サカセルコラム

SAPIX5年生 3月度復習テストはどう対策する?国語編 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX5年生 3月度復習テストはどう対策する?国語編

2026.03.08

【国語のテストの形式】

大問1 (20点) 漢字の読み書き 10問
大問2 (20点) 知識問題 10問
大問3 (50~60点) 長文問題 
大問4 (50~60点) 長文問題

●点数の狙い方

SAPIXのテスト全般に共通することになりますが、まずはしっかりと客観問題(選択肢問題など)で点数を確保しましょう。

その上で、記述問題で部分点を確保していくのがよいでしょう。

客観問題は1問で4~6点程度です。2問落とすだけで10点程消えますので、雑にはできません。

記述問題は点数が大きいですが、満点を取るのは非常に難しいです。6,7割を目安に取れるとよいですね。

●時間が足りない方

時間が足りないというお子様も多いと思います。

時間が足りない方は

・予め大問ごとに使う時間を決めておくこと
・「選択肢>記述>抜き出し」の優先順位で問題を解くこと

以上を念頭に入れて取り組みましょう。

また、テスト直前では難しいですが、普段の学習の際に

・時間を測る
・最大速度を出させる

などを取り組み、読む速さを上げる練習にも取り組みましょう。

新5年生であれば分速400~500文字ほど読めれば十分です。はやいお子様だと分速700~800文字程度。本当にはやいお子様だと1000文字を超えますが、そこまでは必要ないです。

文章では説明しにくいですが、より具体的なご家庭でできる訓練方法もあります。気になる方はぜひご連絡ください。

注意点としては、読み方が雑になり、「線引きやチェックが疎かになる」「文章の内容が理解できなくなる」などが挙げられます。このあたりのバランス調整は難しいので、読み終わった後に文章内容の確認をするなどして、「文章の内容が理解できるギリギリの速度で文章を読む」ということをお子様に分かってもらいましょう。

【テスト範囲】

平常授業 1~5回の内容
言葉ナビ 上巻の該当範囲 20ページ強
漢字の要 該当範囲

【Aテキストの知の冒険の範囲】

・音読み 訓読み
・部首
・書き順
・熟字訓
・熟語の組み立て

●音読み 訓読み

音読みと訓読みの特徴

音読みと訓読みの特徴

音読みは中国読みで、訓読みは日本読みです!

音読み(中国読み)の特徴

  • 発音だけでは他の人に意味が伝わりにくい
  • 中国から伝来したもの(例:駅・金・銀・茶 など)
  • ラ行のもの

訓読み(日本読み)の特徴

  • 発音だけでも他の人に意味が伝わる
  • 送り仮名がつく
※注意 送り仮名がつくものがすべて訓読みとは限りません。
(例:「徹する(てっする)」は音読みです。)

※専門的な話をすると徹するの「する」は送り仮名ではありません。ただこの話をしてもお子様が混乱するだけだと思いますので、深入りする必要はないでしょう。

以上が挙げられます。

少し前の広尾学園では出題されていましたが、最近は見かけていません。
最近の中学受験では、ほとんど出ないと考えて良いでしょう。

●部首

漢字の部首とその意味

漢字の部首とその意味

部首は直接テストには出ませんが、漢字の得点に繋がります!
意味を覚えておく価値は大いにあります。

有名どころの部首

にんべん(亻)
に関係
のぎへん(禾)
稲や畑 に関係
さんずい(氵)
に関係
にくづき(月)
に関係
しめすへん(礻)
に関係
ころもへん(衤)
衣類 に関係
りっしんべん(忄)
に関係
かいへん(貝)
お金 に関係
けものへん(犭)
に関係
はばへん(巾)
に関係

などが挙げられます。

例えば、漢字を書くときに「ころもへん」か「しめすへん」かで迷った場合、意味を知っていれば間違えなくなりますね。そういったことを含めて部首は意味を捉えておくとよいと思います。

●書き順

そもそも正しい書き順というものは存在しません。

今学習している書き順は、現在の文部科学省(当時の文部省)が戦後に作成したものです。特に歴史的背景が深いわけでもないので、ほとほどに学習しておけば良いでしょう。

ちなみに、一応規則性はありまして

・上から書く
・左から書く
・貫通する線(中の真ん中の縦棒など)を書く時は、貫通する線が最後
・点(浦や補)を打つ時は最後
・にょう(しんにょうなど)を書く時は最後
・真ん中の縦棒で左右を分ける字(小など)を書く時は、真ん中の縦棒を最初に書く

などがあります。

もちろん例外もたくさんありますので、注意してください。

●熟字訓

これは入試でも出題されますので、しっかりと覚えましょう。

クイズ形式で親子で問題を出し合うなどして、楽しみながら覚えるのがよいでしょう。

●熟語の組み立て

熟語の構成(組み立て)

熟語の構成(組み立て)

熟語の構成は難易度ごとに整理してマスターしよう!

【簡単】意味から推測しやすい

  • 同じ漢字が続くもの。
  • 似た意味の漢字が続くもの。
  • 反対の意味の漢字が続くもの。

【普通】特定の漢字や形に注目

  • 前に「不・無・非・未」がつくもの。
  • 後に「的・性・然・化」がつくもの。
  • 省略形。(国連など)

【難しい】文法的な関係を見抜く

  • 前が主語、後ろが述語
  • 前が修飾語、後ろが被修飾語
  • 前が述語、後ろが目的語

以上のような形で分けさせていただきました。

今回のSAPIXのテキストでは⑤がなく、また⑥と⑦が一つになって紹介されていますので、それに沿った形でお話をしていきます。

熟語の構成(組み立て)の攻略法

熟語の構成(組み立て)の攻略法

それぞれのアプローチ方法を知って、確実に得点源にしよう!

【簡単】①〜③の対策

このレベルは、何か特別なことを教えなくても練習すれば簡単に見極められるようになります。
もし苦手な場合は、問題数をある程度こなして感覚を掴んでいきましょう!

【普通】④・⑤の対策

「不・無・非・未」と「的・性・然・化」を頭で覚えていても、いざ言葉の中に入っていると意外とその存在に気づかないことがあります。
まずはこれらの漢字をしっかりと覚え、その上で「あっ、ここに入っている!」と気がつけるように練習をしていきましょう。

【難しい】⑦〜⑨の識別方法

上から読むか下から読むかだけでも解ける問題は多いですが、せっかくの機会なので確実な「識別方法」をマスターしておきましょう!

  • 前から読むときに、間に「は・が・も」を入れて読むことができる。
    (例:日没 → 日没する / 主語と述語の関係)
  • 前から読むときに、間に何も入れる必要がなく「送り仮名」だけで読むことができる。
    (例:洋画 → 洋画、または 洋風画 / 修飾と被修飾の関係)
  • 前から読めず、後ろから読むときに、間に「を・に」を入れて読むことができる。
    (例:読書 → 書読む / 述語と目的語の関係)

以上を覚えておくと、できるようになるでしょう。

解説は以上となります。

少しでもご参考になればと思います。

何か気になる点などございましたら、お気軽にご連絡ください。

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松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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