城北中学校を卒業して早ウン十年……
私の母校でもある城北中学校の塾向け説明会に参加してきました。
通っていた頃とは違い、東武東上線の準急が停車するようになりました。
「あの頃準急が停まってくれれば、私の遅刻も少しは少なくなっていたかも……」と思ったのは内緒です。
●校長挨拶
・2027年度入試の大改革: 帰国生入試の新設(1/5)および算数1教科入試(2/1午後)を導入。
より多様な生徒を受け入れる体制を整える。
・教育理念:「人間形成」と「大学進学」の両立。
・校訓:「着実・勤勉・自主」
→正直、校訓よりも授業冒頭に必ず行われる「静座」の印象が強いです。
・歴史:昭和16年創立。約3万7000人の卒業生を輩出。
●学校生活と行事
・施設: 23区最大級の人工芝グラウンド、8つの実験室など充実した環境。
→人工芝になったとは聞いていましたが、実際目にしたらなかなか壮観でした。
もう風が強い日に砂が足に当たって痛い…なんてこともないのでしょう。

・クラブ活動:47種類。卓球部やサッカー部、鉄道研究部などが全国レベルで活躍。
→ちなみに増田は軽音楽部・吹奏楽部・生徒会をやっていました。
運動部は兼部が嫌われる傾向にありますが、サッカー部と軽音楽部を兼部している生徒もいました。
・独自の教育:中3でのバイオリン授業(全員履修)、油絵教育、卒業研究など、感性を磨くプログラムが豊富。
→昔は中3からアコースティックギターを演奏していました。油絵に授業で触れてみたかったです。
・グローバル教育:ターム留学など、海外での主体的な学びを推奨。
→これも昔は「高校1年の夏休みを2週間使っての希望者のみのオーストラリア旅行(ホームステイ)」だけだったことを考えると、ずいぶん選択肢が増えたなと感じました。
●2027年度 入試制度の変更点(中学入試のみの紹介となります)
・中学入試:
・1月5日午前:帰国生選抜(新設:国・算・英または国・算・社/理)
・2月1日午前:第1回入試(継続:国・算・社・理)
・2月1日午後:算数選抜(新設:算数1教科)
・2月2日午前:第2回入試(継続:国・算・社・理)
・2月4日午前:撤退(廃止)
★複数回受験優遇: 2回以上受験し、合格点に近い場合にボーナスを考慮。
→私が受験していた頃は2月2日・2月4日が入試日程となっていました。
御三家残念組の負のパワー(⁉️)で「大学入試でのリベンジ」をテーマにしていた昭和生まれの私の通っていた頃とは違い、2月1日と2日に入試日を集約することで、「城北中に是非入学したい生徒」を明確に選びたいという意図が感じられます。
また、算数1科目入試を設置することで、より多様な才能を持つ生徒に門戸を広げたいというのもあるのでしょう。
●各教科の入試傾向と対策ポイント
①国語
記述問題の配点が高い。白紙を避け、部分点をもらいにいく姿勢が重要。漢字・語彙・文法は落とせない。
特に記述問題では、傍線部の前後だけでなく、文章全体のテーマを把握することが大切。誤字脱字、句読点の忘れ、話し言葉の使用は減点対象になる。最後の一文字まで書ききる努力を。
→私などの一人称を記述答案に使用する場合、「私」「自分」「僕」などのカギカッコをつけた形で表記をしないと減点する、また記述答案は文が完成していなかった場合、問答無用で×という話が国語の主任の先生よりありました。
城北中を受験校に入れる場合は注意してください。
②社会
地理・歴史・公民のバランスよい出題。地理ではデータや雨温図、歴史では並べ替え問題が合否を分ける。
時事問題は、入試の前年9月ごろまでの出来事が対象。漢字で書くべき語句は正確に。
③理科
物理・化学・生物・地学の4分野。特に物理・化学の計算問題、そして全分野に共通する『グラフ問題』で差がつく。城北は実験を非常に大切にする学校。実験の手順や結果の予測を立てられる力を磨いてほしい。
→中1から中3まで化学・生物はレポート漬けだった印象です。中2からは物理・地学もレポート提出が増えます。
④算数
算数は合否を分ける最大の鍵。計算問題での失点は致命傷。算数選抜では、答えだけでなく『途中の考え方』を書く欄を設ける。図をかく、立式する、その理由を説明する練習を積んでほしい。
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