夏期講習8回分の内容が範囲の夏期講習マンスリーテスト。構成はいつものマンスリーテストと同じですが、範囲が広いので全単元から出題されるわけではありません。
例年の構成を確認しておきます。
大問1 小問集合 表紙裏の「図鑑」から
大問2~5
◎星 2回分の内容をまとめて大問1つ
◎地層 流水~地層~岩石 からまとめて大問1つ
〇花 毎年出ています
△燃焼・音 どちらか一方が出題されることが多いですが、両方出題される可能性もあります。
最重要は星!次に3回に分けて学習する大地の変化です。真ん中の「地層」の回が3回の中で主幹となります。
【各単元のポイント】
各単元のポイントと取り組むべき問題をまとめましたので参考にしてみてください。
重要度は以下です。
◎:絶対!
〇:テスト対策としてここまで解いておくとよい
△:できれば取り組んでおきたい
無印:余裕があれば
N53-01 星①
星座や星の名前を覚える知識単元です。
・北の星空
北極星 ◎こぐま座の一部
◎2等星、黄色
◎北の空の一点で動かない
北斗七星 ◎おおぐま座の一部
◎5月の20時頃北極星の上にくる
カシオペヤ座 〇11月の20時頃北極星の上にくる
◎北斗七星から北極星を探せるようにしましょう。
〇カシオペヤ座から北極星を探せるようにしましょう。
◎北斗七星とカシオペヤ座の位置関係を覚えましょう。
図から選ぶ問題が頻出です。北斗七星の向きもしっかり覚えてください。
○北の空の星座は1年中見られることを理解しておきましょう。
・夏の星空
◎夏の大三角
〇空の高いところに見える
◎こと座のベガ 白 七夕のおりひめ 天頂付近を通る
◎わし座のアルタイル 白 七夕のひこぼし
◎はくちょう座のデネブ 白
◎3つの星座の形と位置関係をしっかり覚えましょう。
天の川を含めた位置関係の選択問題は頻出です。
◎さそり座
〇南の低い空に見える
◎一等星はアンタレス 赤
・冬の星空
◎冬の大三角
○2月の20時頃、南の空に見える
◎オリオン座のベテルギウス 赤
◎こいぬ座のプロキオン 黄色
◎おおいぬ座のシリウス 白
◎3つの星座の形と位置関係をしっかり覚えましょう。
~天の川を含める場合の覚え方~
オリオンとおおいぬ座は川を渡っていて、こいぬ座は取り残されている
冬なので、川に入っているものはいない
◎オリオン座にはリゲル 青白 もあります。
ベテルギウスが左上、リゲルが右下です。
・星の色
○星の色は表面温度で決まることを覚えましょう。
温度ではなく表面温度です!
○表面温度の高い順に色を並べられるようにしましょう。
・星の明るさ
○1等星は6等星の100倍明るい
○1等級上がると約2.5倍明るい
◎N53-01 デイリーステップ [1][2][4][6]
確認問題 [1][2][3]
○N53-01 確認問題[4][6]
△N53-01 確認問題[5][7]
N53-02 星②
星の動きを考える単元です。夏期講習いちばんの山場です。
◎地球の自転により、星が1時間に15度動く(動いて見える)ことを理解しましょう。
1日(24時間)で360度
1時間 15度
◎地球の公転により、星が1ヶ月で30度動く(動いて見える)ことを理解しましょう。
1年(12ヶ月)で360度
1ヶ月 30度
◎北の空の星の動きをマスターしましょう。
北極星を中心に反時計回り
◎南の空の星の動きをマスターしましょう。
◎南を向いたときの方位をいえるようにしましょう。
◎東→南→西に動きます。
◎星の動きの図を見て方位が判断できるようにしましょう。
◎北極星の高度はその土地の北緯に等しいことを覚えましょう。
◎天球図で方位がいえるようにしましょう。
○代表的な星座の通り道を天球図に対応させて考えられるようにしましょう。
代表的な星座:北極星・北斗七星とカシオペヤ座・夏の大三角・オリオン座・さそり座
こと座のベガとオリオン座の3つ星が特に重要です。
○星座早見の使い方をマスターしましょう。
◎星座早見では、方位が普通と逆になることを理由とともに覚えましょう。
理由:頭上にかざして使うから
実際に星座早見を頭上にかざして、方位が合っていることを確認しておくとよいでしょう。
◎星座早見で北極星の位置と天頂の位置をいえるようにしましょう。
○星座早見の日付は時計回りに、時刻は反時計回りに進むことを覚えましょう。
○時刻が進むとき、星座盤は反時計回りに、地平盤は時計回りに動かせばよいことを覚えましょう。
星座盤:星は北極星を中心に反時計回りに動く
地平盤:地平盤を時計回りに動かすと、星が東から出て西に沈む
◎N53-02 デイリーステップ[1][2][4][6]
確認問題[1][2]
○N53-02 確認問題[3][4][5][6][8]
N53-03 花のつくり
知識単元ですが、覚えることが多く苦手な子が多いです。
◎花の4要素を覚えましょう。
めしべ 柱頭:おしべで作られた花粉がつくところ
子房:受粉後、果実になるところ
胚珠:受粉後、種子になるところ
※胚珠の漢字は要注意です。種子になるところなので「種」と書く子が続出しますが、真珠の「珠」です。
おしべ やく:花粉が作られるところ
花びら 花を目立たせる
がく 花を支える
◎代表的な花の図を見て、各部の名称を答えられるようにしましょう。
代表的な花 アサガオ・アブラナ・タンポポ・ヘチマ(カボチャ)・イネ
ヘチマ(カボチャ)は、お花とめ花の判断も出来るようにしておきましょう。
◎代表的な花の花びらとおしべの数を覚えましょう。
◎アブラナ 花びら4 がく4 おしべ6
◎アサガオ 花びら5 がく5 おしべ5
◎タンポポ 花びら5 がく多数 おしべ5
◎ヘチマ 花びら5 がく5 (おしべの数はまず問われない)
△チューリップ 花びら3 がく3 (おしべの数はまず問われない)
◎イネ 花びらなし がくなし おしべ6
※花びらはアブラナ科が4!他は5!で大抵の問題はいけます。
※タンポポは花びら5枚がくっついています。小さな花が集まって咲いています。
テキストの図を見て、ひとつの花のつくりをしっかり理解しておきましょう。
◎お花め花に分かれる花を覚えましょう。
・ヘチマのなかま(ウリ科) ヘチマ・カボチャ・キュウリ・ゴーヤ
・裸子植物 マツ・スギ・ヒノキ・イチョウ
・トウモロコシ
頻出ですが正答率の低い内容です。
○合弁花と離弁花を知っておきましょう。
合弁花:花びらがくっついている花…アサガオ・タンポポなど
離弁花:花びらが離れている花…アブラナ・サクラ・エンドウなど
○裸子植物を知っておきましょう。
子房がなく、胚珠がむき出しの植物です。
マツ・スギ・ヒノキ・イチョウなど
お花とめ花に分かれています。
○自花受粉する花を覚えましょう。
ひとつの花の中でおしべの花粉がめしべについて受粉する花です。
アサガオ・エンドウ・イネが代表的です。
○アサガオは花が咲くときに自花受粉することを覚えましょう。
◎虫媒花と風媒花について理解しましょう。
虫媒花:虫が花粉を運ぶ
花びらがある
においがある
みつを出す
花粉に毛やとげがあり、量が少ない
風媒花:風が花粉を運ぶ
花びらがない
花粉が軽く、大量
花びらがあって花に見えるのが虫媒花です。
虫媒花は虫を呼ぶために花びらをつけていることを理解しましょう。
虫に花粉を運んでもらい、受粉させて、種子(子孫)をつくることが虫媒花の目的です。
○風媒花も花であることをしっかり理解しましょう。
花びらがないのでイネやマツの花は花に見えませんが花です!
引っかけ問題としてよく登場します。
また、タンポポは花びらがあるので虫媒花です。虫が花粉を運んでいます。
種子が風に運ばれるので、引っかけ問題でよく登場します。
◎N53-03 デイリーステップ[1][2][4][6]
確認問題[1][2]
○N53-03 確認問題[5]
△N53-03 確認問題[3][4]
N53-04 流水のはたらき
夏期講習の中でいちばん軽い内容になっています。
◎流水の3作用について理解しましょう。
侵食作用 けずるはたらき・流速が速いと大きくなる
運搬作用 運ぶはたらき・流速が速いと大きくなる
堆積作用 積もらせるはたらき・流速が遅いと大きくなる
◎川底の形を覚えましょう。
まっすぐな川:真ん中が速い→深い
真ん中にある石が大きい
曲がった川 :外側が速い→深い/崖になっている
外側にある石が大きい
内側は遅い→浅い/堆積作用によって川原ができる
※速い場所に大きい石があるのは、小さい石は流され、大きい石だけが残るからです。
◎代表的な地形とその地形が出来る場所・つくる流水のはたらきを覚えましょう。
V字谷:上流・侵食作用
扇状地:川が山から平野に出るところ・堆積作用
小石や砂が堆積
蛇 行:中流(平野)・侵食作用と堆積作用
傾斜がゆるやかになると、川底より川岸が侵食され、川はどんどん曲がっていきます。
三日月湖:中流
蛇行した川で洪水が起こると、新しい川筋が出来て残された川の跡が残り、三日月湖となります。
侵食作用と堆積作用によって出来ますが、問われることはまずありません。
三角州:下流・堆積作用
河口付近に砂や泥が堆積
扇状地に比べて粒が細かいことを理解しましょう。
※運搬作用によって出来る地形はありません。
◎石の特徴を理解しましょう。
上流の石:角ばっている/大きい
下流の石:丸みをおびている/小さい
◎石が丸くなる理由を答えられるようにしましょう。
川で流される間に、石同士でぶつかったり、川底や川岸にぶつかったりして角が取れるから。
※侵食作用ではないことに注意しましょう。侵食作用は流水が川底や川岸をけずるはたらきです。
確認問題[3]は次の回の地層の導入になっています。
◎N53-04 デイリーステップ[1][2][4]
確認問題[1][2][4]
○N53-04 確認問題[3][5][6][7]
N53-05 地層と化石
3回続く「大地の変化」のメイン単元はここです。
・地層
◎地層のつくられ方を理解しましょう。
川から流されてきた小石・砂・泥(粘土)が堆積します。
河口付近は川の流れが残っているので堆積しやすい小石が先に堆積し、だんだん流れが弱くなっていくと、砂・泥と積もっていきます。
そして、土地の隆起や沈降・海水面の上下によって堆積するものが変わり、地層となっていきます。
この、地層のつくられ方の基本をしっかり理解することが重要です。
◎地層の体積のしかたから、深さの変化を判断できるようにしましょう。
頻出ですが、正答率が低い内容です。
◎しゅう曲を覚えましょう。
左右からゆっくり押されて出来ます。
◎断層を覚えましょう。
左右から急に押されて、地層がずれる→逆断層
左右から急に引かれて、地層がずれる→正断層
押された/引かれたの判断が出来るようにしましょう。
◎不整合を覚えましょう。
海底で地層が堆積→隆起して陸になって表面がけずられる→海底になって地層が堆積
重なり方を不整合、でこぼこしている面を不整合面 といいます。
◎しゅう曲・断層・不整合を起こった順に並べられるようにしましょう。
後に起こったことの形が残るのがポイントです。
例)不整合→断層の順なら 不整合面が断層によって切られています。
断層→不整合の順なら 断層の線が不整合面の線によって切られています。
◎地下水は粘土の層の上にたまることを覚えましょう。
粘土は粒が細かいため、水を通すすき間がありません。
・化石
◎示準化石:時代が分かる化石/生息期間が短く、生息範囲が広い生物
各時代の生物をしっかり覚えましょう。
◎示相化石:環境が分かる化石/生息範囲が狭く、生息期間が長い生物
サンゴ・アサリ・ハマグリ・ホタテ・シジミの環境を覚えましょう。
◎N53-05 デイリーステップ[1][2][4][6]
確認問題[1][2][3][4]
○N53-05 確認問題[5]
△N53-05 確認問題[6][7]
N53-06 岩石と火山
岩石・地震・火山をまとめた単元です。覚えることがとてもたくさんありますが、マンスリー対策としての重要度は岩石が圧倒的に高いです。
・岩石
◎岩石には堆積岩(堆積したものが上の地層の重さで押し固められてできた岩石)と火成岩(マグマが冷えて固まってできた岩石)があることを理解しましょう。
ここを混同すると引っかけ問題にはまりやすくなります。
◎堆積岩を覚えましょう。
れき岩 砂岩 泥岩 凝灰岩 石灰岩
それぞれ何が堆積してできた岩石かを覚えましょう。
凝灰岩は覚えにくいという子が多いですが、頻出です。
◎れき岩・砂岩・泥岩の粒が丸みをおびている理由をいえるようにしましょう。
→川で流される間に、石同士でぶつかったり、川底や川岸にぶつかったりして角が取れるから。
凝灰岩は川に流されて運ばれるわけではないので角ばっていることも理解しておきましょう。
◎火成岩(マグマが冷やされてできた岩石)の中に
火山岩(マグマが地表付近で急に冷やされてできた)と
深成岩(マグマが地下深くでゆっくり冷やされてできた)があることを理解しましょう。
◎火山岩と深成岩を図で判断できるようにしましょう。
◎火成岩を6つ覚えましょう。
火山岩 リュウモン岩 アンザン岩 ゲンブ岩
深成岩 カコウ岩 センリョク岩 ハンレイ岩
白っぽい← →黒っぽい
「シンカンセンハカリアゲ」や「リカちゃんアセってゲロ(ゲタ)ハいた」など、いくつか語呂合わせもあるので、使って覚えてもよいでしょう。
よく出るのはアンザン岩・ゲンブ岩・カコウ岩です。
・地震
○震度について知っておきましょう。
1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7 の10段階
○マグニチュードを知っておきましょう。
地震の規模(エネルギー)を表す
1大きくなるとエネルギーは約32倍/2大きくなると1000倍
○P波は伝わるのが速い/初期微動を伝える
初期微動:小さな揺れ・たて揺れ
○S波は伝わるのが遅い/主要動を伝える
主要動:大きな揺れ・横揺れ
△地震の起こるしくみについて理解しておきましょう。
・火山
○マグマのねばりけと火山の形・色について関連付けて覚えましょう。
私はバニラシェイクと(ホット)コーヒーを例に説明しています。
バニラシェイク
マグマの温度が低い→一部固体になっているのでねばりけが強い→モコっとした形/
噴火が激しい(マグマが動きにくいので、エネルギーがたまってから爆発的に噴火)
色は白っぽい
(ホット)コーヒー
マグマの温度が高い→完全にとけているのでねばりけが弱い→平らに近い形/噴火は穏やか(溶岩がダラダラ流れる) ※地中にあるとマグマ、地表に出ると溶岩と呼ばれます。
色は黒っぽい
※「ねばりけ」を知らない子が一定数います。ご家庭でねばりけの強いものと弱いもの を見せてあげてください。
○火山を覚えましょう。
3つの火山の形について、代表的な火山を覚えましょう。
モコモコ 雲仙普賢岳・有珠山・昭和新山
中間 富士山・浅間山・桜島
平ら キラウエア・マウナロア(日本にはない)
ドーム状/楯状などの名称を問われることはまずありません。(マンスリーでは絶対にありません)
○火砕流を知っておきましょう。
火山灰と火山ガスが高速で山の斜面を下る
モコモコタイプの火山で発生します。
○火山ガスの成分を知っておきましょう。
水蒸気が主成分です!
◎N53-06 デイリーステップ[1][2][4][6]
確認問題[1][5]
○N53-06 確認問題[2][3][4][6]
△N53-06 確認問題[7]
N53-07 音
SAPIXのカリキュラムではあまり登場しないので、この機会にしっかり身につけておきましょう。
◎音の3要素を覚えましょう。
高さ 振動数で決まる/振動数が多いと高い
大きさ 振幅で決まる/振幅が大きいと大きい
音色 波形で決まる/音の特徴のこと
重要なのは高さです。
◎モノコードで、音が高くなる条件を覚えましょう。
・弦を細くする
・弦を短くする
・弦を強く張る
ご家庭に弦楽器があればそれでもよいですし、輪ゴムでも簡単に出来ますので、実験して確認して頂くとよいと思います。
◎水を入れた試験管を吹く実験で、音の高低を判断できるようにしましょう。
空気が振動するのがポイントです。水が多い方が振動する空気(気柱といいます)が短い→音が高い
◎水を入れたコップを叩く実験で、音の高低を判断できるようにしましょう。
コップ(ガラス)が振動するのがポイントです。水が少ない方が軽いので、振動しやすい→振動数が多くなる→音が高い
◎真空鈴の実験の手順を覚えましょう。
①ピンチコックを閉じ、フラスコを振って音を聞く→聞こえる
②ピンチコックを開き、水をしばらく沸騰させる
③火を止め、ピンチコックを閉じる
※火を止めるのが先です!逆にすると、勢いよく出ている水蒸気によってゴム管か吹っ飛んだり、ゴム栓が吹っ飛んだりします。
④フラスコを冷やし、フラスコを振って音を聞く→聞こえない
◎真空鈴の実験の結果を考察できるようにしましょう。
①初めに音が聞こえるのは、下記のように音が伝わるためです。
鈴→フラスコ内の空気→フラスコ→フラスコ外の空気→耳
②は水蒸気によってフラスコ内の空気を追い出し、フラスコ内を水蒸気で満たすための操作です。
④でフラスコを冷やすと、フラスコ内の水蒸気が水に戻るため、フラスコ内の気体がなくなります。
すると、鈴から音が伝わるものがなくなるので、音が聞こえなくなります。
○音の速さの計算をできるようにしましょう。
速さの計算です。旅人算も入ってきますが、算数の問題として考えるとレベルは高くないので、怖がらなくて大丈夫です!
◎N53-07 デイリーステップ[1][2][4][6]
確認問題[1][2][3]
○N53-07 確認問題[4][5][6]
△N53-07 確認問題[7][8]
N53-08 燃焼
覚えることはあまり多くないですが、原理が難しい単元です。理解の深さを問う問題が出されます。
◎燃焼とは何か、理解しましょう。
ものが熱や光を出しながら、激しく酸素と結びつくこと です。
◎燃えるとできる物質を答えられるようにしましょう。
木炭(炭素)
炭素+酸素→二酸化炭素
ろうそく(炭素と水素でできている)
炭素+酸素→二酸化炭素
水素+酸素→水(水蒸気)
アルコール(炭素と水素でできている)
炭素+酸素→二酸化炭素
水素+酸素→水(水蒸気)
メタン・プロパンなどガスバーナーで使われるガス(炭素と水素でできている)
炭素+酸素→二酸化炭素
水素+酸素→水(水蒸気)
鉄
鉄+酸素→酸化鉄
銅
銅+酸素→酸化銅
マグネシウム
マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム
◎燃えて軽くなる物質と重くなる物質があることを理解しましょう。
燃えてできる物質が気体(二酸化炭素や水蒸気)の場合、できた気体が空気中に逃げるため軽くなります。
金属が燃える場合は酸素がくっつくだけなので、酸素の重さの分だけ重くなります。
◎金属の燃焼計算をマスターしましょう。
酸素と結びつくだけなので、簡単です!
○鉄の赤さびと黒さびについて覚えましょう。
鉄+酸素+水→赤さび
鉄+酸素→黒さび
赤さび…中までボロボロ、磁石につかない
黒さび…外側だけにできる、磁石につく
○赤さびのできる条件を覚えましょう。
空気(酸素)と水、両方に触れているとさびが多くできます。
赤さびを防ぐ方法もいえるようにしましょう。
→油やペンキを塗る、表面に黒さびをつくる
○金属の性質を覚えましょう。
・金属光沢がある
・電気をよく通す
・熱をよく伝える
・展性:たたくとうすく広がる(例:アルミはく)
・延性:引っ張るとのびる(例:針金)
燃えて酸化鉄や酸化銅になったり、さびたりすると金属の性質は失われます。
※鉄の黒さびは電気を通さなくなり、光沢もなくなり、金属の性質は失われますが、磁石にはつくので注意しましょう。
◎N53-08 デイリーステップ[1][2][4][6]
確認問題[1][3][4]
○N53-08 確認問題[2][6][7][8]
△N53-08 確認問題[5]
【直前対策】
直前にする対策について、レベル別に少しまとめておきます。
時間があまり取れないようでしたら、テキストの次の回のデイリーチェックとデイリーステップ[1]がまとめになっているのでおススメです。
例 530-01の復習は530-02のデイリーチェックとデイリーステップ[1]
偏差値~42 ◎N53-02~08 デイリーステップ[1]
〇N53-01~08 デイリーステップ[2][4]
42~54 ◎N53-02~08 デイリーチェック
〇N53-01 確認問題[6]
N53-02 確認問題[6][8]
N53-03 確認問題[5]
N53-04 確認問題[5]
N53-05 確認問題[5]
N53-06 確認問題[5][6]
N53-07 確認問題[5][7]
N53-08 確認問題[7][8]
55~ ◎N53-02~06 デイリーチェック
○N53-01 確認問題[5][6][8]
N53-02 確認問題[4][5][6][8]
N53-03 確認問題[1][5]
N53-04 確認問題[5]
N53-05 確認問題[1][3][5][7]
N53-06 確認問題[5][6][7]
N53-07 確認問題[7][8]
N53-08 確認問題[1][7][8]
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