新潟の糸魚川、熊本の阿蘇、静岡の伊豆半島はおさえておきましょう。

★テストの構成・テキストの構成・対策と優先順位(毎度大きな変化はないため再掲となります)

【テストの構成】

 35分 100点満点 配点・出題形式は一例です。

大問1 26点 書き取り10問 選択肢2問
大問2 46点 書き取り14問 選択肢9問
大問3 28点 書き取り4問 選択肢8問

35分で約50問。

傾向に変化がなければ、記述はなく、書き取りが中心の形式です。

一問一答の「名称」を問う形式がほとんどであるため、きちんと努力を重ねていれば報われやすい形式となっています。

これは昔から変わらずですが、「処理力」を重視した設問の構成となっています。

以前と変化があったのが書き取り問題で、一部のみ漢字指定だったのが、ほとんどの問題で漢字指定となっています。

自信のない内容は「ひらがな」で書けば◯がもらえる…という「安全策」が以前は取れましたが、難関校に向けた対応が必要になったと言えます。

【テキストの構成】

総合回以外の通常回 予習シリーズ

・テキスト解説ページ(ちょっとくわしく、今回のポイントも含む)

→基本的に太字を中心にチェックします。太字の多くは「名称」です。「名称」を中心に押さえるのが大切ですが、「名称を聞いた時に内容がきちんと言える状態」が望ましいです。

図・表・グラフからの出題も多いので、「どれが何を指しているのか」知っておくと良いでしょう。【なぜそういった数値・グラフの動きになっているのか】までおさえておいた方が良いです。

塾の先生に質問する機会があるならば、【図・表・グラフを見分けるポイント】【目立つデータがあれば、なぜそういうデータになっているのか】を質問するのが良いでしょう。

・要点チェック

→比較的取り組みやすい一問一答です。集団授業を受けているなら、授業後に一番に取り組んで欲しい内容となっています。

総合回 予習シリーズ

・学習のまとめ

→約4回分の内容を凝縮したテキスト解説コーナーです。ここはそこまでチェックしなくて良いでしょう。

・要点チェック

→通常回とは違い、図・表・グラフからの出題が中心です。比較的取り組みやすいので、なるべく早めに解くのが良いでしょう。

・練習問題

→組分けテストに近い形式の問題です。配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。

予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。

総合回以外の通常回 演習問題集

・まとめてみよう!

→予習シリーズのテキスト解説ページを「穴埋め形式」にしています。「名称」を中心に問う形式となっているため、早いタイミングで取り組みたい内容となっています。

・グラフに書きこもう!

・白地図に書きこもう!

→予習シリーズのテキスト解説ページに載っている内容のうち、「問われやすい問題」を中心にピックアップしています。

これも早いタイミングで取り組みたい内容となっています。

・練習問題

→予習シリーズに載っているものと同様、組分けテストに近い形式の内容です。

予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。

・発展問題

→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。練習問題よりも難易度は難しめで、ここで初めて見る内容の問題も存在します。

余裕があるなら毎週のルーティンに組み込みたい問題です。

・記述問題にチャレンジ!

→入試問題をもとに出題される記述問題です。

難しい問題も含まれています。この問題に取り組むなら、担当の先生などに採点をお願いしたいところです。優先順位は少々下がります。

総合回 演習問題集

・練習問題

→組分けテストに近い形式の問題です。

配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。

予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。

4週間前に扱い、忘れてしまっている内容を思い出すきっかけにもなりますし、是非取り組みたい内容です。

・応用問題

→こちらも、組分けテストに近い形式の問題です。

配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。

予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。

練習問題よりも少々難しめですが、ぐんとレベルが上がるわけではないので、「聞かれ方の引き出し」を作るためにも取り組むことをオススメします。

・チャレンジ問題

→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。

通常回の発展問題と同じ立ち位置の問題です。
こちらも余裕があれば取り組んでおきたい内容となっています。

【対策と優先順位】

□通常回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)

①テキストを読む
②太字を中心に、表・グラフ・図の内容などもチェックして内容をおさえる
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する

④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む

■通常回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)

①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノート・テキストでマークした箇所などを見返して記憶を整理する
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む

毎週の取り組みで⑧まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。

偏差値50~55を目指すなら⑤~⑥まで
偏差値60以上を目指すなら⑦まで

入試問題を見据えて取り組むなら⑧まで実施し、担当の先生に添削してもらう

というところでしょうか。

④までで終わりにする子も一定数いますが、「入れ込んだインプットの内容をアウトプットして確認する」作業を行っていないため、組分けテストに対応するのは難しいと思います。

せっかく取り組むならば、最低でも⑤もしくは⑥までをワンセットにすることをオススメします。

□総合回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)

①通常回のテキストをざっと読み直す
②演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する

④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む

■総合回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)

①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する通常回のテキストをざっと読み直す、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む

こちらも通常回と同様⑦まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。

偏差値50~55を目指すなら④~⑤まで
偏差値60以上を目指すなら⑥~⑦まで

というところでしょうか。

練習問題・応用問題・チャレンジ問題を取り組み、なぜその答えになるのかがわかる状態になっていれば、かなりの点数が見込めます。

四谷大塚の組分けテストの社会は努力が反映されやすいです。

4科目の勉強のバランス・目指す偏差値からどこまで取り組むかを決め、進めていくのが良いでしょう。

四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストについては以下もご覧ください。

四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストはどう対策する?算数編
四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストはどう対策する?国語編
四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストはどう対策する?理科編 
四谷大塚・早稲アカ5年生 4月度組み分けテストはどう対策する?社会編


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増田 雄介

この記事を書いたのは...

増田 雄介

圧倒的な指導力、学校別の専門性の高さ、そして面倒見の良さを持つ自律学習サカセルの国語・社会の看板講師。

その驚異的な指導力を武器に、大手集団塾の開成中コースの国語担当や有名個別指導塾のリピート率1位の凄腕講師として活躍。
成績が本当に伸びる実戦的な指導に目を付けた自律学習サカセルからのスカウトを受け、満を持して文系科目の講師として指導開始。

個別指導の業界では指導力No. 1の呼び声も高く、逆転、順当のどちらの合格にも強く、生徒のレベルに関係なく指導できる幅広さを持っている。

生徒だけでなく、自分の子供の成長を見守るのが楽しみな一児の父でもある。
趣味はぽっちゃりの自分でも着られるファッションの構築。

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