サカセルコラム

春、受験生の気がゆるむ季節 Column

知っトク 中学受験

春、受験生の気がゆるむ季節

2019.04.11

4月。

春期講習も終わり、いよいよ学校でも新学期が始まりましたね。

 

受験生の皆さんにとっても、色々な変化があったのではないでしょうか。

クラス替え、担任の先生が変わった、転校生が来た・・・

春期講習ではガッツリと受験勉強に向かい合ってきたのに、始業式以降はすっかり学校のことで頭がいっぱいだとしても仕方ないのかもしれませんね。

学校によっては5月に運動会があって、始業式早々に練習が始まったり、1学期に修学旅行があったり・・・

受験生としてではなく、小学生としての生活を満喫する機会も多いようです。

 

その上、2月の塾での新学年開始から少し時間が経って緊張感も緩んできたことで、なんとなく受験勉強に対して気が緩みがち・・・

そういう生徒は非常に多いです。

 

また塾での試験を考えてみても、少しペースは落ち着きます。

大きなテストとしては4月上旬と7月上旬に、四谷大塚の合不合、首都圏模試、SAPIXの組分けテストが実施されるものの、その間の4月下旬から6月いっぱいは塾内でのクラス分けテストがあるくらいです。

 

塾の先生が休みを取る時期も春から初夏が多いこともあり、春は中学受験において気が緩む時期と言えるのかもしれません。

この時期はそんなものだと保護者の皆様も割り切ったほうが良いのでしょうね。

 

ただコツコツ知識補強を続けることは絶対に怠らないように気を付けましょう。

6年前半の知識事項は中学受験最頻出テーマが並びます。

この時期にシッカリと解法知識を獲得することで、秋以降の志望校対策の礎を作っていきましょう。

 

塾での成績を上げるという意味でもラストチャンスです。

夏休み以降は、どの受験生も目の色を変えて勉強に取り組み始めます。

今なら「春眠暁を覚えず」とペースを掴めていないライバル達を出し抜くチャンスですよ。

 

 

ちょうど自律学習サカセルの教室では、卒業生たちからの入学式の報告が続々。

ちょっぴりブカブカの制服でも、誇らしげで凛々しい表情の先輩たち。

みなさんも後に続けるよう、頑張っていきましょう!

 

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三宅 貴之

この記事を書いたのは...

三宅 貴之

自律学習サカセル代表。
東大寺学園から東京大学に進み、以降は大手集団塾や個別指導塾で講師としてキャリアを積む。
講師としてだけではなく新規事業の立ち上げ→運営→収益化のプロセスも経験し、満を持して自律学習サカセルを創設。

「新しいことを知る」ことを楽しめる好奇心で、その昔、高校生クイズで全国大会の準決勝に進出したことも。

プロ野球、読書、靴、腕時計、ビール、筋トレ…
色々と興味は尽きない中、一番の趣味は、やっぱり仕事。

卒業生との語らいや、娘の成長を日々の楽しみに、
さぁ今日も1日がんばります!

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