サカセルコラム

どうやってべんきょうするの? Column

勉強一言アドバイス

どうやってべんきょうするの?

2020.07.31

 7月31日。いよいよ7月の終わりを告げようとしています。歳を取るにつれ、時間が経つのが早く感じます。(まだ22歳)

 さて今日も小学生2人の自習管理をしています。自習室で黙々とペンを走らせる音が響きます。私は中学受験を経験しましたが、遊んでばかりでよく親を悩ませていました。勉強習慣をつけるのって難しいですよね。どうしたら小さいころから勉強習慣をつけることができるのでしょうか。

 ある日、息子を進学校に通わせた主婦の講演に私の母が行ったそうです。そこで同じような議題になり、「どうやったら子供を勉強させられますか。」という質問に対して、その方は「子供は勉強しないものなのです。」と答え、勉強させるためにリビングをすべて子供の勉強机を並べ、テレビといった勉強の邪魔になるものはリビングに置かない工夫をしていたそうです。また、どうしても勉強をしていなかったら「30分でもいいからやって」と声をかけるそうなのです。要するに、勉強をせざるを得ない状況を家で作ることが大事なのだなと話を聞いて感じました。

私は非常に感動しました。自発的に勉強をするのはいくつになっても難しいことです。そのために大事なことはいかに勉強しやすい環境を整えるかということに気づいたのです。私は改めて、塾に通わせてもらい、参考書を揃えてもらった両親に感謝しなくてはならないと思いました。当たり前のようにペンを握ってきましたが、親の支えがなければ中学受験・大学受験を乗り越えることができなかったことに気づいたのです。

 しかしそれでも、遊びを全くせず、勉強だけをコンスタントに継続することは非常に難しいと私は考えます。そこで私は高校生の時に、「遊びながら・勉強をする」というスタンスを作ろうと考えました。一見逆説的なことに聞こえますが、矛盾はないのです。その方法は至ってシンプルで、勉強をするときは単にペンを握るのではなく、60~90分単位で終わらせるべきミッションを決め、達成した場合はその報酬として10分の休憩が得られるという方法です。これを確立したことにより、終わらせるべき課題に超効率的に取り組むことができ、余った時間を遊びや睡眠に費やすことでストレスフリーな生活がすることができました。

 勉強にはさまざまなやり方があると思いますが、この記事が少しでも悩める学生の支えになれば幸いです。

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TAKUMI

この記事を書いたのは...

TAKUMI

医者の卵3年目。
ゴルフとお酒とラーメンが大好きなおっさん(22歳)

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