4年生の秋、10月マンスリーが近づいてきましたね。
4年生はひとつひとつの内容をじっくり扱うため、意外と出題される知識が細かく、あなどれないテストになっています。しっかり準備して臨みましょう!
範囲
430-20 地層①
430-21 地層②
430-22 地面の動き(地震)
430-23 膨張と収縮
形式
30分 100点満点
大問は3~4
大問1 表紙裏の季節と生物+各回からの基本知識
大問2 地層・地震
大問3 膨張と収縮
上記のような形になっていることがほとんどです。
430-22(地震)は大問1や大問2に組み込まれていることが多いですが、大問3として分かれていることもあります。
重要単元は2回に分けて扱われる「地層」と、5年以降でほとんど登場しない「膨張と収縮」です。どちらも毎年掘り下げた内容が登場しています。
各回のポイント
重要度は以下です。
◎全員!
〇偏差値45~55
△上位を目指す!理科が得意!
430-20 地層①
「流水のはたらき」の単元です。
◎流水の3つのはたらきを覚えましょう
侵食作用 けずるはたらき
運搬作用 運ぶはたらき
堆積作用 積もらせるはたらき
◎川の流れの速さと川底の形を覚えましょう(P7図2、3)
まっすぐな川 真ん中が速い→真ん中が深い/真ん中に大きな石
曲がった川 外側が速い→ 外側が深く/外側に大きな石
流速が大きいと侵食作用が大きくなり、深くなります。また、小さな石は流されてしまうため大きな石しか残りません。このように関連付けて考えるとよいでしょう。
川底の形は図から選択する問題が頻出です。しっかり選べるようにしましょう。
◎流水がつくる地形について覚えましょう(P8図1)
V字谷 上流でできる
侵食作用
扇状地 川が山から平野に出るところでできる
堆積作用
堆積する粒は小石や砂(三角州より大きい)
水はけがよい→果樹園に利用される
三角州 川が河口に出るところでできる
堆積作用
堆積する粒は小さい
水はけが悪い→水田に利用される
※運搬作用でできる地形はありません。
蛇行 中流(平野)に見られる
川が曲がりくねること
三日月湖 蛇行が激しい場所でできる
三日月湖ができるしくみは理解しておきましょう。
地形も、図から選択する問題が頻出です。
◎石の大きさと形について覚えましょう(P9図1)
上流 大きい/角ばっている
下流 小さい/丸みをおびている
〇下流の石が丸みをおびている理由を答えられるようにしましょう
「川の中を運ばれるうちに、川底にぶつかったり、石同士でぶつかったりして角が取れるから」
侵食作用ではないので注意してください。
侵食作用は、流水が川底や川岸をけずるはたらきのことです。
〇川底の石の向きから川の流れの向きを判断できるようにしましょう(P9図2~4)
430-21 地層②
地層のでき方の基本を学ぶ回です。今後に向けてもとても重要です。
◎小石・砂・泥(ねん土)が積もる順番を理解しましょう
メスシリンダーに入れるとき(P7図3)
粒が大きくて重い小石が先に沈みます。
泥=ねん土です。
ねん土といわれるとかたまりをイメージする小学生が多いですが、
泥=ねん土=粉のように粒の細かい土 であることをしっかり理解することが大切で
す。
〇ひとつの層の中では粒が大きいものが下になることを理解しましょう(P7図2)
◎海での土砂の堆積を理解しましょう(P7図4図5)
図5では粒が大きいものから堆積するため、小石の上に砂、砂の上に泥が堆積しています。重なり方をしっかり理解しましょう。
〇深さが変化したときの土砂の堆積の変化を理解しましょう(P8図1)
テストでも入試でも頻出ですが、正答率の低いところです。
4年生のうちにしっかり図を描きながら理解しておくと大きな武器になります。
〇地層のできるしくみを理解しましょう
地層は海底でできること、海の深さが変化することで堆積する粒の大きさが変わり、色が違って見えることを理解しましょう。
〇泥(ねん土)の層の上に地下水がたまることを理解しましょう(P7コラム)
まず、地下水は雨が土にしみ込んだものであることを確認してください。
小石や砂の層はすき間があるため、水が通り抜けていきますが、泥(粘土)はすき間がほとんどないため、水が通れません。このため、泥(ねん土)の層の上に地下水がたまります。
◎示相化石について覚えましょう(P9図1)
地層が堆積した当時の環境が分かる
サンゴ あたたかくきれいな浅い海
アサリ、ハマグリ 浅い海
シジミ 河口付近や湖
ホタテ 冷たい海
◎示準化石について覚えましょう(P9図2)
地層が堆積した時代が分かる
古生代 サンヨウチュウ、フズリナ
中生代 アンモナイト、キョウリュウ
新生代 マンモス、ナウマンゾウ
〇示相化石・示準化石になる生物の条件を覚えましょう(P9図1と図2の上の①②)
430-22 地面の動き(地震)
◎震源・震央を覚えましょう
震源 地震の発生した位置(地下)
震央 震源の真上
※ニュース等で「震源地」という言葉が使われることがありますが、理科の用語ではありません。
〇地震計のしくみを理解しましょう(P7図3)
◎地震計で測定されたゆれのようすを知っておきましょう(P7図4)
初期微動 初めに伝わる小さなゆれ
主要動 後から伝わってくる大きなゆれ
初期微動が続く時間(初期微動継続時間)が長いほど、震源からの距離が長い
◎マグニチュードと震度のちがいを理解しましょう(P7(4))
マグニチュード 地震の規模
震度 ゆれの大きさ/10段階
〇地震の起こるしくみについて理解しましょう(P7図7、8)
〇マグマのねばり気と火山の形について理解しましょう(P8 図2)
図2の内容を覚えればOKです。
〇火山ガスについて覚えましょう
いちばん多く含まれるのは水蒸気!
◎火山灰は火山の東側に堆積することを覚えましょう(P8図3)
日本の上空を常に吹いている偏西風に飛ばされるため、火山灰は火山の東側に多く堆積します。
※風向きは「吹いてくる向き」をいいます。
西風とは西から吹いてくる風/西→東に吹く風のことです。
△プレートと火山の位置関係について覚えましょう(P8図4)
〇津波と液状化現象について覚えましょう(P8[2])
津波・液状化現象がどのようなものか知っておけばOKです。
430-23 膨張と収縮
入試でもよく登場する重要単元です。しかし、5・6年のテキストにはほとんど登場しません。そのためなのか、マンスリーでも難しめの問題が出ています。しっかり理解しましょう!
◎膨張と収縮について理解しましょう
どんなものでも温度が上がると膨張します。
膨張のしやすさは 気体>液体>固体 です。
◎空気と水の体積変化のちがいについて理解しましょう(P8図1)
空気の方が水より大きく体積が変化します。
〇ガリレオ温度計のしくみを理解しましょう(P8図3)
◎温度計のしくみを理解しましょう(P7図1)
ガラス管が細くなっていると、体積が変化したとき大きく液面が上下するため、変化が分かりやすくなります。
〇水は温度計に使えない理由を理解しましょう(P7図3)
・温度に対して一定の割合で体積が変化しない(グラフが直線になっていない)
・4℃のときにいちばん体積が小さくなるため、同じ体積になる温度が2つあるところがある
◎温度計の使い方を覚えましょう(P7図2)
・直射日光に当てない
・目盛りに対して垂直な位置から読む
・目盛りの1/10まで読む
◎金属球と金属の輪の実験を理解しましょう(P9図1)
〇金属のふたの開け方を知っておきましょう(P9図2)
ジャムのふたが開かないとき、ふただけお湯につけたことがありますか?
私は小さいとき、これを見て不思議だった記憶があります。
◎季節による膨張・収縮の例を知っておきましょう(P9図3)
レール 夏はすき間が小さく、冬はすき間が大きい
電線 夏はだらんと伸びていて、冬はぴんと張っている
〇バイメタルについて理解しましょう(P9コラム)
温度を上げると、膨張しやすい金属が外側になって曲がります。
マンスリーによく出ています。
表紙裏~季節と生物~
◎は虫類の動物を覚えましょう(430-21)
写真や図で判断できるように!
〇ウリ科の植物の実を覚えておきましょう(430-21)
◎夏鳥の渡りについて理解しましょう(430-22)
秋には南へ渡ります。
ツバメやカッコウは図を見て分かるようにしましょう。
◎キク科の植物について知っておきましょう(430-22)
◎サトイモはくき!(430-22)
◎ウスバカゲロウの幼虫はアリジゴク(430-23)
完全変態です。
〇秋の花を知っておきましょう(430-23)
マンスリーに向けて解いておくべき問題
◎全員
〇偏差値45~55
△上位を目指す!または理科が得意
◎ポイントチェック
確認問題[1]~[4]
デイリーステップ
〇確認問題[5][6]
△発展問題
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