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SAPIX新4年(3年生)3月組分けテストでおさえるべきポイント!国語編 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX新4年(3年生)3月組分けテストでおさえるべきポイント!国語編

2026.02.20

2026年2月

◇国語のテストの形式◇

大問1 (30点) 漢字の読み書き10問
大問2 (15点) 知識問題5問
大問3 (55点程度) 初見の長文問題 7問程度(選択肢4問、抜き出し・記述1問程度)
大問4   (55点程度)     初見の長文問題 7問程度 (選択肢4問、抜き出し・記述1問程度)

まずは知識や客観問題で点数をしっかり確保し、その上で記述の部分点で点数を上乗せしていきましょう!
記述は満点ではなく、部分点の確保というイメージでテストに臨むと時間切れの可能性も減らせるかと思います。

客観系の問題は1問6点程度。

平均点は大体80点〜90点になることが多いです。どこでどのくらい点数を取るか、時間を使うかをあらかじめしっかりとイメージしておきましょう。

2025年 平均点 99.8点

◇出題の傾向◇

常々言っておりますが、国語では「選択肢を制すものが、SAPIXを制す」であり、選択肢をしっかり取れるようにしていくことこそ、SAPIXでの手っ取り早い成績向上手段です。
しっかりと選択肢問題の解き方を身につけましょう。

2025年

説明的文章
・選択肢   4問
・抜き出し  1問
・記述    1問
・その他   擬音語

文学的文章
・選択肢   4問
・抜き出し  1問
・記述    1問
・その他   接続語

●対策

即効性の高い対策と本筋の対策をお話しします。

〜即効性のある簡易的な対策〜

・あらかじめ時間配分を決めておく

 大問1・2   5〜7分程度
 大問3・4   45〜43分程度

上記は目安です。
時間のコントロールに関してはしっかりトレーニングしておきましょう。
入試でも必要となる力です。
自分に合った最適な時間配分を考えておくだけで、慌てずに進められるようになります。

・あらかじめ優先順位を決めておく

 1 選択肢
 2 記述
 3 抜き出し 脱文挿入

向き不向きがあるかと思います。自分に合った優先順位を決めておくと良いでしょう。

〜本筋の対策〜

・文章を読む

 論説文、物語文、それぞれの読み方が定まっているかどうか。

 ここでの読み方というのは、ただ文章を漠然と読むことではなく、「どこに注目して、どこにチェックをするのか分かっており、かつ実践できる」ことです。

 例えば、論説文において必要な能力は「抽象に線が引ける」「意味段落分けができ、要点が拾える」「対比の構造を捉えられる」「文章の主題が捉えられる」などがあります。

 こういったことを理解した上で、実践できるようにしていくことが読解です。まずは、お子様が文章の読み方をどの程度知っているのか、そしてそれを実践できているのか確認していきましょう。

今回は物語文の読み方を一つご説明します。

物語文の読み方 人物像チェック

物語文の読み方 人物像チェック

ポイントは「どんなキャラなのか?」を意識すること!

・人物像とは

登場人物の「性格・環境・状態・クラスカースト・経歴」などから分かる、登場人物の持つ価値観・キャラクター性のこと!!

A:両親が警察官で「正しいことをしろ」と言われて育った。
⬇ つまり
「正義感が強い人物」
B:元々の偏差値は35だったが、日々勉強に取り組み、偏差値を55にまで伸ばした。
⬇ つまり
「努力の重要性を知っている人物」
C:毎日のように宿題を忘れ、廊下に立たされ、クラスメイトから馬鹿にされている。
⬇ つまり
「自己肯定感の低い人物」
D:強盗や殺人が当たり前のスラム街で育った。
⬇ つまり
「犯罪に対して抵抗がない人物」
E:野球のプロになることや甲子園出場が目標で、小さい頃から野球を真面目に練習してきた。高校では努力に重ね、チームメイトをまとめあげ、甲子園で活躍し、プロになった人物。
⬇ つまり
「努力の重要性を知っており、リーダーシップのある人物」
「自分の人生の大きな目標を達成してきたことから自己肯定感も高く、自分に自信を持っている。」

・何が得なのか?

登場人物のキャラが分かると「どういう心情になるのか?」がよく分かる!!

例1:お金を拾ったら?
A
「交番に届けなくてはという使命感を持つ」
D
「何も気にすることなく、お金を自分のものにする」
あなたがお金を拾ったら?
                      
例2:女子がこっちを見て笑っている。どう思う?
C
「馬鹿にされていると思う」
E
「自分のことを好意的に見ているんだなと思う」
あなただったらどう思う?
                      
このように人物像を意識することで、容易に心情を押さえることが可能となります。
また、国語で御法度の「自分だったら…」と考えてしまう主観の世界から抜け出せていないお子様の成長にも繋がります。

・問題を解く

 まず大前提として、設問を正しく認識できているかが重要です。

 「何を聞かれているのか?」「何を答えれば良いのか?」「何を本文から探すのか?」しっかりと押さええられているか確認しましょう。

 次に解き方です。

 選択肢、抜き出し、記述、それぞれ解き方が正しい方法で定まっているかが重要です。

 例えば、野球において一流と呼ばれるピッチャーは自分の投球フォームが常に定まっています。自分の力がボールに伝わりやすい投げ方を再現し続けているわけです。1回1回投げ方がバラバラでは駄目なのです。

 これと同様に正答確率が高くなる解き方を常に同じようにできるかが重要です。100回やっても100回とも同じ正解にたどり着ける解き方を、再現できるようにしましょう。

 そして、これには解き方の手順を知ること、反復練習すること、感覚に頼らないことが必要です。

 国語が苦手なお子様はそもそも解き方を知らず、その場その場でなんとなくの雰囲気で解いている場合が多いです。さらに、得意なお子様の場合であっても雰囲気で解いている場合が多々あります。

 解き方をすでに知っているお子様は、最初から方針がはっきりしており、何をすれば良いのか明確なのに対し、なんとなく解いているお子様はその場その場で考え対応していく必要があります。これも差になります。

 もちろん感覚が鋭いお子様の場合はそれを伸ばしていく指導もしています。しかし、感覚に頼っているほとんどのお子様は「脳が経験知を頼りに無意識的に処理をした結果の直感」ではなく、「ただのなんとなく」です。その部分を論理に変えていきましょう。

以上となります。

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松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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