約5週に1度実施される組分けテスト。
SAPIXの組分けテストとは違い、「範囲の決まっているテスト」の位置付けです。
小6の第1回から公民の内容を扱った以前のカリキュラムとは違い、「太平洋戦争以後」の内容が6年生に持ち越されることになりました。
●各回でおさえるべき内容のピックアップ
1回 現代史(1)
・戦後日本の新しい国づくり 〜昭和時代(2)〜
→日本を資本主義諸国に入れるために主権を回復させた
・連合国軍の日本占領
→ポツダム宣言に基づいて、日本の領土が北海道・本州・四国・九州のみとなり、沖縄・奄美群島・小笠原諸島・満州・台湾・膨湖諸島・南樺太・千島列島などは外国の統治となっている
ダグラス・マッカーサーが最高司令官の連合国軍総司令部(GHQ)の支配を受けていた
・政治の民主化
→ダグラス・マッカーサーと幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)内閣との間で、日本の弱体化(民主化)を目指し「五大改革指令」が出される
①婦人の解放
②圧政的諸制度の撤廃
③教育の自由主義化
④労働組合結成の奨励
⑤経済機構の民主主義化 を日本の政治に取り入れることを指令した
※軍隊がらみの内容は弱体化の最優先事項となっているため、指令の中には入っていない
このうち政治の民主化にあたるのが
※軍隊の解散・公職追放令・極東国際軍事裁判(東京裁判)
①婦人の解放(衆議院議員の選挙法改正で20歳以上の全ての男女に投票権)
②圧制的諸制度の撤廃(治安維持法の廃止)
③教育の自由主義化(教育基本法・学制改革による義務教育9年化・学校基本法による6・3・3・4制の導入)
・経済と社会の民主化
→④労働組合結成の奨励(労働組合法と労働関係調整法で労働三権を認め、労働基準法で最低基準を定めた)
⑤経済機構の民主主義化(財閥解体・独占禁止法により財閥復活を防いだ・農地改革により地主を弱体化し小作人を自作農に)
・日本国憲法の成立
→日本国憲法の公布・施行年月日・現在はなんという祝日になっているか、国民主権・平和主義・基本的人権の尊重の名称と簡単な内容
・冷たい戦争と日本の独立
→戦争とまではいかない、厳しい対立状態の冷戦
資本主義国アメリカと社会主義国のソ連が対立
<1945>国際連合(United Nations)の成立
第2次世界大戦の連合国(United Nations)が中心となり、 もう2度と世界規模の紛争が起こらないよう、平和を守るためにつくられた
<1948>大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の成立
北緯38度線を境に、アメリカとソ連の支援を受けて作られた
吉田茂内閣
<1949>中華人民共和国の成立
毛沢東を国家主席として社会主義国家となった
中華民国の政府は台湾に逃れた
<1950>朝鮮戦争
朝鮮半島を統一しようと、北朝鮮が北緯38度線を南下し、戦争が起こった
内容①大韓民国 vs 朝鮮民主主義人民共和国
②日本の防衛が手薄にならないようにGHQは警察予備隊を作るよう命じた
結果①朝鮮半島中間部にある板門店を境に、休戦協定<1953>が結ばれ、いまだに「一時休戦」中
②アメリカ軍から大量の軍需品の注文を受けて、特需景気という好景気になった
③警察予備隊→保安隊<1952>→自衛隊<1954>に
<1951>サンフランシスコ平和条約
目的 アメリカが日本を資本主義陣営に入れるため
内容①日本(吉田茂首相)vs アメリカなどの48ヶ国
※ソ連・ポーランドは調印せず、中国は講和会議にすら招かれなかった
②GHQによる日本の占領が終了し、日本が独立する
<1951>日米安全保障条約
日本の独立後も、日本の安全を守るために、アメリカ軍は日本に駐留する
<1953>奄美群島の日本復帰
・国際関係の変化
鳩山一郎内閣
<1956>日ソ共同宣言
ソ連との国交回復
結果①北方領土問題が未解決であるため、平和条約は結ばれなかった
結果②日本が国際連合に加盟する<1956>
岸信介内閣
<1960>(新)日米安全保障条約
内容①アメリカ軍は日本国において、施設及び軍事基地の使用を許される
②日本で、日本もしくはアメリカのいずれかが攻撃を受けたとき、両国は自国の憲法に従って、共同で行動する
結果 日本がアメリカの戦争に巻き込まれる危険性があるため、激しい反対運動が起こる(安保闘争)が、自由民主党により承認され、岸信介内閣は総辞職する
池田勇人内閣
<1960>国民所得倍増計画を発表
経済成長を目指し、10年間で国民の収入を2倍にすると計画
結果 日本の国民総生産(GNP)が資本主義国の中でアメリカにつづき2位になり、日本が経済大国と呼ばれるようになった
<1964>東京で夏季オリンピックが開催される
アジアで初めてのオリンピック開催
結果 東京オリンピックに合わせて、東海道新幹線や名神高速道路が整備された
佐藤栄作内閣
<1965>日韓基本条約
大韓民国と国交回復
<1967>非核三原則が主張される
核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず
<1968>小笠原諸島がアメリカから返還される
<1972>札幌で冬季オリンピックが開催される
<1972>沖縄がアメリカから返還される
〜ノーベル平和賞受賞<1974>
田中角栄内閣
<1972>日中共同声明
中華人民共和国と国交が正常化する
福田赳夫内閣
<1978>日中平和友好条約
平和条約により、中華人民共和国との外交関係が発展することになった
・朝鮮戦争がもたらしたもの
→特需とは「特別需要」のことで、超大量の軍需品(衣服・食料品なども含む)の注文で特需景気と呼ばれる好景気になった
2回 現代史(2)
・戦後の日本経済とこれからの日本
→これ以降の欄で出てくる内容が多いので割愛
・経済の成長
→高度経済成長[期]<1955〜1973>
原因 特需景気<1950〜1954>で日本が空前の不景気から抜け出した
内容 神武景気<1954〜1957>
岩戸景気<1958〜1961>
オリンピック景気<1962〜1964>
いざなぎ景気<1965〜1970>と好景気が続き、経済成長を果たした
結果①1950年代後半から三種の神器(白黒テレビ・電気冷蔵庫・電気洗濯機)が普及
②1970年代から3C(乗用車・カラーテレビ・クーラー)が普及
③環境破壊・公害の問題が発生、公害対策基本法成立<1967>、環境庁の設置<1971>
④大都市では過密化、地方では過疎化が進んだ
⑤第四次中東戦争<1973>をきっかけに石油危機(オイルショック)<1973>が発生し、 高度経済成長(期)が終わる
固定相場制から変動相場制へ<1973>
1ドル=360円で固定されていたが、取引の状況によって常に交換比率が変動するようになった
・石油危機後の日本経済
→大量の原料を必要とする素材型工業から、省エネルギーが進められ組立型産業が中心になった
<1970年代〜1980年代前半>日本の自動車輸出が増大したことによる貿易摩擦が発生
結果①アメリカの貿易赤字を減らすために、円高・ドル安にすることに決定
→日本の自動車などの輸出産業が打撃を受けて、円高不況という不景気になった
②円高不況を受けて、日本の自動車会社が国内ではなく地価や賃金の安いアジア各国で製造を行うようになった(現地生産)
③景気対策により、日本は世の中に出回るお金の量を増やした
→銀行は企業に多くのお金を貸して、企業はそのお金で土地や株式を買った
<1986.12〜1991.2>バブル景気
内容 企業が多くの土地や株式を競って買ったため、地価や株価が実際の価値を超えて大きく上がって、好景気になった
結果①株価の下落<1990>地価の下落<1991>により、多くの企業が大きな損を出してしまった
②企業からお金を返してもらえなくなったことにより、多くの企業や銀行が倒産し、その後不景気が続いた
・昭和時代から平成時代へ
→<1989>昭和天皇が亡くなり、元号が平成に
<1993>細川護熙内閣が成立し、自由民主党の55年体制が崩れて野党に
<2009>民主党が衆議院議員総選挙で過半数を獲得し、自由民主党から政権交代
<2012>民主党から自由民主党へ政権交代
・地震国・日本が得た教訓
→<1995.1.17>阪神・淡路大震災
兵庫県の南部の明石海峡を震源とした地震が発生
結果①多くの建物が倒壊、電気や水道などのライフラインを保つ重要性を知った
②耐震を意識した住宅・建物が建つようになった
<2011.3.11>東日本大震災
岩手県沖から茨城県沖を震源とした地震が発生
結果①津波による犠牲者が2万人を超え、その後の地震発生の際に津波に警戒するようになった
②福島第一原子力発電所が被災したことで、安全性が疑問視され、原子力発電がほとんど行われなくなった
・平成時代から現在、そして未来へ
→バブル経済崩壊・グローバル化の拡大で、労働者を定年まで雇い続ける終身雇用制度、年数に応じて賃金を上げる年功序列制度が崩壊
結果①単純労働者の人件費の削減のために、企業はパートタイマー・アルバイトなどの非正規雇用で働く人を増やした
②人々の収入格差がさらに広がった
少子・高齢化が進み、高齢化社会(全人口の高齢者割合7%)から高齢社会(14%)になり、現在は超高齢社会(21%)になった
・戦後のおもな内閣総理大臣
→第1回で扱っていない、中曽根康弘(国鉄民営化)・竹下登(消費税3%導入)・細川護熙(55年体制崩壊時の連立内閣)・小泉純一郎(日朝平壌宣言・郵政民営化)・鳩山由紀夫(民主党による政権交代)・安倍晋三(内閣総理大臣在職日数歴代1位)
3回 日本国憲法の三大原則
・憲法のはたらき
→立憲主義という名称と内容
・日本国憲法の特色
→憲法は国の最高法規であり、憲法に違反する法律・命令は存在しない
民主主義を表現したリンカーンの「人民の、人民による、人民のための政治」は要チェック
・天皇主権から国民主権へ
→憲法1条 天皇は、日本国の【象徴】であり、日本国民統合の【象徴】 であって、この地位は、【主権】の存する日本国民の総意に基く。
天皇の国事行為~内閣の助言と承認を必要とする
内容 天皇には国の政治に関する権限は一切ないので、憲法に定められた形式的、儀礼的な仕事のみを行う
①国会の指名に基づいて、【内閣総理大臣】を任命する
②内閣の指名に基づいて、【最高裁判所長官】を任命する
③憲法改正・法律・政令・条約を【公布】する
④内閣の決定に基づき、【国会】を召集する
⑤衆議院を【解散】する
⑥国会議員の総選挙の施行を公示する など
・平和主義
→憲法前文...日本国民は恒久の【平和】を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、【平和】を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。...
9条①日本国民は、正義と秩序を基調とする【国際平和】を誠実に希求し、国権の発動たる【戦争】 と、武力による威嚇又は武力の行使は、【国際紛争】を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の【戦力】は、これを保持しない。国の【交戦権】は、これを認めない。
問題 自衛隊が憲法第9条に違反している?
政府の主張 国を守る自衛権までも放棄しているわけではないので、 憲法違反にはあたらない
文民統制(シビリアン・コントロール)により、 自衛隊の最高指揮監督権は内閣総理大臣にある
反対意見 自衛隊は戦力にあたる
・基本的人権の尊重
→「侵すことの出来ない永久の権利」を尊重すること
①自由権
→具体例を「何の自由か」で分類する問題が出たら、経済活動の自由の内容を判定し、残りを「身体系」「考える系」で判別できるように
(1)身体の自由~身体系
(2)精神の自由~考える系
・思想及び良心の自由(ものごとを自由に考え、自分の良心に従う自由)
・信教の自由(どんな宗教を信じても、信じなくてもよい自由)
・集会、結社、表現の自由(同じ考えの人が集まり、団体をつくり、自分の意見を述べたり発表したりする自由)
・学問の自由
(3)経済活動の自由
・財産権の不可侵(保障
・職業選択の自由
・居住・移転の自由
②平等権~法の下の平等
憲法14条 すべて国民は法の 【下】に平等であって、人種、信条、【性別】、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
③社会権…貧富の差などを埋めるための、誰もが人間らしく豊かな生活をする権利
(1)生存権
憲法25条 すべて国民は、【健康】で【文化的】な【最低限度】の生活を営む権利を有する。
(2)教育をうける権利(能力に応じて、等しく教育をうける権利)
(3)勤労権 働く意思と能力のある者に、働く権利を保障
(4)労働三権...会社の経営者(使用者)から労働者を守る権利
内容 団結権(労働組合をつくる権利)
団体交渉権(労働組合が使用者と対等に話し合う権利)
団体行動権(ストライキなどを行える権利)
法律 労働基準法など
④基本的人権を守るための権利
(1)参政権(国民が政治に参加する権利)
・選挙権(選挙で投票できる権利)
年齢 満18歳以上の男女
・被選挙権(選挙で立候補する権利)
・国民投票(憲法改正の際の手続き)
法律 国民投票法
内容 各議院の総議員の3分の2以上の賛成で憲法改正の発議
→国民投票で過半数の賛成
→天皇が国民の名で公布
・国民審査(最高裁判所の裁判官を国民が審査)
いつ 任命されて初めての衆議院議員総選挙と同時開催
その後10年おき
(2)請求権(裁判をうける権利など)
⑤新しい人権~憲法に直接記載されていない権利
(1)環境権(良い環境を求める権利)
法律 公害対策基本法→環境基本法
役所 環境庁→環境省
(2)プライバシーの権利(個人情報がみだりに公開されない権利)
法律 個人情報保護法
(3)知る権利(国民が政治について正しい判断ができるように、 国などが持つ情報の公開を求められる権利)
法律 情報公開法
(4)自己決定権
※公共の福祉(社会全体の幸福や利益(のためにかけられる制限))
・国民の三大義務
→勤労の義務、(親が)子どもに普通教育を受けさせる義務、納税の義務
・日本国憲法と大日本帝国憲法
→どの内容が空欄になったとしても全て答えられるように
大日本帝国憲法を天皇から受け取っている人物は2代総理大臣の黒田清隆
4回 国会のはたらき
・政治と民主主義
→直接民主制と間接民主制の名称と内容
・国会の地位
→憲法41条 国会は【国権】の【最高機関】であって、国の【唯一】の【立法機関】である。
・二院制〜衆議院と参議院による間接民主制
→憲法43条 両議院は 、全国民を【代表】する選挙された議員でこれを組織する。
理由 審議を慎重に行うため
衆議院と参議院の比較表は全ての項目に答えられるように
・国会の種類
→①通常国会
いつ 毎年1回、1月から
会期 150日間
内容 予算(4/1〜3/31)について話し合う
②特別国会
いつ 衆議院解散後の衆議院議員総選挙から30日以内
内容 内閣総理大臣の指名
③臨時国会
いつ 内閣が必要と認めたとき
どちらかの議院で総議員の3分の2以上の要求があったとき
④緊急集会~参議院のみが参加のため国会でなく「集会」
いつ 衆議院が解散しているとき
・国会の運営
→予算案・法律案などの「案」は、
1名の議長→20名程度の委員会(→必要があれば議員以外も参加する公聴会)→全員参加の本会議とだんだん話し合いをする人数を増やしていく
憲法審査会の名称と内容
・国会の仕事〜衆議院の優越を認める
→理由 衆議院は(参議院と比べて)任期が短く、解散もあるため、国民の意見(世論)を反映しやすいから
<優越あり>をジョウ(条約の承認)
ホウ(法律の制定)
ナイ(内閣総理大臣の指名、内閣不信任決議)
ヨ(予算の議決)
<優越なし>をケ(憲法改正の発議)
ダ(弾劾裁判所の設置)
コ(国政調査権)
と各仕事の頭文字で判定するのがコツ
・政党政治
→与党・野党・連立内閣・無党派層の意味と名称
現在の与党の具体名は必ず書けるように
・選挙制度
→選挙の原則4つ・小選挙区制・大選挙区制・比例代表制・公職選挙法の名称と内容
比例代表制についてはもう少し後の回で詳しく扱う
・衆議院の優越
→法律案は両院協議会を開かなくてもOK
衆議院が優越するものは?の表はとてもよくまとまっていてわかりやすいので、必ずチェック
★テストの構成・テキストの構成・対策と優先順位(毎度大きな変化はないため再掲となります)
【テストの構成】 35分 100点満点 配点・出題形式は一例です。
大問126点 書き取り10問 選択肢2問
大問246点 書き取り14問 選択肢9問
大問328点 書き取り4問 選択肢8問
35分で約50問。
傾向に変化がなければ、記述はなく、書き取りが中心の形式です。
一問一答の「名称」を問う形式がほとんどであるため、きちんと努力を重ねていれば報われやすい形式となっています。
これは昔から変わらずですが、「処理力」を重視した設問の構成となっています。
以前と変化があったのが書き取り問題で、一部のみ漢字指定だったのが、ほとんどの問題で漢字指定となっています。
自信のない内容は「ひらがな」で書けば◯がもらえる…という「安全策」が以前は取れましたが、難関校に向けた対応が必要になったと言えます。
【テキストの構成】
総合回以外の通常回 予習シリーズ
・テキスト解説ページ(ちょっとくわしく、今回のポイントも含む)
→基本的に太字を中心にチェックします。
太字の多くは「名称」です。
「名称」を中心に押さえるのが大切ですが、「名称を聞いた時に内容がきちんと言える状態」が望ましいです。
図・表・グラフからの出題も多いので、「どれが何を指しているのか」知っておくと良いでしょう。
【なぜそういった数値・グラフの動きになっているのか】までおさえておいた方が良いです。
塾の先生に質問する機会があるならば、【図・表・グラフを見分けるポイント】【目立つデータがあれば、なぜそういうデータになっているのか】を質問するのが良いでしょう。
・要点チェック
→比較的取り組みやすい一問一答です。
集団授業を受けているなら、授業後に一番に取り組んで欲しい内容となっています。
総合回 予習シリーズ
・学習のまとめ
→約4回分の内容を凝縮したテキスト解説コーナーです。
ここはそこまでチェックしなくて良いでしょう。
・要点チェック
→通常回とは違い、図・表・グラフからの出題が中心です。
比較的取り組みやすいので、なるべく早めに解くのが良いでしょう。
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
総合回以外の通常回 演習問題集
・まとめてみよう!
→予習シリーズのテキスト解説ページを「穴埋め形式」にしています。
「名称」を中心に問う形式となっているため、早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・グラフに書きこもう!
・白地図に書きこもう!
→予習シリーズのテキスト解説ページに載っている内容のうち、「問われやすい問題」を中心にピックアップしています。
これも早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・練習問題
→予習シリーズに載っているものと同様、組分けテストに近い形式の内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
・発展問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。
練習問題よりも難易度は難しめで、ここで初めて見る内容の問題も存在します。
余裕があるなら毎週のルーティンに組み込みたい問題です。
・記述問題にチャレンジ!
→入試問題をもとに出題される記述問題です。
難しい問題も含まれています。
この問題に取り組むなら、担当の先生などに採点をお願いしたいところです。
優先順位は少々下がります。
総合回 演習問題集
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
4週間前に扱い、忘れてしまっている内容を思い出すきっかけにもなりますし、是非取り組みたい内容です。
・応用問題
→こちらも、組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
練習問題よりも少々難しめですが、ぐんとレベルが上がるわけではないので、「聞かれ方の引き出し」を作るためにも取り組むことをオススメします。
・チャレンジ問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。
通常回の発展問題と同じ立ち位置の問題です。
こちらも余裕があれば取り組んでおきたい内容となっています。
【対策と優先順位】
□通常回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①テキストを読む
②太字を中心に、表・グラフ・図の内容などもチェックして内容をおさえる
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!を取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
■通常回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノート・テキストでマークした箇所などを見返して記憶を整理する
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!を取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
毎週の取り組みで⑧まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50〜55を目指すなら⑤〜⑥まで
偏差値60以上を目指すなら⑦まで
入試問題を見据えて取り組むなら⑧まで実施し、担当の先生に添削してもらう
というところでしょうか。
④までで終わりにする子も一定数いますが、「入れ込んだインプットの内容をアウトプットして確認する」作業を行っていないため、組分けテストに対応するのは難しいと思います。
せっかく取り組むならば、最低でも⑤もしくは⑥までをワンセットにすることをオススメします。
□総合回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①通常回のテキストをざっと読み直す
②演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
■総合回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する通常回のテキストをざっと読み直す、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
こちらも通常回と同様⑦まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50〜55を目指すなら④〜⑤まで
偏差値60以上を目指すなら⑥〜⑦まで
というところでしょうか。
練習問題・応用問題・チャレンジ問題を取り組み、なぜその答えになるのかがわかる状態になっていれば、かなりの点数が見込めます。
四谷大塚の組分けテストの社会は努力が反映されやすいです。
4科目の勉強のバランス・目指す偏差値からどこまで取り組むかを決め、進めていくのが良いでしょう。
四谷大塚6年生の3月度組み分けテストに関しては以下の記事もご覧ください。
四谷大塚6年生 3月度組み分けテストはどう対策する?算数編
四谷大塚6年生 3月度組み分けテストはどう対策する?国語編
四谷大塚6年生 3月度組み分けテストはどう対策する?理科編
四谷大塚6年生 3月度組み分けテストはどう対策する?社会編
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