予習シリーズ10回までに、農業・水産業・工業など、「業」とつく内容を一通り学んできました。
11回からは各地方にクローズアップしながら、今までに学んできた「◯業」について学んでいきます。
●各回でおさえるべき内容のピックアップ
11回 九州地方
・シラス台地は茶の産地?
→茶の生産地ベスト2までをおさえる
1位静岡県、2位鹿児島県、3位三重県となっています。
1位と2位については頻出です。
茶は「温暖な気候」と「水はけの良い土地(水もちの悪い土地)」という2つの条件が揃ってできる作物です。
「水はけの良い(水もちの悪い)」ということは、火山灰土のある土地が有利です。
静岡なら富士山と、鹿児島なら桜島とセットでおさえるとわかりやすいでしょう。
・九州地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
気候を見分けるときに注目するポイントは「1・2月の平均気温」「降水量の多い月・少ない月」「降水量のピーク」の3つです。
降水量のピークが、
6~8月の「夏」であれば太平洋側
12~2月の「冬」であれば日本海側
200ミリを超えることがなければ中央高地・瀬戸内・内陸部と知っておきましょう。
①太平洋側(宮崎)
降水量の特徴:6月が500ミリを超え、突出している
降水量のピーク:夏
1月の気温:10℃弱
②日本海側(福岡)
降水量の特徴:夏の降水量は少なめ(筑紫山地よりも北にあるため、北西季節風の影響が少ない)
降水量のピーク:夏
1月の気温:10℃弱
③南西諸島(那覇)
降水量の特徴:一年を通して多い、5・6月(梅雨)と8・9月(台風)が特に多い
降水量のピーク:夏
1月の気温:18℃
・九州地方と農林水産業
→各都道府県で何が名産なのかおさえる
福岡県:米【筑紫平野】、いちご(品種名あまおう)
熊本県:トマト、なす、いちご、い草(たたみ表の原料、【八代平野】)
長崎県:真珠の養殖【大村湾】
宮崎県:ピーマン、きゅうり【宮崎平野の促成栽培】、養殖うなぎ、肉牛(3位)、ぶた(2位)、肉用若鶏(1位)
鹿児島県:茶、さつまいも、養殖うなぎ(1位)、肉牛(2位)、ぶた(1位)、肉用若鶏(2位)
沖縄県:さとうきび、パイナップル、マンゴー、菊
有明海(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県):のりの養殖、昔から干拓が行われてきた
・九州地方の工業
→工業地帯の名前、工業都市の「名前」と「何業で有名か」をおさえる
北九州工業地帯
…北九州市に八幡製鉄所ができたことがきっかけで成立
機械が50%弱、食料品が約17%で全国一の割合
<1970>シリコンアイランド→<2000>カーアイランド
※太平洋戦争以前にできたのが「工業地帯」、以後にできたのが「工業地域」です。
売り上げが少なくなったから工業地域になるということはありません。
福岡県:久留米市(ゴム製品【MOONSTAR】・久留米がすり)・福岡市(博多人形)
大分県:大分市(鉄鋼・石油化学コンビナート)
長崎県:長崎市・佐世保市(造船業)
佐賀県:有田町(有田焼)・伊万里市(伊万里焼)・唐津市(唐津焼)
鹿児島県:大島郡(大島つむぎ)
沖縄県:那覇市(琉球紅型)
・九州地方の交通
→関門海峡の名称と場所、東海道・山陽新幹線/九州新幹線の開通駅をおさえる
・沖縄の自然と産業
→沖縄の島の特徴、アメリカの支配下に置かれていたころの特徴、アメリカ軍基地についておさえる
沖縄県の島はサンゴ礁が隆起してできた「琉球石灰岩」でできた島が多く、保水力がないため、水不足になりやすいという特徴があります。
地下ダムの建設などで水不足の対策を行っています。
<1945.4>沖縄戦 により、多くの人々が犠牲になりました。
アメリカの支配下に置かれたときには、「右側通行」のルールが適用されました。
入試問題で時々出てくる「右側通行の日本」は、当時の「沖縄」の写真が使用されています(ラ・サール中で出題あり)
それもあって、日本にあるアメリカ軍基地の70%が沖縄にあります。
また、0〜14歳の人口の割合が17%で、日本で最も高いことでも有名です。
・九州地方の世界文化遺産
→世界遺産の名前と場所をおさえましょう。
・九州地方の島々
→屋久島・種子島・奄美大島・徳之島 / 沖縄島・西表島・与那国島 / 対馬の名称と場所をおさえる
それぞれ 鹿児島県 / 沖縄県 / 長崎県 に属しています。
12回 中国・四国地方
・広島市には地下鉄がない?
→広島市では三角州が見られることをおさえる
太田川の河口で三角州が見られます。
ちなみに、丘陵などの高い土地で見られるのが扇状地、海の近くの河口で見られるのが三角州です。
・中国・四国地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
①太平洋側(高知)
降水量の特徴:6・7・9月に多い
降水量のピーク:夏
1月の気温:10℃弱
②瀬戸内(高松)
降水量の特徴:降水量は全体通して少なめ(一年中200ミリを超えない)
降水量のピーク:夏
1月の気温:10℃弱
③日本海側(福岡)
降水量の特徴:12・1月が多い
降水量のピーク:冬
1月の気温:5℃
・中国・四国地方の農林水産業
→各都道府県で何が名産なのかおさえる
広島県:牡蠣・レモン
岡山県:もも・マスカット
島根県:しじみ【宍道湖】
鳥取県:日本なし・あじ・さば【境港】
香川県:オリーブ
愛媛県:みかん・キウイ・真珠
高知県:ピーマン(促成栽培・3位)
・中国・四国地方の工業
→工業地帯の名前、工業都市の「名前」と「何業で有名か」をおさえる
瀬戸内工業地域
…せんいが2%超え(今治のタオル)
広島県:広島市(自動車【MAZDA】)・府中町(自動車)・呉市(造船)・福山市(鉄鋼)
岡山県:倉敷市(鉄鋼・石油化学)・岡山市・備前市(備前焼)
山口県:宇部市(セメント)・山陽小野田市(セメント)・萩市(萩焼)
鳥取県:鳥取市(因州和紙)
香川県:坂出市(造船)
愛媛県:今治市(タオル)
高知県:土佐市(土佐和紙)
・中国・四国地方の人口
→過疎・限界集落の名称、意味をおさえる
・中国・四国地方の交通
→本州四国連絡橋の名前、3つのルートがどこを通るかをおさえる
・世界平和を求めて
→世界文化遺産の場所と名前についておさえる
「いわみぎんざん」は石見銀山と書きます。「岩見」としないようにしましょう。
・きれいになりすぎた瀬戸内海
→赤潮の名称と意味をおさえる
13回 近畿地方
・関西国際空港はなぜ海上に建設されたの?
→騒音対策によって海上に建設されていて、海上にない大阪国際空港は運用時間に制限があることをおさえる
・近畿地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
①太平洋側(尾鷲)
降水量の特徴:全体的に降水量が多く、9月に降水量500ミリを超える
降水量のピーク:夏
1月の気温:8℃
②中央部(京都)
降水量の特徴:全体的に降水量は少なめ
降水量のピーク:夏
1月の気温:8℃
③日本海側(舞鶴)
降水量の特徴:12・1月が多い
降水量のピーク:冬
1月の気温:5℃
・近畿地方の農林水産業
→各都道府県で何が名産なのかおさえる
京都府:茶
兵庫県:たまねぎ【淡路島】・のり【淡路島】・肉牛(神戸ビーフ)
和歌山県:みかん【紀ノ川・有田川流域】・かき・うめ
奈良県:かき・吉野すぎ
三重県:肉牛(松坂牛)・真珠【志摩半島】
・近畿地方の工業
→工業地帯の名前、工業都市の「名前」と「何業で有名か」をおさえる
阪神工業地帯
…せんいが1%超え(泉佐野のカッターシャツ)
大阪府:堺市(石油化学工業)・門真市(電気機器)・泉大津市(せんい)・泉佐野市(せんい)
京都府:丹後半島(丹後ちりめん)・京都市(西陣織・清水焼・京友禅)
兵庫県:神戸市(造船・灘地区の清酒)・西宮市(清酒)
奈良県:奈良市(奈良筆)
和歌山県:和歌山市(鉄鋼)・四日市市(石油化学)
滋賀県:甲賀市(信楽焼)
・近畿地方の交通と運輸
→日本初の高速道路「名神高速道路」、東海道新幹線の終点・山陽新幹線の起点「新大阪駅」、神戸港・関西国際空港のおもな貿易品目をおさえる
神戸港は輸入品目にたばこがあります。
昔ながらの紙巻きのたばこは火を使わないと喫煙ができません。
当時、火をつける器具の中心であったマッチの生産ができるためには「温暖で雨が少ないこと」「原材料の輸入がしやすいこと」の2点を満たす必要がありました。
神戸市は瀬戸内海性気候であり、神戸港に近かったことから、マッチの生産の中心地となっていました。
現在は姫路市でマッチ国内生産の80%をまかなっているようです。
関西国際空港は輸出・輸入に集積回路があるため空港確定、「金」がなければ成田国際空港でない…と判断し見分けるようにしましょう。
・近畿地方の観光
→世界文化遺産の場所と名前についておさえる
古都京都の文化財に比叡山延暦寺も含まれている関係で、京都府・滋賀県の両方が対象となっています。
また、毎年7月に京都では祇園祭が開催されます。漢字で書けるようにしておきましょう。
・大阪の今
→2025年に大阪府で万国博覧会が開かれることをおさえる
14回 中部地方
・なぜ途中でバスに乗りかえるの?
→エコツーリズム・グリーンツーリズム・パークアンドライドの名称と意味をおさえる
・中部地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
①太平洋側(静岡)
降水量の特徴:夏に降水量が多く、冬に降水量が少ない
降水量のピーク:夏
1月の気温:8℃
②中央高地(松本)
降水量の特徴:全体的に降水量は少なめ
降水量のピーク:夏〜秋
1月の気温:0℃
③日本海側(金沢)
降水量の特徴:12・1月が多い
降水量のピーク:冬
1月の気温:5℃
また、フェーン現象が夏に起きると、記録的な猛暑となります。
埼玉県熊谷市・静岡県浜松市で最高気温41.1℃を観測したことも。
・中部地方の農林水産業
→愛知用水・豊川用水・明治用水の場所、各都道府県で何が名産なのかおさえる
愛知県:キャベツ・電照菊・うなぎ【浜名湖】
輪中・近郊農業の名称・意味をおさえましょう。
静岡県:茶【牧ノ原】・うなぎ【浜名湖】・まぐろ&かつお【焼津港】
長野県:りんご・ぶどう
新潟県:米(水田単作地帯)
富山県:米・チューリップ
山梨県:ぶどう・もも
・中部地方の工業
→工業地帯の名前、工業都市の「名前」と「何業で有名か」をおさえる
中京工業地帯
…全国一の生産額、愛知・三重・岐阜に広がる工業地帯、機械が65%超え(豊田市【TOYOTA】の自動車)
東海工業地域
…機械が50%超え(浜松市【YAMAHA】のオートバイ・楽器)
北陸工業地域
…せんいが4%超え(小千谷ちぢみ)
愛知県:豊田市(自動車【TOYOTA】)・東海市(鉄鋼)・瀬戸市(瀬戸焼)
静岡県:富士市(製紙・パルプ)
岐阜県:多治見市(多治見焼)、美濃市(美濃和紙)
福井県:鯖江市(メガネのフレーム)
富山県:富山市(製薬)
新潟県:燕市(洋食器)
長野県:諏訪市・岡谷市(精密機械・電子)
「諏訪湖周辺は、以前は製糸業が営まれていた」というのはリード文で出題されることがあります。
石川県:輪島市(輪島塗)、加賀市(九谷焼)
・中部地方の資源・エネルギー
→水力発電・原子力発電がどこで行われているかをおさえる
・中部地方の交通と運輸
→東海道新幹線・北陸新幹線などの新幹線がどこの位置に通っているか、名古屋港の貿易品目をおさえる
名古屋港は輸出品目が「自動車」「自動車部品」「内燃機関」と自動車がらみの製品が輸出ベスト3を占めています。
・中部地方に残る昔ながらの食料生産
→佐渡にトキ保護センターがあることをおさえる
★テストの構成・テキストの構成・対策と優先順位
(毎度大きな変化はないため再掲となります)
ストの構成】
35分 100点満点 配点・出題形式は一例です。
大問1 26点 書き取り10問 選択肢2問
大問2 46点 書き取り14問 選択肢9問
大問3 28点 書き取り4問 選択肢8問
35分で約50問。
傾向に変化がなければ、記述はなく、書き取りが中心の形式です。
一問一答の「名称」を問う形式がほとんどであるため、きちんと努力を重ねていれば報われやすい形式となっています。
これは昔から変わらずですが、「処理力」を重視した設問の構成となっています。
以前と変化があったのが書き取り問題で、一部のみ漢字指定だったのが、ほとんどの問題で漢字指定となっています。
自信のない内容は「ひらがな」で書けば◯がもらえる…という「安全策」が以前は取れましたが、難関校に向けた対応が必要になったと言えます。
【テキストの構成】
総合回以外の通常回 予習シリーズ
・テキスト解説ページ(ちょっとくわしく、今回のポイントも含む)
→基本的に太字を中心にチェックします。太字の多くは「名称」です。「名称」を中心におさえるのが大切ですが、「名称を聞いた時に内容がきちんと言える状態」が望ましいです。
図・表・グラフからの出題も多いので、「どれが何を指しているのか」知っておくと良いでしょう。【なぜそういった数値・グラフの動きになっているのか】までおさえておいた方が良いです。
塾の先生に質問する機会があるならば、【図・表・グラフを見分けるポイント】【目立つデータがあれば、なぜそういうデータになっているのか】を質問するのが良いでしょう。
・要点チェック
→比較的取り組みやすい一問一答です。集団授業を受けているなら、授業後に一番に取り組んで欲しい内容となっています。
総合回 予習シリーズ
・学習のまとめ
→約4回分の内容を凝縮したテキスト解説コーナーです。ここはそこまでチェックしなくて良いでしょう。
・要点チェック
→通常回とは違い、図・表・グラフからの出題が中心です。比較的取り組みやすいので、なるべく早めに解くのが良いでしょう。
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
総合回以外の通常回 演習問題集
・まとめてみよう!
→予習シリーズのテキスト解説ページを「穴埋め形式」にしています。「名称」を中心に問う形式となっているため、早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・グラフに書きこもう!
・白地図に書きこもう!
→予習シリーズのテキスト解説ページに載っている内容のうち、「問われやすい問題」を中心にピックアップしています。
これも早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・練習問題
→予習シリーズに載っているものと同様、組分けテストに近い形式の内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
・発展問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。練習問題よりも難易度は難しめで、ここで初めて見る内容の問題も存在します。
余裕があるなら毎週のルーティンに組み込みたい問題です。
・記述問題にチャレンジ!
→入試問題をもとに出題される記述問題です。
難しい問題も含まれています。この問題に取り組むなら、担当の先生などに採点をお願いしたいところです。優先順位は少々下がります。
総合回 演習問題集
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
4週間前に扱い、忘れてしまっている内容を思い出すきっかけにもなりますし、是非取り組みたい内容です。
・応用問題
→こちらも、組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
練習問題よりも少々難しめですが、ぐんとレベルが上がるわけではないので、「聞かれ方の引き出し」を作るためにも取り組むことをオススメします。
・チャレンジ問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。
通常回の発展問題と同じ立ち位置の問題です。こちらも余裕があれば取り組んでおきたい内容となっています。
【対策と優先順位】
■ 通常回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①テキストを読む
②太字を中心に、表・グラフ・図の内容などもチェックして内容をおさえる
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む
(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
■ 通常回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノート・テキストでマークした箇所などを見返して記憶を整理する
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む
(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
毎週の取り組みで⑧まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50~55を目指すなら⑤~⑥まで
偏差値60以上を目指すなら⑦まで
入試問題を見据えて取り組むなら⑧まで実施し、担当の先生に添削してもらう
というところでしょうか。
④までで終わりにする子も一定数いますが、「入れ込んだインプットの内容をアウトプットして確認する」作業を行っていないため、組分けテストに対応するのは難しいと思います。
せっかく取り組むならば、最低でも⑤もしくは⑥までをワンセットにすることをオススメします。
■ 総合回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①通常回のテキストをざっと読み直す
②演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
■ 総合回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する通常回のテキストをざっと読み直す、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
こちらも通常回と同様⑦まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50~55を目指すなら④~⑤まで
偏差値60以上を目指すなら⑥~⑦まで
というところでしょうか。
練習問題・応用問題・チャレンジ問題を取り組み、なぜその答えになるのかがわかる状態になっていれば、かなりの点数が見込めます。
四谷大塚の組分けテストの社会は努力が反映されやすいです。
4科目の勉強のバランス・目指す偏差値からどこまで取り組むかを決め、進めていくのが良いでしょう。
四谷大塚・早稲アカ5年生 6月度組み分けテストについては以下もご覧ください。
四谷大塚・早稲アカ5年生 6月度組み分けテストはどう対策する?算数編
四谷大塚・早稲アカ5年生 6月度組み分けテストはどう対策する?国語編
四谷大塚・早稲アカ5年生 6月度組み分けテストはどう対策する?理科編
四谷大塚・早稲アカ5年生 6月度組み分けテストはどう対策する?社会編
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