この記事を書いたのは...
TAKUMI
医者の卵3年目。
ゴルフとお酒とラーメンが大好きなおっさん(22歳)
個別指導・家庭教師の自律学習サカセル
サカセルコラム
説明するチカラ Column
こんにちは!コロナウイルスの猛威を振るい始めて半年経ちます。いまだに新規感染者数はなかなか減少せず、東京都で新たに195人の感染者が認められたそうです。予断を許さない日々が続きますが、気を引き締めて生活していきたいですね。
さて、前回の記事で「記憶に大切なのは想起をたくさんすること」「そのために有効なのは他人に説明すること」などと豪語しました。今回はその説明についてです。みなさんは他人に説明するときどういったことを意識しますか?説明するといってもさまざまな目的があります。勉強を教えるのもそうですが、プレゼン、自己紹介、エピソードトーク、道案内、料理の作り方など多岐にわたります。どの場合でも使えるテクニックなのでぜひ使ってみてくださいね。
上手に説明するためには以下の順序で伝えることが大切です。
ここで大切なのは「自分が考える順番≠他人にとって分かりやすい順番」だということです。我々の脳はどうしても、根拠→結論の順で考えますが、これをそのまま他人に伝えてはいけません。これを説明するためには結論→根拠の順で伝えることがとても大切なのです。
例えば、自分の趣味を相手に伝えるとき
NG例:「小学校のときは野球をやって、途中で飽きたから中学でサッカーしたこともあったけどケガしたから、しばらく休んでたらギターに出会ったんだよね。だから趣味はギターを弾くこと。」
OK例:「ギターが趣味。これには訳があって色んなスポーツをしてたけど、ケガで休
んでたら、高校の時にギターに出会ったんだよね。今も軽音にドハマり中。」
違いは一目瞭然ですよね。前者は何が言いたいのか最後まで聞かないと分からず、要点もまとまっていません。後者は先に結論を聞くことができ、不要な情報もカットされていて要点がまとっています。このように、結論を先に伝えることは非常に重要なのです。
私は塾講師・家庭教師を2年程やってきました。中学受験・大学受験に真面目に取り組んできたため、はじめは余裕だと高を括っていました。しかし実際に教えてみると、生徒の反応がイマイチだったのです。何回も繰り返し説明しても結果は同じ。なぜだろう?と自問自答を続け、色んな本を読み、他人にうまく伝えるための勉強をしました。
(オススメの本:阿川佐和子-「聞く力」、田中耕比古-「一番伝わる説明の順番」)
実はこの記事も結論→根拠→具体例→まとめの順になっていることにお気づきでしょうか!?分かりやすくみなさんに伝えるため行間を空けてみました(笑)。ではまた。
この記事を書いたのは...
TAKUMI
医者の卵3年目。
ゴルフとお酒とラーメンが大好きなおっさん(22歳)