4年生の勉強が始まって約半年、夏期講習のクラスが決まる組分けテストです。
範囲は今まで習ったところ全部、ですが学習期間が5か月ほどしかないため、出題される範囲はかなり限られてきます。
[平均点]
直近3年の平均点は以下になります。
2025 66.0
2024 61.0
2023 63.8
平均 63.6
[傾向]
例年大問3つの構成です。
大問1は小問集合。各単元の基本事項や表紙裏の「季節の図鑑」から出題されます。
大問2・3で生物(昆虫または植物)・物理(磁石または電気)という構成がほとんどです。
大問1と大問2・3の前半はシンプルに知識を問う問題が多いですが、大問2・3の後半は読解・思考問題になっています。生物分野なら昆虫の生態の話を読み取る問題や、実験を考察する問題。物理分野は磁石の性質から実験結果を考察したり、結果を予想したりする問題が頻出です。
よく読めば答えが書いてあるものや、誘導に乗って単純な計算をするだけの問題が多いですが、文が長いため正確に読み取る力が重要になります。5・6年の組分けテストに比べて、読解力のある子が圧倒的に有利になります。
その他、与えられた情報から論理的に考察することが重要になる問題や、観察力を問われる問題も登場しています。イメージで答えてしまうことがないよう注意しましょう。
また、鳥には歯がない/炭酸水はぬるくなると炭酸が抜ける、など雑学や一般常識があると有利な問題も登場します。
このような問題は難関校の入試問題によくあり、範囲は限られているものの「入試問題に近い傾向」ということもできます。
[出題されやすい単元]
いくつか出題されやすい単元がありますので、分野別に紹介します。
◎:最頻出
〇:よく見かける
・生物分野
◎季節と生物
大問1では春~夏の動植物についてよく出題されています。
テキストの表紙裏の内容をしっかり確認しておくとよいでしょう。
サクラ・タンポポ・カブトムシ・モンシロチョウ・テントウムシ・セミあたりがよく登場しています。
◎昆虫
昆虫のからだのつくりをしっかり覚えましょう。
体を頭・胸・腹に分ける問題は頻出です。
大問の後半は読解問題や実験問題になっているので、とにかくよく読むことが大切です。
〇メダカ
大問1の中で登場することが多いです。ポイントチェックで基本事項を確認しておきましょう。
〇植物
大問1の中で基本知識を問われることが多いですが、大きく出題されることもあります。
・化学分野
〇気体
小問として登場することがほとんどです。酸素と二酸化炭素のつくり方、それぞれの気体の性質は覚えておきましょう。
〇水溶液
こちらも大問で登場することはまれです。基本事項をポイントチェックで確認しておきましょう。
・地学分野
〇星
表紙裏の季節の図鑑から春の星座について出題されることがあります。
・物理分野
◎磁石・電磁石
圧倒的な出題回数となっています。
磁石の性質・近くに置いた方位磁針の向き・磁力線・保管のしかたなどをしっかり覚えておきましょう。
ご自宅にある磁石で遊んでみてもよいかもしれません。
〇電気
磁石に次いでよく出題されています。
豆電球のつくり・つなぎ方・電気を通すものはしっかり覚えておきましょう。
[問題を解くときのポイント]
最重要なのはよく読むことです。
組分けテストはマンスリーテストと違って直近に習ったものが出題されるわけではありません。そのため説明が丁寧です。そしてその中にヒントや答えが書いてあります。
特によく読むべき内容をまとめます。
◎知らない内容
まだ4年の前半ですので、知らない話が登場すると「分からない!」と思ってしまう子もいるでしょう。テストでは「知らない内容」が登場することを知っておきましょう。
見たことのない動物の生態、テキストには出てこなかった実験が出てきます。それは問題の中で説明されているのです。その中には答えやヒントが書いてあります。
知らないものが出てきたらよく読みましょう!
◎図・表・グラフ
図・表・グラフは情報のかたまりです。ヒントが詰まっているので、よく見て考えましょう。
[対策]
・よく出る単元を中心に基本事項を確認しましょう。ポイントチェックまたは確認問題の[1][2]あたりを復習するとよいと思います。
・季節の図鑑を復習しておくとさらに得点が加えられます。
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