この記事を書いたのは...
松田 浩志
自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。
大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。
現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。
個別指導・家庭教師の自律学習サカセル
サカセルコラム
SAPIX5年夏期マンスリーでおさえるべきポイント!国語編 Column
大きな大問構成は以下の通りです。
大問1:2点×10 漢字の読み書き
大問2:2点×10 知識問題
大問3:55点程度
大問4:55点程度
サピックスのテストにおいては多くのテストで共通しますが、客観系の問題(抜き出し・選択肢など)で点数を確保し、記述で部分点を回収していきましょう。
選択肢の問題が2021では5×10問出題されており、知識と合わせると90点になります。
ここだけで平均点近くまでいきます。ですので、しっかりと客観系の問題を取り切り、記述で積み上げていくということを意識すると良いでしょう。
平均点
2026年 87.2点
2025年 76.2点
2024年 79.6点
2023年 85.1点
2022年 83.8点
2021年 93.4点
2020年 92.2点
「国語の要 2 知識力」をしっかり取り組みましょう。
・かなづかい、部首、画数
かなづかいと部首に関しては扱いましょう。
画数は不要です。
・二字熟語
(1)(2)(3)(4)を扱いましょう。
(1)(3)(4)は「言葉を知ると思考が強まる」という意味で取り組みましょう。
(2)は熟語の組み立てを確認しておきましょう。4年生の頃よりも1種類増えているのがポイントです。特にCDEの識別にお子様は苦労します。簡単な識別方法がありますので、気になった方はご連絡くださいね。
(5)のパズルは不要です。
・三字熟語、四字熟語
三字熟語の組み立ては不要です。三字熟語で重要なのは〇〇的、〇〇性などの言葉を知っておくことです。
四字熟語は覚えましょう。前述した「言葉を知ると思考が強まる」です。
・慣用句
近年の中学受験でのトレンドです。
しっかりと扱いましょう。
・ことわざ
近年の入試には出なくなりつつありますが、「言葉を知る思考が強まる」理論に則って扱いましょう。
また、ことわざは「状況を抽象的に表現したもの」になります。抽象と具体の感覚の練習や言い換えの練習になりますので、「具体的な状況」を考えさせたり、思い出させてみる練習まで出来ると良いですね。
・指示語、接続語
しっかりと扱いましょう。
5年生のこの時期にこれらが出来ていないと致命的です。
ぜひ確認しましょう。
解き方が分からず困っているという方は以下の記事をお読みください。
sacacell.jp/sapix4年7月マンスリーテストでおさえるべきポイント/
・主語、述語、係り受け
重要です。必ず確認しておきましょう。
・品詞
入試では意外と出題されませんが、この際にもう一度確認しておきましょう。
・敬語
これも入試ではあまり出題されませんが、この機会にもう一度確認しておきましょう。
こちらの記事で解説しています。
sacacell.jp/sapix4年12月マンスリーでおさえるべきポイント国語編/
・語句の意味、いろいろなことば
非常に重要です。必ず確認しておきましょう。
夏のテキストでは、明快ではない(主題が捉えづらい)文章がいくつか登場します。
今までは、主人公がプラスの気持ちで終わり、精神的に成長したというのが分かりやすい文章が多かったですが、夏期テキストでは主人公の気持ちがプラスで終わらず、また精神的な成長が読み取りにくい文章が多いです。この主題が読み取りにくい文章に慣れるとともに、主人公がどのような精神的成長を遂げているのかを把握していくことが肝心です。「主人公がプラスの心情になっていなくても、精神的な成長は起きる」ということを押さえましょう。
また、心情の変化が2学期から問われ、夏にも出てきます。物語の主題(テーマ)にも関わることなので、しっかりと意識しましょう。
以前は成長のテーマを扱いましたので、今回は愛と恋のテーマを扱います。
愛のテーマは、基本的に家族愛が中心となります。
10代の学生の男女が中心となります。
異性に関する独特の表現が出てきたら、恋のテーマの合図です!
夏のテキストでは説明的文章の回数が少ないですが、内容としては重要です。
・答えが明確ではない文章
・話の内容が概念的で捉えづらい文章
以上が登場します。
「答えが明確ではない文章」では、筆者の意見がはっきりと見えにくく、小学5年生にとっては読み取りにくいです。ですが、よく読むと筆者の主張は文章の中に抽象部分としてしっかり書かれています。それをいかに拾えるかの訓練だと思い、取り組みましょう。
「話の内容が概念的な文章」も小学生にとっては読み取りにくいです。この夏では「言葉」という題材で登場しています。こういった概念的な題材の文章は難関中ではよく出題されますので、その練習だと思い、取り組みたいですね。
また、二元論(対比)の構造の理解も必要です。筆者の意見とその反対の意見を正確に捉えられるようにしていきましょう。また、逆に捉えないようにすることも大切です。
〈筆者の意見〉 +のイメージ
⇅
〈反対の意見〉 -のイメージ
どこで時間を使ってしまっているのか確認しましょう。
読むことに時間がかかっているのか、選択肢に時間がかかっているのか、抜き出しなのか、記述なのか、このあたりの確認をしっかりおこない、改善を目指しましょう。
直しを行いましょう。
直しをするときは
・なぜミスをしたのか? (原因を押さえる)
・どうやったら正解できるのか? (正解までの過程を考える・解答の根拠を本文から見つける)
上記2点を意識しながら直しをしましょう。
学習方法やテスト結果に関してご質問等ございましたら、お気軽にご相談くださいね。
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松田 浩志
自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。
大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。
現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。