サカセルコラム

SAPIX4年10月マンスリーでおさえるべきポイント!国語編 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX4年10月マンスリーでおさえるべきポイント!国語編

2025.09.19

2025年9月19日

夏期講習が終わり、再び平常授業が進み始めましたね。
いよいよ、4年生も後半戦ということで弾みをつけたいところ。
少しでもそのお手伝いができればと思います。

◇国語のテストの形式◇

大問1 (20点) 漢字の読み書き10問
大問2 (20点) 知識問題10問
大問3 (55点程度) 初見の長文問題 9問程度 (選択肢6~7問、抜き出し・記述1~2問程度)
大問4   (55点程度)     初見の長文問題 9問程度 (選択肢6~7問、抜き出し・記述1~2問程度)

まずは知識や客観問題で点数をしっかり確保し、その上で記述の部分点で点数を上乗せしていきましょう!
記述は満点ではなく、部分点の確保というイメージでテストに臨むと時間切れの可能性も減らせるかと思います。

客観系の問題は1問4〜6点程度。

平均点は80点前後になることが多いです。どこでどのくらい点数を取るか、時間を使うかをあらかじめしっかりとイメージしておきましょう。

2023年度平均点 77.2点
2024年度平均点 87.5点

◇テストの範囲◇

平常授業 20〜23回の内容
漢字の要 規定範囲
言葉ナビ 規定範囲

言葉ナビではことわざ、慣用句、同訓異字が出題されます。

意味を辞書的に理解するというより、「この言葉はこういうシーンで使うべき言葉だ」という理解をすると良いです。辞書的な暗記は難しい上にすぐ抜けてしまうので要注意です。
ドラえもんなどの学習漫画で学習するのも非常に有効です。その言葉を使用する最適なシーンが効率的に学べるので、ぜひ利用しましょう。

◇Aテキストの知の冒険の範囲◇

・指示語の基本的な動き
・接続語の基本的な知識と動き

○指示語

指示語は読解の基礎となります。
適切に指示語の内容が取れるように学習しましょう。

指示語の解き方

わかる!指示語の解き方

指示語とは?

文章を読む上でとても大切な「指示語」。まずは、どんな言葉が指示語なのか確認しましょう。

  • 「これ」「あれ」「こんな」「そういう」などの「こそあど言葉」が代表的です。
  • 指示語は、基本的にその言葉より「前」に出てきた内容を指し示しています。

指示語の解き方 4つのステップ

指示語が何を指すか見つけるには、決まった手順で考えるのが効果的です。以下のステップで進めてみましょう。

  1. 一文を読む
    まずは、指示語が含まれている文全体をしっかりと読みます。
  2. 指示語の指す内容のイメージを作る
    その指示語が、具体的にどんなものを指しているのか、大まかなイメージを掴みます。
  3. 前後から(基本は前)イメージに合う内容を探す
    作ったイメージにピッタリ合う言葉や文を、指示語の前後(特に前)から探します。
  4. 指示語に当てはめてみて確認する
    見つけた言葉を指示語の部分に入れてみて、文の意味が自然につながるか確認します。

例題で挑戦!

今日はカレーライスが食べたかったが、作るのが面倒だった。だから、私は【それ】をスーパーで買った。

  1. 一文を読む
    「だから、私は【それ】をスーパーで買った。」という文を読みます。
  2. イメージを作る
    「それ」が指す内容は、文脈から「スーパーで売っている食べ物」だとイメージできます。
  3. 前後から探す
    前の文からイメージに合う言葉を探すと、「カレーライス」が見つかります。
  4. 当てはめて確認する
    「それ」を「カレーライス」に置き換えてみます。
    「だから、私はカレーライスをスーパーで買った。」
    文の意味が自然につながるので、正解だと確認できます。

○接続語

こちらも指示語と同様に読解の基礎となります。
また、模試や入試問題で高確率で出題されます。
しっかりと学習し、ミスなく解き切れるようにし、得点源となるようにしましょう。

接続語の働きと種類

わかる!接続語の働きと種類

接続語とは?

接続語は、言葉と言葉、文と文などをつなぎ、前後の内容の関係を分かりやすく示す「橋渡し」の役目をします。

  • 単語と単語をつなぐ言葉
  • 文と文をつなぐ言葉
  • 段落と段落をつなぐ言葉

接続語の種類

接続語は、前後の内容をどのような関係でつなぐかによって、いくつかの種類に分けられます。

  • 前が「原因・理由」 後ろが「結果」 だから、したがって、それで、そのため、ゆえに など
  • 前が「結果」 後ろが「原因・理由」 なぜなら、というのは、というのも など
  • 前の内容と後ろの内容が「逆」 しかし、だが、けれども、ところが、でも など
  • 前の内容に「付け足す」 そして、さらに、そのうえ、また、しかも など
  • 前か後ろの「どちらかを選ぶ」 それとも、あるいは、もしくは、または など
  • 前の内容が抽象で後ろが「具体例」 たとえば、具体的には など
  • 前の内容が具体で後ろが「まとまっている」 つまり、すなわち、要するに など
  • 話題を「変える」 さて、ところで、では、ときに など

ちなみに、「順接」「逆説」などを覚えさせる担当の講師もいますが、テストにも入試にも名前は出題されませんので、覚える必要はありません。

接続語問題の解き方

わかる!接続語問題の解き方

4つのステップで攻略!

接続語の問題は、決まった手順で考えれば必ず解けるようになります。落ち着いてステップを踏みましょう。

  1. 前後を読む
    空欄(【  】)の前と後ろの文をしっかり読んで、それぞれの内容を把握します。
  2. 前後の関係を考える
    前の文と後ろの文がどんな関係にあるか(原因→結果、逆の内容など)を考えます。
  3. 接続語のイメージを作る
    考えた関係性から、「たとえば」や「しかし」のような、入るべき接続語の具体的なイメージを固めます。
  4. 選択肢を確認する
    自分のイメージに最も近い接続語を選択肢から選びます。

例題で挑戦!

将棋では毎日の練習が上達につながる。【  】詰将棋や棋譜並べなどだ。

a. たとえば  b. そして  c. なぜなら
  1. 前後を読む
    前の文「毎日の練習が上達につながる」と、後ろの文「詰将棋や棋譜並べなどだ」を読みます。
  2. 前後の関係を考える
    前の文「毎日の練習」という少し広い内容に対して、後ろの文が「詰将棋や棋譜並べ」という具体的な練習方法を挙げています。これは「後ろが具体例」の関係です。
  3. 接続語のイメージを作る
    具体例を挙げる時に使う接続語なので、「たとえば」が入りそうだとイメージします。
  4. 選択肢を確認する
    イメージ通りの「a. たとえば」が選択肢にあるので、これが正解だと分かります。

ワンポイントテクニック!

    ・ステップ2の「前後の関係を考える」が難しい場合は、まず「同じ内容?」「逆の内容?」「理由かな?」の3つのどれに当てはまるか考えてみると、考えやすくなります。
    ・接続語の問題がいくつかある場合は、焦らず「簡単なもの」「解けそうなもの」から解いていきましょう。簡単な問題を先に解くことで、自然と消去法となり、難しい問題も正解にたどり着けることもあります。
    ・空欄にいれてみて確認する方法は避けましょう。人間の脳は単純なもので、空欄に接続語をいれると「正解のように見えて」しまい、間違えることがあります。

以上となります。

何かお困りのことがありましたら、お気軽にご連絡ください!

自律学習サカセルは皆様を応援しています。

先行予約相談会 開催中!志望校に向けた準備を早めにスタート

受験学年を迎える前に、志望校に合わせた学習プランを一緒に立ててみませんか?

サカセルの先行予約相談会では、現在の学習状況や模試データをもとに、科目ごとの課題と今後の伸ばし方を丁寧に分析します。これまで多くのご家庭を志望校合格へ導いてきた講師陣が、志望校別の年間設計と、日々の学習リズムづくりまでを個別にご提案します!

また、塾の授業だけでは補いにくい“家庭学習の進め方”や“メンタル面のサポート”についてもアドバイスいたします。「何から始めればいいかわからない」「勉強計画を立てても続かない」といったお悩みも、ぜひご相談ください。


受験準備をスムーズに進めるための最初の一歩として、先行予約相談会をご活用ください。

SAPIXに関して、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
塾選びから合格(または転塾)までSAPIX完全解説


にほんブログ村にも参加しています。ぜひ下のバナーをワンクリックで応援もお願いします!

関連記事

松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

同じ筆者の記事を見る

人気の記事