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読書感想文~嫌われる勇気①~ Column

学生生活

読書感想文~嫌われる勇気①~

2020.09.28

こんにちは。先週は雨が続きましたが、今日は一転して快晴です。こんな日はどこか旅行にいってアウトドアなことを楽しみたいものですね。

さて、本日から始まりました読書感想文シリーズ。これは私がこれまでに出会った本の中から厳選し、概要をご紹介するコーナーです。今回は岸見一郎さんの「嫌われる勇気」の第一章の内容をご紹介させていただきます。この本は、先日私が本屋に立ち寄り、”売れ筋ランキング!!”と題された本棚から、つい衝動買いしてしまった本です。本屋さんの策略に見事ハマってしまったわけであります(笑)。

これは、とある哲人と悩める青年との対話形式で進んでゆきます。哲人は「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日からでもすぐに幸せになれる」と断言する哲学者で、アドラー心理学の考えを持っています。一方、青年は生きることがとても辛く感じていて、哲人の考えに納得いかないため、論破しようと彼の元へ乗り込むのです。

アドラー心理学とは、オーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーが創設した新しい心理学で、「どうすれば人は幸せに生きることができるのか」という問いにシンプルで具体的な答えを提示しています。第一章ではトラウマを否定するという答えが提示されています。

人は現状に少なからず不満やネガティブな感情を抱いています。嫉妬や自己嫌悪といった感情は過去の出来事が原因だと考えがちです。つまり、人を不幸にする何かしらの原因があって現在があるという考え方です。これを原因論といいます。例えば、あなたが通行人と肩がぶつかり、怒って大きな声で怒鳴ったとします。このときあなたの心は「①怒った→②だから大きな声で叫んだ」と考えてしまうでしょう。

しかしアドラー心理学では、過去の原因ではなく現在の目的を考えるのです。人は目的を果たすために、原因となる感情を作り出していると言うのです。これを目的論といいます。少し難しいですよね(笑)。つまり上の例では、あなたは大きい声を出すために、怒りという感情を作り出したと考えるのがアドラーの考えなのです。

もし人が過去の原因や経験によって今が決められているのなら、これから先の未来も1つに決定されてしまう。しかし、裕福な家庭に生まれた子もいれば、貧しい家庭に生まれた子もいる中で、貧しい家庭に生まれた子は必ず不幸になるなんてことはありませんよね。このようにアドラーは過去のトラウマを否定することが大切だと言っています。

まとめると、過去ではなく「今をどう生きるか」に目を向けることで、人は何にでもどうにでも変わることができるのです。私は本の冒頭から感銘を受け、ドハマりしてしまいました。ではまた。

【次回予告】

第二章:すべての悩みは対人関係

お楽しみに。

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TAKUMI

この記事を書いたのは...

TAKUMI

医者の卵3年目。
ゴルフとお酒とラーメンが大好きなおっさん(22歳)

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