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早稲田アカデミーの予習シリーズとは?どう使うべき? Column

早稲アカの活かし方

早稲田アカデミーの予習シリーズとは?どう使うべき?

2021.05.07

sapixはsapixの教材。日能研は日能研の教材。四谷大塚は四谷大塚の教材。

しかし、なぜか早稲アカの使用教材は四谷大塚と同じもの……

その理由は一体なぜか、またどのように使うと効果的なのか、他の教材はあるのか…

本日はそれらについてお話させて頂きます!

目次
  •  使用教材は何?
  •  テキストの使い方に関して
  •  注意点
  •  まとめ

1.使用教材は何?

メインの使用教材は予習シリーズです!

早稲アカは四谷大塚と強い結びつきがあり,四谷NET加盟塾でもあります。

よって、早稲アカは四谷カリキュラムで進んでいくので予習シリーズが使用されるわけですね。

四谷教材はひと通り購入することになります。

予習シリーズや演習問題集、また各科目に付属する計算や漢字などです。

また、四谷教材以外にも理社で使用する練成問題集や上位校への算数、バックアップテキスト、理科の基本事項などの多数のオリジナルテキストが存在しています。

※クラスによって教材が変わることがあります

※3年生以下のお子様は早稲アカのオリジナル教材を使用します。

非常に種類があり、どのテキストをやり込めば良いのか分からない、というご相談もよく受けます。そして、これらのテキストからそれぞれ別の箇所を宿題に出されるわけですから、当然4年生のお子様などは1人では管理しきれません。

よって、ご家庭での宿題の管理が重要になってくるわけですね。

【使用教材】
  •  メイン教材は予習シリーズ!
  •  オリジナルテキストも多数存在しており、両方使っていく!
  •  バラバラと宿題が出るので親の管理が必要!

2.テキストの使い方に関して

では次にテキストの使い方に関してお話をしていきますね!

・授業内

基本的に予習シリーズと演習問題集の使用になります。

新単元の導入などを予習シリーズで行い、予習シリーズと演習問題集で演習を行う形が一般的です。宿題でも上記の2つのテキストはよく使用されます。上記の2冊がメインテキストと言えるでしょう。また、早稲アカの面白いところとして、先生によってオリジナルのプリントなどを使用して予習シリーズをあまり使用しない先生が存在するということが挙げられます。小さい塾では当たり前ですが、大手の塾の中でそれができるのが早稲アカの魅力の1つですね。

・家庭学習

家庭学習では四谷系のテキストを使用することをお勧め致します。

理由と致しましては、本番の模試にあたる組分けテストは四谷大塚が作成している模試になりますので、四谷系の教材をやる方が良いわけですね。

一方で6年生になりますと組分けテストの代わりに、合不合判定テストというテストがメインの模試になります。出題範囲が無制限になりますので、早稲アカが誇る、バックアップテキストや上位校への算数、理科の基本事項等々のオリジナルテキストが活躍するようになります。

実際、6年生の夏休みや後半は予習シリーズは使用されず、オリジナルテキストで授業が進んでいきます。これは、四谷カリキュラムが5年生で事実上終了しているので予習シリーズをやる意味が薄れるということと、早稲アカ側が自社のオリジナルテキストに自信を持っているからだと考えられます。

【テキストの使い方】
  •  授業では予習シリーズ!
  •  組分けテスト対策には四谷系のテキスト
  •  6年生になるとオリジナルテキストの使用が多くなる!

3. 注意点

次に予習シリーズを使っていく上で早稲アカでのありがちなミスや注意点をお話していきます!

まず、ありがちなミスとしてあげられるのは解き直しが手薄になることです。

早稲アカでは、ここまでお話した通り、たくさんの教材が存在しております。そのため、どんどん次へ次へと教材を進めていった結果、解き直しがしっかり出来ておらず、同じような問題で繰り返し同じミスをしていた、なんてことがよくあります。

早稲アカの教材はたくさん存在しますが、毎回の単元は同じで類題が多く載っています。ですので、1回1回しっかりと解き直しを行い、1つの教材をしっかり終わらせてから、次の教材へと手を伸ばした方が、結果として、間違いも減りますし、習得も確かなものになります

このような習慣は最初から身につくものではありません。ですので4年生などのうちからしっかりと親が宿題の管理などを行い、習慣付けを行なっていくことが重要になるわけですね。

さらに付け加えますと、宿題の丸つけなどをかなり雑にやるお子様も多いです。これでは同じ部分で繰り返し同じようなミスを連発してしまいます。よって、親の管理というものは必要になります。

次にありがちなものとして、全ての問題をやろうとしてしまうということが挙げられます。例えば、算数などで偏差値50にも到達していないお子様が無理に練習問題をやろうとして時間を多く取られてしまう、といったケースです。テストの難易度にもよりますが、予習シリーズの基本的な内容(算数で言えば必修例題、基本問題)をしっかり抑えておけば、偏差値は55近くは出ます。よって、自身のレベルに合わせて、やる内容を変えていくことが必要です。

そして、気をつけなければならないこととして、予習シリーズは絶対ではないということが挙げられます。予習シリーズの解法は王道ではありますが、公立の学校の教科書に可能な限り合わせようと設計されているため、その解法が実戦向きではなかったりします。

例えば、算数のつるかめ算で面積図が載っていなかったり、食塩水の単元で天秤が載っていなかったり、比の単元で三角天秤が載っていなかったり、と他にも様々ございますが、予習シリーズだけでは使いにくい部分が少し見受けられます

これらを理解している先生であれば、「予習シリーズではこう書いてあるけど、こっちのやり方の方が簡単でしょ?」と別のやり方を指導してくれるのですが、よく分かっていない先生の場合は予習シリーズのやり方をそのまま教えたりするわけですね。

ここばかりは運としか言いようがないので、まずは担当の講師がどのような指導をしているかをしっかりと見て、判断していく必要があります。

【注意点】
  •  多くの教材があるので解き直しをしっかりと!
  •  お子様のレベルによって、やるべき問題が違う!
  •  実戦向きではない解法が載っている!

4. まとめ

ここまで早稲アカにおける予習シリーズのお話をさせて頂きました。

早稲アカではオリジナルテキストも多く存在しており、ご家庭で上手に管理していくことが重要です。

また、予習シリーズは悪くないテキストですが、その使い方によって大きく差が出て参ります。

これは早稲アカの「担当講師の力量に左右される」という特性が大きいとも言えます。

このあたりの舵取りをきっちり行なっていくことが重要なわけですね。


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夏田 浩志

この記事を書いたのは...

夏田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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