サカセルコラム

SAPIX5年7月度組分けテストの対策【社会編】 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX5年7月度組分けテストの対策【社会編】

2026.06.10

2025年6月20日 投稿
2026年6月10日 更新

【出題の特徴】

構成
大問1 地理総合
大問2  地理総合

30問前後の出題
1問  2〜3点

試験範囲
なし

平均点
2025年 54.6点
2024年 62.5点
2023年 44.5点
2022年 40.0点
2021年 53.6点

「社会=知識」と思われがちですが、サピックスの社会では「読み取り+知識+思考」の力が必要であり、ただただ知識を頭に詰め込むだけでは苦戦は必至です。

例えば以下の問題を見てください。

A〜Dに当てはまる内容をⅠ〜Ⅳから選ぶわけですが、当然知らない内容が多いことかと思います。ただ、相対的に考えた場合「大阪や埼玉は他の県に比べて製造品出荷額の割合は高そうだな」と予測はできるのではないでしょうか。

自分の持っている知識と、与えられた情報を照らし合わせて思考し、判断していくことが求められます。

単純な知識勝負ではないことに注意しましょう。

【設問の特徴】

①地図を利用した問題
②図、表、グラフ、写真などを利用した問題
③リード文を利用した問題

以上が基本的な設問のパターンです。

① 地図を利用した問題

「地理的な位置の把握」「特徴的な形の理解」などが求められます。

ブドウやモモなどが有名で、東京都への昼の流入人口が1万人程度の県は?」→「山梨県」→「場所を選ぶ」という流れの問題などがあります。知識を引き出した後に、地図上で選んだりする必要もあります。

単純な知識以外に、地理的知識も必要になる点に注意しましょう。

・都道府県の位置
・緯度経度の感覚と外国の緯度の知識
・山や川や新幹線の位置

などはテスト前までに確認しておきましょう。

白地図トレーニング帳での練習がおすすめです。

緯度経度の感覚は21「緯度と経度」と22「日本の位置」で掴みましょう。

北緯40°経度140°が八郎潟辺りを通過すること。
北緯35°経度140°は千葉の先端、南房総半島辺りであること。
北緯30°経度130°が鹿児島の端、屋久島や種子島周辺であること。

緯度経度の目印を作り、日本の位置関係の頭に入れておきましょう。

山、川、たいらな土地、新幹線は同時に確認しましょう。それぞれ別のものではなく、繋がっているものです。山がある場所には平野はなく、新幹線もありません。また、川は山から流れてくるものですね。セットで覚えましょう。

白地図トレーニング帳の自由作業ページにまとめておくと良いです。

新幹線の図は掲載しておきます。

②図、表、グラフ、写真などを利用した問題

「初見の資料などを読み取り、思考できるか」が問われる問題です。

例えば以下のような設問が出題されます。

与えられた情報の正確な読み取りが求められます。

ある意味国語の問題に近いと言えるでしょう。

練習方法としては、総務省統計局のデータを活用するのがおすすめです。

統計データの図を適当にピックアップし、お子様に見せ、気づいたことを箇条書きさせたり、言わせたりする練習です。統計データの図の他に解説も文字で載っているので、親御様の方で解説も可能です。

ぜひ親子で楽しみながらクイズ形式で練習してみてください。

https://www.stat.go.jp/data/

③リード文を利用した問題

リード文を読み取り、用語を検討する問題です。

県中央部に位置する【 あ 】湖は、県の面積の約6分の1を占めており、古くから陸上交通や水上交通の要所で現在はこの湖の南側に東海道新幹線が通っている。

答えは琵琶湖になります。

「県の面積の約6分の1」や「東海道新幹線」などの情報から推測していきます。

・県の面積の約6分の1 → 大きな湖

・東海道新幹線     →  東京〜大阪間

周りの言葉から自分の知識を引っ張り出す作業が必要になります。

【対策】

・解き方に関して

リード文や図表などから必要な情報を読み取る力。そして、それを自分の持っている知識と結びつけて考える力。この2点の練習をしておきましょう。

デイリーサピックスの確認問題を復習するのも良いですし、四谷大塚の出す「小6下 難関校対策 演習問題集」の地理分野を扱うのもおすすめです。

一問一答を繰り返すのは解き方の練習にはなりません。一問一答はあくまで知識の確認であることに留意しましょう。

・知識に関して

もちろん知識は必要です。これがないと始まりません。

7月組分けに向けて特に覚えておきたいのは以下が挙げられます。

・日本の位置(緯度30度はどのあたりか、経度は?外国との位置関係など)
・都道府県の特徴(人口、面積、工業力、農業力、特産品、などで全国順位3位以内、ワースト3位以内のもの)
・雨温図
・工業地帯、工業地域
・エネルギー関連
・新幹線
・漁業関連

まずは白地図トレーニング帳を利用し、それに載っていない工業地帯、地域などの詳しい情報は平常テキストも用いて振り返っておきましょう。

県の特徴では、〇〇県は?と聞いてあげ、その特徴が答えられれば大丈夫です。親子でクイズ形式で楽しむのもありでしょう。

また、コアプラスの左側を答えさせる練習もおすすめです。右側の用語をお子様に伝え、左側の説明文を言えるか確認するという練習です。

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SAPIX5年7月度組分けテストについては以下もご覧ください。

SAPIX5年7月度組分けテストの対策【算数編】
SAPIX5年7月度組分けテストの対策【国語編】
SAPIX5年7月度組分けテストの対策【理科編】
SAPIX5年7月度組分けテストの対策【社会編】

SAPIXに関して、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
塾選びから合格(または転塾)までSAPIX完全解説


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松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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