この記事を書いたのは...
TAKUMI
医者の卵3年目。
ゴルフとお酒とラーメンが大好きなおっさん(22歳)
個別指導・家庭教師の自律学習サカセル
サカセルコラム
記憶の定着 Column
こんにちは。久しぶりの投稿になります。先日、豊洲のショッピングセンターで秋物の私服を安く買うことができました。いち早く涼しくなってくれることを祈ります。
さて、今回のテーマは「記憶の定着」です。みなさんはどのように勉強をしていますか?数学や物理、現代文などの論理的な思考が必要とされる科目もありますが、基本的にどの科目にも「暗記」がベースとなってくると思います。生物や日本史、世界史、英語はもちろん、数学や物理の公式においても暗記が求められます。紙に書きなぐる、声に出す、赤い下敷きで隠す、他人に説明する、体を使う、ひたすら睨めっこする等さまざまな方法があると思いますが、効率的な暗記方法を知ることができればハッピーですよね。
まず記憶には以下の3つのプロセスがあります。
この3つの段階を踏んで人は記憶することができます。例えば、1週間前の夕飯をみなさん覚えていますか?(覚えていませんよね)。もし1週間前の夕飯を記憶するためには、食べたときにインプットして、覚え続け、必要なときに思い出すことを繰り返すことで記憶することができるのです。
しかし、1週間前の夕飯などほとんどの人が覚えていません。なぜなら、覚える必要がないからです。つまり、記銘→保持することはできても想起する機会・チャンス・必要性がないため記憶することができないのです。しかし、これが恋人との記念日のディナーだとしたらどうでしょう?大切な日を2人で過ごすことによって強く記銘・保持され、LINEや会話などでその日を振り返ることで繰り返し想起されますよね。その他にも友人や家族と過ごした思い出も忘れにくいと思います。つまり、記憶の三段階において最も大切なのは③想起といっても過言ではないのです。
我々は暗記をする際、どうしても①記銘に重きを置いてしまいますが、③想起もおろそかにしてはいけません。ではどのように勉強するのが効率的な暗記することができるのでしょうか。方法は至ってシンプルで、想起の機会を自分で作りだすことなのです。最もオススメなのが、他人に説明することです。そうすることで説明しているときに、自然と頭の中で覚えたことを思い出しているではありませんか!また、口に出し重要な箇所を強調して言うことで、2回目以降の記銘を同時にすることができるではありませんか!。
中学受験の頃、「こんなもの覚えて何になるのだ」とよく疑問を抱いていました。その答えは、記憶する練習をするためだったのです。親・先生・友人など誰でも良いのでドヤ顔で説明できるまでお試しあれ。
この記事を書いたのは...
TAKUMI
医者の卵3年目。
ゴルフとお酒とラーメンが大好きなおっさん(22歳)