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早稲田アカデミーに通う生徒向けゴールデンウィーク(GW)勉強法! Column

四谷・早稲アカの活かし方

早稲田アカデミーに通う生徒向けゴールデンウィーク(GW)勉強法!

2021.04.16

ゴールデンウィーク…

個別指導をスタートしてから、休んだ記憶がないのですが、自分が早稲田アカデミーで働いていたときは、この期間だけが「唯一」と言って良いほどのゆっくり休める期間でした。

2年前と同様であれば、ゴールデンウィークにも授業がありそうですが、このご時世だとゴールデンウィークは授業を実施しないという方針で固まりそうな気もします。

ゴールデンウィークのタイミングで何かの講座を取った時、取らない時でどう勉強を進めたらいいのかのお勧めを書いていきます。

講座を取る時

これはSAPIXのGS特訓(ゴールデンウィークサピックス)と同じイメージでしょうか。集団授業を行う視点で考えると、「演習形式」のはず。

演習授業なので、授業の解説をよく聞いて、帰ってから自力でも解けるようにするのがコツだと言えるでしょう。

いわゆる「復習」ですね。

失点したところが取れるようになれば、点数の向上に繋がるのは間違いないですが、基礎知識があやふやな場合、「できるようになった」という実感は得にくいかもしれません。

ただ、なぜ演習授業がほとんどなのか。

これは「導入を要する場合」だと、「誰も知らない内容」でないと、進度などに差が生まれるからです。

この「誰も知らない内容」には大きく2種類あります。

①小学生の範囲の「既に知っている」内容を、別のアプローチから紹介する場合

いわゆる「切り口」を変えて問題を解く進め方です。

応用・発展の面ばかりがクローズアップされますが、初めて習う内容にも関わらず、ろくな説明もされず「穴」になっていた箇所が埋まって、その分野の理解度・出来が劇的に変わることがあります。

こういう先生に習うチャンスがあると、良いですよね。

②小学生の範囲を飛び越えて、大学入試の内容などから用語などを紹介する場合

特に、受験までに消化するべき単元が少ない「社会」の先生にありがちです。

中学入試のどこで出るんだ?というような内容ばかり扱って、力の差をきちんと出すことができる内容は扱うことがほとんどない「独りよがり」な先生を4科目の中で最もよく見るという印象があります。

その科目が得意であれば、前向きにとらえることができると思いますが、苦手であれば、ただただ苦しい時間を過ごすことになるでしょう。

乱暴ですが、「いっそ復習しない」のも手です。

①のような授業ができる先生と出会う確率は極めて稀だと思います。

何故なら、その場限りの授業の説明が上手なだけでなく、「その後に繋がる技術」まで必要となり、「説明が分かりやすいかどうか」だけでなく、「独自のノウハウ」まで必要となるからです。

講座を取らないのであれば…

塾での演習授業に行かない、もしくは講座が設置されていない場合、まとまった休みの期間にこそチャレンジしてほしいことがあります。

それは「単元を決めて、そこを取れるようにする練習をする」ことです。

歴史なら「江戸時代」を完璧に、など数を絞って練習をする。

後に、さらに内容を広げられそうなら「明治時代」や安土桃山時代など、周辺の時代まで広げるという形ですね。

やみくもに全体を復習して定着が少なくなるよりも、「これは取れる」と自信を持って取り組める単元を1つ作る方が、その後の勉強においても有効です。

成功体験を積む意味でもお勧めです。

コツは「なんでもやろうとしないこと。

「今までやった単元全部」というのは具体的な目標に見えて、抽象的な目標なので、成功するイメージが湧きにくいでしょう。

それではここまでをまとめてみましょう!

まとめ
  •  授業は演習中心!
  •  ゴールデンウィークの講座を取るなら、授業内で失点したものを取れるような復習を!
  •  取らないなら、「単元を決めて、そこを取れるようにする」のが有効!

早稲田アカデミーに関してより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
塾選びから合格(または転塾)まで早稲田アカデミー完全解説


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増田 雄介

この記事を書いたのは...

増田 雄介

圧倒的な指導力、学校別の専門性の高さ、そして面倒見の良さを持つ自律学習サカセルの国語・社会の看板講師。

その驚異的な指導力を武器に、大手集団塾の開成中コースの国語担当や有名個別指導塾のリピート率1位の凄腕講師として活躍。
成績が本当に伸びる実戦的な指導に目を付けた自律学習サカセルからのスカウトを受け、満を持して文系科目の講師として指導開始。

個別指導の業界では指導力No. 1の呼び声も高く、逆転、順当のどちらの合格にも強く、生徒のレベルに関係なく指導できる幅広さを持っている。

生徒だけでなく、自分の子供の成長を見守るのが楽しみな一児の父でもある。
趣味はぽっちゃりの自分でも着られるファッションの構築。

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