●各回でおさえるべき内容のピックアップ
6回 鎌倉時代
→幕府をうまく機能させるにはどんな敵をおさえこむ必要があったのか?
「朝廷」「武士」が幕府の敵です。
想定外の敵として「外国」が来たことで、幕府は力を失うことになります。
▼鎌倉時代
<1192>鎌倉幕府の成立
人物 源頼朝
仕組 土地をなかだちとした封建制度
内容 土地を恩賞として与える「御恩」と、将軍のために働く「奉公」の関係
●執権政治〜北条氏が執権となり権力を握る政治
<1221>承久の乱
人物 後鳥羽上皇が幕府に反乱をおこす
結果 失敗し、京都に六波羅探題がおかれる
<1232>御成敗式目
人物 3代執権 北条泰時
内容 武士を取りしまる
●幕府の衰退
<1274 文永の役
1281>弘安の役(元寇)
内容 元の皇帝フビライ・ハンが北九州に攻めてくる
→8代執権 北条時宗が撃退
結果①恩賞が少なく、土倉・酒屋に借金を返しきれなくなった御家人の不満がたまる
結果②永仁の徳政令<1297>で借金を帳消しにするも、土倉・酒屋から金を借りられない武士が鎌倉に集まれなくなり幕府が弱体化
<1333>鎌倉幕府の滅亡
人物 後醍醐天皇が足利尊氏、新田義貞、楠木正成を利用してほろぼす
●鎌倉時代~鎌倉文化
特徴 武士の力強い文化
貨幣 宋銭
農業 二毛作が西日本に広まる
牛馬耕が始まる 肥料
産業 座…同業者の組合
問(問丸)…水上の運送業者
馬借…陸上の運送業者
土倉・酒屋…高利貸し業者
市場 月3回の定期市が始まる
文学 「平家物語」作者不明、琵琶法師が弾き語り
「徒然草」吉田兼好(兼好法師)
歌集 「新古今和歌集」藤原定家
建築 東大寺南大門~金剛力士像
人物 運慶・快慶
円覚寺舎利殿
仏教 じ 浄土宗 ほ 法然
じ 浄土真宗 し 親鸞
じ 時宗 い 一遍 「念仏」(南無阿弥陀仏)を使用
り 臨済宗 え 栄西
そう 曹洞宗 ど 道元 「坐禅」を使用(禅宗)
に 日蓮宗 に 日蓮 題目(南無妙法蓮華経)を使用
→「じーさんほしい りそうのえどに」と覚えましょう。
「じーさん」は「じ」から始まる仏教が3つあるという意味です。
7回 室町時代
→鎌倉と同様、幕府をうまく機能させるにはどんな敵をおさえこむ必要があったのか?
「朝廷」「武士」「(団結することを覚えた)農民」が幕府の敵です。
▼建武の新政
人物 後醍醐天皇
結果①公家中心の政治だったため、2年で終了し、足利尊氏が天皇を追放
【北朝(京都)】足利尊氏(の言いなりの天皇)
【南朝(奈良の吉野)】後醍醐天皇
結果②ひとつの時代に天皇が2人いる南北朝時代に突入
▼室町時代
<1338>室町幕府の成立
人物 初代征夷大将軍 足利尊氏
結果 ①南北朝の争いが続いたままだった
②守護が国の政治や土地のほとんどを支配し、守護大名と呼ばれるようになる
●室町幕府の全盛~3代将軍 足利義満
・京都の室町に花の御所を建て、鎌倉から京都に政治の基盤を移した
・南北朝合一
・鹿苑寺金閣を建立
・日明貿易~勘合貿易
内容 明の皇帝に日本国王(足利義満)が朝貢する形で貿易を開始した
倭寇と区別するために勘合を持たせた
~集団で海を渡り、海賊行為を行う
輸入品 明銭・絹織物・陶磁器
輸出品 銅・刀剣・硫黄
●農民の成長
・惣…寄合を開いて村のおきてを定め、自治を行う
○一揆のはじまり
<1428>正長の土一揆
内容 農民らが借金の帳消しを求めて土倉や酒屋を襲った
<1467>応仁の乱
人物 8代将軍 足利義政の跡継ぎ争い
内容 東軍 vs 西軍
細川勝元 山名宗全
結果①幕府の力down
②守護大名の力が弱まり、戦国大名が力をつける
③一揆の規模が大きくなり、これ以降安土桃山時代までを戦国時代と呼ぶことも
<1485>山城の国一揆
内容 現在の京都南部の南山城で守護大名の勢力を追放し、8年間自治を行う
<1488>加賀の一向一揆
内容 加賀国で守護大名を滅ぼし、約100年間浄土真宗(一向宗)の勢力が国を支配
●中国(明)以外の外交
①李氏朝鮮
内容 倭寇の取り締まりを求めてきたことをきっかけに、日本との貿易を開始
輸入 木綿・にんじんなど
文字 ハングル
②琉球王国
内容 日本などの東アジア、東南アジアとの中継貿易で発展
人物 尚巴志
首都 首里
●室町時代①~北山文化
特徴 武士と公家の文化が合わさった落ち着いた文化
人物 足利義満
建築 鹿苑寺金閣
場所 京都 北山
芸能 能 …お面をつけて踊る
人物 観阿弥・世阿弥
狂言…能の幕の合間に演じられる滑稽な劇
→北山文化は「金閣」「能」「狂言」の3つのみ。
それ以外で「室町時代」に分類できるものは全て東山文化です。
●室町時代②~東山文化
特徴 武士と公家の文化が合わさった落ち着いた文化
人物 足利義政
建築 慈照寺銀閣
場所 京都の東山
部屋 書院造
絵画 水墨画
人物 雪舟
他 茶の湯
生花
御伽草子~浦島太郎など
連歌
農業 二毛作が全国的に広まる
肥料 下肥
8回 安土・桃山時代
→「安土」は織田信長を、「桃山」は豊臣秀吉を指します。この2人が中心の時代です。
天下を統一できたのは豊臣秀吉のみなので、「安土文化」は存在しません。
▼室町時代の続き
●ヨーロッパとの交流
<1543>ポルトガル人が鉄砲を伝来
場所 種子島
<1549>スペイン人フランシスコ=ザビエルがキリスト教を伝来
場所 鹿児島
→南蛮貿易が始まる
場所 平戸・長崎
輸入品 中国産の硝石、生糸、絹織物、奴隷、ミイラなど
輸出品 硫黄、銀、海産物、刀、漆器、日本人奴隷など
●織田信長
<1560>桶狭間の戦い
内容 織田軍 vs 今川義元
<1568>関所の廃止
内容 交通を自由にし、経済の活発化を図った
<1569>キリスト教の布教を許可
理由 仏教(一向宗=浄土真宗)をおさえるため
<1570>石山合戦
場所 石山本願寺
内容 織田軍 vs 一向宗
顕如
雑賀孫市(雑賀衆)
<1571>延暦寺焼き討ち
場所 比叡山延暦寺(滋賀)
<1573>室町幕府の滅亡
内容 15代将軍 足利義昭を京都から追放
▼安土桃山時代
<1575>長篠の戦い
内容 織田軍 vs 武田勝頼
足軽鉄砲隊 武田騎馬隊 (と一般的には知られています)
<1576>安土城を築城
場所 琵琶湖のほとり
<1577>楽市楽座
内容 市場の税の免除、座の特権廃止
~座の解散
<1582>本能寺の変
内容 京都の本能寺で明智光秀に攻められ、信長が死ぬ
●豊臣秀吉
<1582>山崎の戦い
内容 豊臣秀吉 vs 明智光秀
~「三日天下」
<1582>(太閤)検地
内容 京枡を使って単位を統一し、田畑ごとに石高・広さ・耕作者を調べ、
検地帳に記録した
結果 農民は自分の耕作する土地に対する権利を認められたが、
年貢を厳しく取り立てられるようになる
<1584>小牧・長久手の戦い
内容 豊臣秀吉 vs 織田信雄
徳川家康
結果 豊臣秀吉と織田信雄が秘密裏に講和して、
織田信雄を担ぎ出した徳川家康の実質一人負け
<1585>大阪城を築城
場所 石山本願寺の跡地
<1585>関白となる
理由 清和源氏に連なる家系ではなく、征夷大将軍よりも高位の職だったため、
天下統一、全国支配をスムーズに進められると考えた
<1586>太政大臣となる
理由 太政大臣は律令制度で定められた最高の官職であるため、
天下統一、全国支配をさらにスムーズに進められると考えた
<1587>バテレン追放令
内容 日本からキリスト教の宣教師を追い出す
<1588>刀狩(令)
内容 一揆を防ぐため、農民から武器を取り上げる
結果 武士と農民との違いがはっきりした~兵農分離
<1590>小田原攻め
内容 北条氏を滅ぼし、全国を統一する
<1592>朱印船貿易の開始
内容 海外渡航許可証である朱印状を発行して、東南アジアと貿易を開始
<1592 文禄の役
1597>慶長の役
結果 失敗し、豊臣氏の権力down
●安土桃山時代~桃山文化
特徴 雄大で豪華な文化
建築 高い天守閣を持った城
①安土城
場所 琵琶湖のほとり
人物 織田信長
②大阪城
人物 豊臣秀吉
③姫路城…世界遺産
別名 白鷺城
絵画 障壁画
人物 狩野永徳
その他 茶道
人物 千利休
歌舞伎
人物 出雲阿国
9回 江戸時代(1)
→鎌倉・室町と同様、幕府をうまく機能させるにはどんな敵をおさえこむ必要があったのか?
「朝廷」「武士」「(団結することを覚えた)農民」「キリスト教」が幕府の敵です。
▼江戸時代①
<1600>関ヶ原の戦い(岐阜)
内容 東軍 徳川家康 vs 西軍 石田三成
~五大老 ~五奉行
結果 豊臣氏の権力down&徳川家康が実権を握る
<1614 大阪冬の陣
1615>大阪夏の陣
内容 徳川氏が豊臣氏をほろぼす
<1603>江戸幕府の成立
人物 初代征夷大将軍 徳川家康
内容 幕府の直轄地(天領・幕領)と旗本の領地で全国の4分の1を占めた
●幕府による統制
①vs武士
○幕藩体制…天領以外を藩とし、大名を通じて全国を支配
~1万石以上の領地を与えられた武士
・親 藩…徳川氏の血縁
御三家 尾張・紀伊・水戸
・譜代大名…関ヶ原の戦い以前からの家臣
・外様大名…関ヶ原の戦い以後からの家臣
<1615>武家諸法度
人物 2代将軍 徳川家忠
内容 武士を取りしまる
制度 3代将軍 徳川家光が参勤交代を追加
②vs朝廷
<1615>禁中並公家諸法度
内容 天皇や公家の行動を厳しく制限
③vs農民(百姓)~土地を持つ本百姓・土地を持たない水呑み百姓
・名主(庄屋)、組頭、百姓代の村方三役を通じて村を支配
・士 …城下町に住む、苗字帯刀など特権があった
農 …人口の80%以上。重い年貢(四公六民)で生活が苦しい
工(町人)…城下町に住み、農民よりも年貢は軽い
商(町人)… 〃
・慶安の御触書
内容 農民をとりしまる
(と言われていましたが…本当に存在したのかが怪しくなっています)
・五人組
内容 年貢の納入や犯罪防止について連帯責任を負わせる
●江戸時代初めの貿易
・朱印船貿易
内容 豊臣秀吉が始めた貿易を引き継ぎ、
朱印状を持った貿易船が東南アジア各国で貿易
結果 東南アジアに移住する日本人が増え、シャムなどに日本町ができる
~現在のタイ ~山田長政が活躍
・ヨーロッパ諸国との貿易
場所 長崎と平戸のオランダ商館
貿易国 ポルトガル・スペイン
オランダ・イギリス
④vsキリスト教
・寺請制度…すべての人間をいずれかの仏教の信者にする制度
・絵踏…役人の前で「踏絵」を踏ませ、キリスト教徒でないことを証明させた
<1624>スペイン船来航禁止
<1637>島原・天草一揆(島原の乱)
内容 幕府 vs キリスト教
天草四郎
<1639>鎖国の完成
内容 ポルトガル船の来航禁止
貿易国 オランダ・中国(清)のみ
~オランダ風説書を毎年提出させ、海外情勢を知った
理由 キリスト教を布教することがないから
場所 (平戸)→長崎の出島(オランダ)
出島にある唐人屋敷(中国)
結果 幕府の支配力がup
世界の新しい文化から取り残され、国力down
例外①アイヌ
担当 松前藩
場所 蝦夷地(北海道)
<1669>シャクシャインの戦い
内容 アイヌ vs 松前藩
理由 松前藩が、アイヌに不利な条件の交易を押し付けたため
②琉球王国
担当 琉球藩
場所 琉球(沖縄県)
<1609>琉球侵攻
内容 琉球王国 vs 薩摩藩
結果 琉球王国に中国との中継貿易を続けさせ、薩摩藩が利益を得た
③李氏朝鮮
担当 対馬藩
場所 朝鮮半島南部の釜山
内容 将軍の代替わりごとに、朝鮮通信使が江戸に来航
★テストの構成・テキストの構成・対策と優先順位(毎度大きな変化はないため再掲となります)
【テストの構成】
35分 100点満点 配点・出題形式は一例です。
大問1 26点 書き取り10問 選択肢2問
大問2 46点 書き取り14問 選択肢9問
大問3 28点 書き取り4問 選択肢8問
35分で約50問。
傾向に変化がなければ、記述はなく、書き取りが中心の形式です。
一問一答の「名称」を問う形式がほとんどであるため、きちんと努力を重ねていれば報われやすい形式となっています。
これは昔から変わらずですが、「処理力」を重視した設問の構成となっています。
以前と変化があったのが書き取り問題で、一部のみ漢字指定だったのが、ほとんどの問題で漢字指定となっています。
自信のない内容は「ひらがな」で書けば◯がもらえる…という「安全策」が以前は取れましたが、難関校に向けた対応が必要になったと言えます。
【テキストの構成】
総合回以外の通常回 予習シリーズ
・テキスト解説ページ(ちょっとくわしく、今回のポイントも含む)
→基本的に太字を中心にチェックします。太字の多くは「名称」です。「名称」を中心に押さえるのが大切ですが、「名称を聞いた時に内容がきちんと言える状態」が望ましいです。
図・表・グラフからの出題も多いので、「どれが何を指しているのか」知っておくと良いでしょう。【なぜそういった数値・グラフの動きになっているのか】までおさえておいた方が良いです。
塾の先生に質問する機会があるならば、【図・表・グラフを見分けるポイント】【目立つデータがあれば、なぜそういうデータになっているのか】を質問するのが良いでしょう。
・要点チェック
→比較的取り組みやすい一問一答です。集団授業を受けているなら、授業後に一番に取り組んで欲しい内容となっています。
総合回 予習シリーズ
・学習のまとめ
→約4回分の内容を凝縮したテキスト解説コーナーです。ここはそこまでチェックしなくて良いでしょう。
・要点チェック
→通常回とは違い、図・表・グラフからの出題が中心です。比較的取り組みやすいので、なるべく早めに解くのが良いでしょう。
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
総合回以外の通常回 演習問題集
・まとめてみよう!
→予習シリーズのテキスト解説ページを「穴埋め形式」にしています。「名称」を中心に問う形式となっているため、早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・グラフに書きこもう!
・白地図に書きこもう!
→予習シリーズのテキスト解説ページに載っている内容のうち、「問われやすい問題」を中心にピックアップしています。
これも早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・練習問題
→予習シリーズに載っているものと同様、組分けテストに近い形式の内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
・発展問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。練習問題よりも難易度は難しめで、ここで初めて見る内容の問題も存在します。
余裕があるなら毎週のルーティンに組み込みたい問題です。
・記述問題にチャレンジ!
→入試問題をもとに出題される記述問題です。
難しい問題も含まれています。この問題に取り組むなら、担当の先生などに採点をお願いしたいところです。優先順位は少々下がります。
総合回 演習問題集
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
4週間前に扱い、忘れてしまっている内容を思い出すきっかけにもなりますし、是非取り組みたい内容です。
・応用問題
→こちらも、組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
練習問題よりも少々難しめですが、ぐんとレベルが上がるわけではないので、「聞かれ方の引き出し」を作るためにも取り組むことをオススメします。
・チャレンジ問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。
通常回の発展問題と同じ立ち位置の問題です。こちらも余裕があれば取り組んでおきたい内容となっています。
【対策と優先順位】
□通常回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①テキストを読む
②太字を中心に、表・グラフ・図の内容などもチェックして内容をおさえる
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
■通常回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノート・テキストでマークした箇所などを見返して記憶を整理する
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
毎週の取り組みで⑧まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50~55を目指すなら⑤~⑥まで
偏差値60以上を目指すなら⑦まで
入試問題を見据えて取り組むなら⑧まで実施し、担当の先生に添削してもらう
というところでしょうか。
④までで終わりにする子も一定数いますが、「入れ込んだインプットの内容をアウトプットして確認する」作業を行っていないため、組分けテストに対応するのは難しいと思います。
せっかく取り組むならば、最低でも⑤もしくは⑥までをワンセットにすることをオススメします。
□総合回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①通常回のテキストをざっと読み直す
②演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
■総合回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する通常回のテキストをざっと読み直す、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
こちらも通常回と同様⑦まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50~55を目指すなら④~⑤まで
偏差値60以上を目指すなら⑥~⑦まで
というところでしょうか。
練習問題・応用問題・チャレンジ問題を取り組み、なぜその答えになるのかがわかる状態になっていれば、かなりの点数が見込めます。
四谷大塚の組分けテストの社会は努力が反映されやすいです。
4科目の勉強のバランス・目指す偏差値からどこまで取り組むかを決め、進めていくのが良いでしょう。
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