この記事を書いたのは...
自律学習サカセル
池尻大橋駅から徒歩2分。
国道246号線沿いの個別指導塾、家庭教師センター。
特に中学受験は専門プロ講師によるコースを設置し、高い実績をあげている。
東大・ 医学部・早慶大生を中心に意欲の高い講師が指導する、中高一貫校・大学受験コースにも定評あり。
個別指導・家庭教師の自律学習サカセル
サカセルコラム
早稲アカからの転塾、原因ごとにプロが気を付けるべき点を解説! Column
「現在、早稲田アカデミーからの転塾を検討しております。転塾する場合に気をつけなければならない点などを教えていただきたいのと、本当に転塾しても良いのかなどを教えて頂ければと思います。」
というご相談を頂きました。転塾というものはご家庭とお子様にとって、一大決心だと思います。
大きな方向転換ですからね。
また、塾の先生などにも相談はしにくく、非常に不安になられると思います。
今回はそんな転塾というテーマについて、具体的にお話をさせて頂きます。
初めにどんなケースがあるのかをお話しさせて頂きますね!
よくある原因別にお話させて頂きます。
実際は原因は1つだけでなく、様々重なり合っていると思います。
ご参考として見て頂ければと思います。
1番ご相談を受ける原因です。成績が下がり続けている、上がる見込みが全くない、そういったお悩み沢山ありますよね。思い切って環境を変えよう……という考えがちらつくことあると思います。
結論から申し上げますと成績不振の原因が塾側にある場合は、ありです!
特に、早稲アカは担当講師の力量の差が激しかったりもしますので、前の先生の時は成績が伸びていたのに、担当の先生が変わってから成績が伸びない、なんてこともあります。
ですので、成績不振の原因が明らかに塾の方針や教え方に問題がある場合は思い切って転塾するというのはありです。
一方で気をつけないといけない場合があります。それは、成績不振の根本的な原因が本人や家庭の管理にある場合、です!
上記が原因の場合は塾を変えたところで、根本的な原因の解決には至りません。
転塾がマイナスになるかどうかは断言できませんが、計画的な転塾というよりも博打になってしまいます。
ですので、こういった場合に関しては転塾ではなく、まずは現状の見直しを行いましょう!
この場合の転塾は前向きに検討していきましょう!
早稲アカは校舎によっては指導力が低い場合があります。
そのような場合はお子様の能力を最大限伸ばし切れないことがあります。
特に6年生もそうですが、5年生の1年間も中学受験においては重要なので先延ばしすることなく検討すべきです。
また、転塾ではなく転校という手段もあります。
相談自体はあまりないですが、お悩みのご家庭も多いのではないかと思います。
特に、4・5年生で多いお悩みだと思います。
早稲アカのカリキュラムはsapixや四谷大塚などと同じスピード感で授業が進んでいきます。ですので、これに全くついていけない、もしくはなんとかギリギリでついていっている、そう言ったご家庭も多いですよね。
こういったご家庭の場合、中堅上位以上の中学校を目指すのであれば、転塾はおすすめ致しません。
理由は多くの受験生が、現在ついていけていないカリキュラムをこなしているという事実があるからです!!
sapixや四谷大塚も同じカリキュラムスピードでやっていると考えた時、このカリキュラムについていけない時点でかなり厳しい結果が待ち受けていることはご理解頂けると思います。
ですので、なんとかしがみついていく必要があるわけですね。
逆にいうのであれば、カリキュラムスピードについていけるようにする必要があるということです。なんらかの原因は必ずありますので、そこを分析していく必要があります。
学校ではなく塾ですら、人間関係に関してトラブルはつきものです。
イジメや喧嘩というものは存在します。そう言った場合は転塾はあり、とお考え頂ければと思います。
実はトラブルメーカーのお子様に強制的に塾を退塾して頂くことはあまりありません。塾も営利企業です。どうしても厳重注意で留まってしまうことが多いです。ですので、この場合の転塾はありです。
付け加えておきますと、転塾ではなく転校という手段もあります。
いずれにせよ、まずは担当の先生に相談することが第1歩です。
大前提として、リスクはあります!
お子様にとっては新しい環境というものは精神的な負担になりますし、ご家庭にとっても様々ご負担がかかります。そして、転塾してみたけど、「前の塾の方がよくなかった…?」なんてことも。
リスクを前提で考えていかなければなりません。
ただ、実際にそのリスクを背負って転塾して上手くいったケースを浴びるほど見てきています。
ですので、お子様にあった転塾先を考えてあげることが、保護者の皆様の大切な役割になります。
ただ環境を変えたいからというだけの理由は返って逆効果になりかねません。早稲アカは業界第2位の塾であり、決して悪い塾ではないです。転塾先の風土や指導方針はしっかり抑えておきましょう!
今回は大手塾をご紹介させて頂きます。
成績上位生はこのケースがあり得ます。
ただ塾に対して大きな不満がある上位生の場合がほとんどで、不満がない生徒に関しては多少の物足りなさは許容していますね。
逆に言いますと、早稲アカであまり成績が取れていないのに転塾するのはリスクが大きいです。
また、カリキュラムのスピードは同じなのでその部分に関しては接続しやすいです。
たまにいらっしゃいますね。
合格実績から考えると、なぜ?と思われる方もいるかもしれませんが、一応理由があります。日能研はじっくり生徒に考えさせる事を重要視いているので、じっくり物事を考えたい生徒にとっては良い環境になります!
あまり見ないケースです。
カリキュラムも正直変わらないので、合格実績から考えるとあまり意味はないでしょう。
ここまで転塾に関してお話して参りました。
転塾という問題は非常に難しく、リスクをある程度背負う必要があります。
ご家庭の方でも様々な葛藤があり、現状をなんとかしたいけど、怖いというご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、そのリスクを背負って中学受験を成功したご家庭も多く存在します。
転塾で失敗しないためには現状の分析が非常に重要です。
何が原因なのか。そしてその原因は改善が可能なのかどうか。改善ができない場合は前向きに転塾を検討していくべきです。
自律学習サカセルでは、これまで多くの受験生を見てきた講師陣が転塾の相談も受けております。自身での現状分析に不安がある方や、プロによる分析を参考にしたい方は是非ご連絡ください。
早稲田アカデミーに関してより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
塾選びから合格(または転塾)まで早稲田アカデミー完全解説
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