サカセルコラム

SAPIX4年5月度マンスリー確認テストでおさえるべきポイント!理科編 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX4年5月度マンスリー確認テストでおさえるべきポイント!理科編

2026.04.16

SAPIXで4年生になって3か月、範囲あり+クラス昇降ありのテストが始まります。この時期のテストの問題は難度こそ高くないものの、問題数は多めです。 

範囲はテキスト7冊分!かなり広くから出題されます。 

各単元の基本知識が登場する時期で、重要事項はテキストの問題で繰り返し登場します。重箱の隅をつつくような出題はされませんので、身構えずにテキストの問題をこなしていけばOKです。 

昨年の平均点は61.4点でした。 

範囲 
430-06 食物連鎖
H43-01 太陽①
H43-02 星①
H43-03 天体総合
430-07 酸素の性質
430-08 二酸化炭素の性質
430-09 気体の発生

形式 
30分 100点満点 
大問3~4問 
2025年度は以下のような出題でした。  
大問1 小問集合:季節と生物(表紙裏)+各回から基本知識  
大問2 気体の発生 
大問3 燃焼(酸素の性質) 
大問4 天体(太陽、星、月) 

各回のポイント 

重要度は以下です。 

◎全員! 
〇偏差値45~55 
△上位を目指す!または理科が得意! 

430-06 食物連鎖 

池の中の食物連鎖について理解しましょう(P7[1]) 

ケイソウ→ミジンコならケイソウがミジンコに食われます。矢印の意味をしっかり理解しましょう。「口の中に入っていく」イメージでとらえるとよいと思います。 

食物連鎖に登場する生物の役割を理解しましょう(P7[1]P8[1]) 

 分解者:生き物の死がいやふんを分解する/バクテリアなどの微生物 
 生産者:自ら養分を作る/植物 
 消費者:ほかの生き物を食べる/動物 

生物ピラミッドを理解しましょう(P8[1]) 

 食われる生物ほど数が多く、食う立場の生物(強い生物)ほど数が少なくなっています。 

食物連鎖による数の変化を考えられるようにしましょう(P8[2]) 

 ミジンコ→メダカ→フナ で 
 メダカが増えた場合 
 ①ミジンコは天敵が多くなるので、たくさん食われて減る 
  フナはエサが増えるので増える 
 ②ミジンコ(メダカにとってのエサ)が減り、フナ(メダカにとっての天敵)が増えるので 
  メダカは減る 
 ③元どおりになる 
 ここまで考えられればOKです。 

代表的なプランクトンを覚えましょう(P9[1]) 

 図を見て、名前と植物/動物が判断できるようにしておきましょう。 

H43-01 太陽① 

気温と地温の測り方を覚えましょう(P7[2]) 

 図を見て選ぶ問題がよく登場します。 

百葉箱について覚えましょう(P7[2]) 

 白いペンキでぬってある:日光を反射するため 
 木でできている:熱が伝わりにくくするため 
 よろい戸:風通しを良くするため 
 とびらは北向き:開けたときに直射日光が入らないようにするため 

太陽の動きを理解しましょう(P8[1]) 

 東から出る→南の空で高くなる→西に沈む 
 日の出・日の入りは図で選べるようにしておきましょう。 

影の動きについて理解しましょう(P8[3]) 

 影は太陽の反対にできるので 
 西→北→東 
に動く 
 太陽が高くなったとき、影は短くなる 

この2つをしっかり理解しましょう。 

太陽高度・気温・地温の1日の変化を覚えましょう(P8[3]) 

 最も高くなる時刻を覚えましょう。 
 太陽高度:12時 
 地温:13時 
 気温:14時 

 グラフから太陽高度・地温・気温を選べるように! 

気温の変化が遅れる理由も答えられるようにしておきましょう。 

 「太陽が地面をあたため、地面の熱が伝わって空気があたたまるから」 

H43-02 星① 

北の空の星を覚えましょう(P7[1]) 

 北極星:2等星、黄色、こぐま座の一部 
 北斗七星:おおぐま座の一部、5月に北極星の上にくる 
 カシオペヤ座 

北極星のさがし方を覚えましょう(P7図1) 

 図から選ぶ問題が頻出です。 

冬と夏の代表的な星座と星の名前を覚えましょう(P8[2]) 

 冬の大三角 
  ①オリオン座のベテルギウス(赤) 
  ②こいぬ座のプロキオン(黄) 
  ③おおいぬ座のシリウス(白) 

 ※オリオン座のリゲル(青白)は大三角には入りません 

 夏の大三角 
  ①こと座のベガ(白) 
  ②はくちょう座のデネブ(白) 
  ③わし座のアルタイル(白) 

 ※夏は南の低い空にさそり座(1等星はアンタレス・赤)も見えます。 

 冬の大三角と夏の大三角は星の図から選んでつなげられるようにしておきましょう。 

H43-03 天体総合 

月の名前を覚えましょう(P8[1]) 

 図を見て新月・三日月、上弦の月・満月・下弦の月が分かるようにしましょう。 

月の満ち欠けの順を覚えましょう(P8図1) 

 右から満ちて右から欠けます。 
 図を見て並べられるようにしておきましょう。 

月の満ち欠けの周期を覚えましょう(P7(3)) 

 月は約29.5日で同じ形に戻ります。 

月の公転図から月の形が分かるようにしましょう(P8[3]) 

 今後とても重要になります。今回は導入なので、図を見て形が分かればよいでしょう。 

地球が公転することにより1年があることを理解しましょう(P9[1]) 

 地球の自転・公転の向きは答えられるようにしておきましょう。 

430-07酸素の性質 

ろうそくの燃え方について理解しましょう(P7[1]) 

 固体のろうがとけて液体になる→しんをのぼる→気体になって燃える 

ろうそくの炎について覚えましょう(P7[2]) 

 外炎:いちばん高温←空気と十分触れあっていて完全燃焼しているから 
 内炎:いちばん明るい←すすが熱せられて輝いているから 
 炎心:ろうの気体がある部分
 

燃えるためには新鮮な空気が必要であることを理解しましょう(P7[3]) 

ものが燃えているときの空気の流れを理解しましょう(P7図6) 

 燃えた後の気体は軽くなって上へ行きます。下から新鮮な空気が入って上から出られるようになっていると、燃え続けます。

燃焼の3条件を覚え、火が消えるときは3条件のうち何がなくなっているのか判断できるようにしましょう(P8[1][2]図1) 

 ろうそくを吹き消すときは間違えやすいので注意しましょう。 
 ろうそくは炎心にろうの気体があり、これが燃えています。 
 炎心にたまっているろうの気体(燃えるもの)を吹き飛ばすことにより、火が消えます。 

酸素の性質を覚えましょう(P9) 

 空気中に約21% 
 空気の1.1倍の重さ(空気より少し重い) 
 水に溶けにくい 
 無色無臭 
 酸素の入ったびんの中では、ものがよく燃える(助燃性がある) 
 酸素自体は燃えない 

気体検知管の使い方を覚えましょう(P9コラム) 

430-08 二酸化炭素の性質 

ろうそくが燃えると二酸化炭素と水(水蒸気)ができることを理解し、それぞれができたことを確かめる方法を覚えましょう(P7[3]) 

 二酸化炭素→石灰水が白くにごる 
 水→集気びんの内側がくもる/塩化コバルト紙が青から赤に変わる 

燃えると二酸化炭素ができるものを覚えましょう(P8[2][3]) 

 炭素を含むものが燃えると二酸化炭素ができます。 
 木炭・アルコール・ろうそく・木・紙・石油・石炭
 など 

ろうそくの燃焼のしくみを理解しましょう(P7[2](2)) 

二酸化炭素の性質を覚えましょう(P9[2]) 

 空気中に約0.04% 
 空気の1.5倍の重さ(空気より重い) 
 水に溶けて炭酸水になる 
 無色無臭 
 燃えない(助燃性もない) 
 植物の光合成に利用される 
 固体の二酸化炭素はドライアイス 

温暖化について理解しましょう(P9[1]) 

 二酸化炭素が増えていること、それによって地球温暖化が進んでいることを知っておきましょう。 

二酸化炭素増加の原因(森林伐採と化石燃料の大量消費)も知っておくとよいでしょう 

430-09 気体の発生 

気体発生の実験装置を覚えましょう(P8[1]) 

 コック付きろうと、三角フラスコ、集気びんといった名称を覚えましょう。 
 ガラス管の長さ(P8図3)は頻出です、図から選べるようにしましょう。 

酸素の発生法を覚えましょう(P9[1]) 

 液体:過酸化水素水(オキシドール) 
 固体:二酸化マンガン 

二酸化マンガンの代わりになるものを覚えましょう 

 生のジャガイモ、生のレバー 

酸素の発生のしくみを理解しましょう(P9図1) 

 二酸化マンガンは自分は反応しないこと()が最大のポイントです。 
 自分は反応しない→減らない、発生量に関係ない 
 反応を速くする
だけ 
 これを深く理解できていることが重要です。あの手この手で理解の浅い子がはじかれるような問題が登場します。 

二酸化炭素の発生法を覚えましょう(P9[2]) 

 液体:塩酸 
 固体:石灰石(炭酸カルシウム) 

石灰石の代わりになるものを覚えましょう 

 炭酸カルシウムを含むもの…卵の殻、貝殻、大理石、チョークです。 

酸素の発生との反応の違いを理解しましょう 

 石灰石は塩酸と反応して溶ける(減る)ため、塩酸がなくなっても石灰石がなくなっても反応が止まります。 

気体の集め方を覚えましょう(P8[3]) 

 水に溶けにくい気体(酸素・窒素・二酸化炭素)→水上置換法 
 水に溶けやすくて空気より軽い気体(アンモニア)→上方置換法 
 水に溶けやすくて空気より重い気体(塩化水素・二酸化炭素)→下方置換法 
 上方置換法・下方置換法ともに、ガラス管は奥まで入れます。
正しい図を選ぶ問題が頻出です。 

水上置換法の利点を覚えましょう 

 ・純粋な気体を集められる 
 ・集めた気体の量が目で確認できる 

 このため、水に溶けにくい気体なら絶対に水上置換法です! 
 ※二酸化炭素は少し水に溶けますが、溶ける量は少ないため純粋な気体を集めたいときは水上置換法にします。 

表紙裏~季節と生物~ 

春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン) 

冬眠する動物(カエル・カメ・ヤマネ・クマなど) 

ジャガイモはくき 

夏鳥(ツバメ・カッコウ・ホトトギス) 

 ツバメは図を見て選べるようにしましょう。 

アブラナ科の植物(キャベツ・ハクサイ・ダイコン・カブ・ブロッコリー・ナズナ) 

冬鳥(マガン・マガモ・ハクチョウ) 

花だんに集まる虫(ハナアブ・ミツバチ・カマキリ)  

 食べているものも知っておきましょう。 

春の花だん(チューリップ・スイセンなど) 

春の野草(スミレ・ハルジオンなど) 

春の樹木(サクラ) 

発芽の様子(アサガオ・ヘチマ・イネ・マツ) 

貝のなかま(シジミ・アサリ・ハマグリ) 

あたりがよく登場しています。 

復習テストに向けて解いておくべき問題 

◎全員 
〇偏差値45~55 
△上位を目指す!理科が得意! 

◎ポイントチェック 
 確認問題[1]~[4] 
 デイリーステップ 
〇確認問題[5][6] 
△発展問題 



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齊藤弥生

この記事を書いたのは...

齊藤弥生

指導歴 約25年

個別指導講師/家庭教師→日能研講師→個別指導講師/家庭教師
結果の確実性と生徒や一緒に組んだ算数講師に合わせる柔軟性で重宝される。

理科が好き。仕事を通して理科好きを増やすのが野望。
そのためにテストで数字を上げる、合格に導くといった仕事はそれをいちばんにしている講師以上のレベルを目指している。
個人の趣向はあるので、理科の内容自体にあまり興味が持てない子に対しては「好きではないけど点が取れる科目」を目指す。こういうものが好きな人もいるんだな、と多様性を感じてもらえればさらにうれしい。

趣味は坂巡りと買い物。坂や崖の写真を撮っているとたまに怪しまれるため、マニアな行動をするときはなるべくオシャレをして出かけます。

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