中学受験、集団塾で成績が上がらない時に個別指導に切り替えるべき？

集団授業で伸び悩んだ場合に検討することが多い個別指導。

集団塾から案内をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

料金も集団塾に比べ割高になっており、検討には慎重になりますよね。

集団授業が既製品だとするならば、個別指導はまさにオーダーメイド。

失敗したくない気持ちも非常によく分かります。

今日はそんな成績が上がらない場合においての個別指導の上手な使い方をお伝えさせていただければと思います。

成績が上がらない原因に関してはこちらの記事をご参照ください。

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1. 個別指導で成績は上がる？

まず初めに本当に個別指導で成績が上がるのか、という根本的なお話をしていきたいと思います。

結論から申し上げますと、成績は上がるかどうかは講師次第です。

成績が上がりやすい要因をご紹介します。

【講師の実力がある】

これは言うまでもないですね。

しっかりと体験授業などで判断をしていく必要があります。

教え方、中学校の知識、お子様の現状をどれだけ分析できるか、今後のプランニング力、などを指標にしてみてください。

【子供との相性が良い】

これも重要です。

人間ですので相性というものがあるのは仕方がないことです。

講師との相性が良くないと伸びないことが多いです。

個別指導はオーダーメイド商品ですので、お子様との相性も見定めていく必要があります。

お子様本人の感想、親御様の感想とを合わせてご検討ください。

逆に言うとお子様の性格を聞いてもないのに講師を当てがおうとする個別指導は我々の視点からすると信用できません。失敗しないためには気をつけたいですね。

2. 効果的な個別指導の利用方法

では次に効率的な個別指導の利用についてお話をしていきます。

個別指導においては以下の2通りの利用方法が挙げられます。

多いのは最初の利用です。

ではそれぞれの効果的な利用方法を見ていきましょう。

【集団授業との併用での利用】

これは集団授業をメインとし、サブの役割として個別指導を利用する方法です。

集団授業で単元の導入を受けた後に、抜けている部分や本人の現状を鑑みての別の解き方の指導等を個別指導で行っていきます。

また、どの問題を重点的にやるべきで、どの問題は必要がない問題か、などのテキストや宿題の指示もできるのが個別指導の強みです。この時に講師の分析能力と中学受験への知識が高ければ高いほど的確な指示が出せます。

お子様にあった、まさにオーダーメイドな指導が可能なわけです。

さらに、上記とは別に「宿題が終わらない！」という生徒さんもいらっしゃいます。そういうお子様に関しては宿題を一緒にやると言ったことも可能です。

以上のように、集団授業を最適化し、効率を高めていくことが個別指導では可能です。

【個別指導のみの利用】

併用生とは異なり、個別指導1本というご家庭も一定数いらっしゃいます。

特に6年生の9月以降の集団授業のカリキュラムが終了した後に、個別指導への一本化というご家庭が多いように感じます。

受験期直前では集団授業の重要度よりも志望校に特化した個別指導の重要度の方が高まっていくからです。

この場合は個人の苦手な単元では時間をかけて、得意単元では難しめの内容を、という形でこれまたオーダーメイドの授業が可能です。

集団授業の最大公約数的な授業とは異なり、本人の現状とを照らし合わせて効率の良い指導ができます。

ただ気をつけたい点として、集団授業とは違い競争相手が直接見えなくなるので、競争意識が薄くなりがちです。ここは気をつけないといけません。

【スポットでの利用】

上記の2つとは異なり、定期的な利用ではなく、不定期での利用方法もあります。

例えば、

などですね。

こちらの方がハードルも低く、また気に入った講師がいた場合はそのまま継続といった動きもできますので、オススメのご利用方法です。

しかし、実力のある講師の場合はどの日程も埋まっていることも少なくありません。

特に受験の直前期はブラック企業も青くなるレベルで埋まることもしばしば……。

早めに予約を取ることをオススメ致します。

3. まとめ

ここまで見てきてどうでしたか？

少しでもお役に立てていればと思います。

成績が上がらない理由は人によって異なりますが、成績が上がりやすくなるポイントというものは存在します。個別指導の利用でお悩みの方の参考に少しでもなればと思います。

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