サカセルコラム

SAPIX4年5月度マンスリー確認テストでおさえるべきポイント!社会編 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX4年5月度マンスリー確認テストでおさえるべきポイント!社会編

2026.04.16

【試験の範囲】 

440-06 「お店探検」に行こう!
H44-01 おいしいものが食べたい!〜米と野菜〜
H44-02 おいしいものが食べたい!〜魚と肉〜
H44-03 おいしいものが食べたい!〜加工食品〜
440-07 日本の国土
440-08 日本の気候
440-09 地図で見るわたしたちの社会〜地図の見方(1)〜
 

【平常授業のテキストで扱うべき問題と順番の一例<いつも通りなので再掲>】 

SAPIXの各種テストは、一問一答形式で出題されることがほとんどありません。 
リード文や設問から「関連する知識を引っ張り出す→設問の条件に当てはめて答える」形式がほとんどです。 
つまり、ここで出ている知識事項については盤石にしておく必要があります。 
平常テキストは 
授業のかくにん問題 レベル1→レベル2→レベル3 と進めてから、→デイリーステップで全体を改めて復習、とするのがおすすめです。 

【各回のトピックス】 

440-06 「お店探検」に行こう!

①テーマ1 お店探検に出発!〜いろいろなお店を探そう〜
→店をどんなところに作るべきかと、その理由をおさえる

店を継続するならば、売上を作ることは絶対に必要です。
売上を作るには、人を集めやすいところが良い、では人を集められるのはどのような場所なのか?
軸になるのは交通が便利な駅です。
そこを中心に、その周りに商店街やデパートを作ってきました。
また、車での買い物がしやすいように、大きな道路沿いに大型のショッピングセンター・スーパーマーケットもたくさん作られています。
コンビニエンスストアは、決して広くない店舗に、さまざまなジャンルの商品を取り揃えています。
人さえ集められれば良いので、住宅地・大きい道路・駅構内などさまざまな場所にあります。

②テーマ2 お店をくらべてみよう〜商店街とスーパーマーケット〜
→昔ながらの商店街とスーパーマーケットの特徴をおさえる

昔ながらの商店街は、規模が小さく・決まった種類の品物を売る専門店が中心です。
その道のプロから、仕事場の指示でそれを行う人まで、どの価格帯の品物でも販売しているのが特徴です。
一方、スーパーマーケット。
いろいろな種類の品物を、1つの建物の中で販売しています。
駅の周辺だけでなく、広い駐車場が用意できる大きな道路沿いにもあり、買い物の手間がかかりにくく便利です。
現在は、香川県の「丸亀町商店街」のような、スーパーマーケットやショッピングモールを圧倒する稀有な商店街以外は、スーパーマーケットで買い物する人が多いです。

その他おさえるべき用語:シャッター通り・買い物難民・インターネットショッピング

③テーマ3 お店の品物は、どこから来るの?
→新鮮な野菜を届けるための工夫をおさえる

野菜は温度が高い状態で運ぶと傷みます。
だからこそ、冷えたまま運ぶ仕組みの「コールドチェーン」の中身をおさえる必要があります。
冷蔵設備をつけたトラックの「保冷車」や、信号をなくし制限速度をゆるめた「高速道路」を利用しています。
長野県野辺山原のレタスの高冷地農業・宮崎平野のピーマンの促成栽培などの時期外れの野菜も、この仕組みがあるから運べるのです。

その他おさえるべき用語:ベトナムとインドネシアからえび、フィリピンからバナナを輸入

・発展学習 みんなが安心して買い物できるように〜補助犬といっしょにどうぞ!〜
→盲導犬以外にどんな補助犬がいるのかをおさえる

目の不自由な人を助ける盲導犬を知る子は多いですが、耳の不自由な人を助ける聴導犬、身体の不自由な人を助ける介助犬を知らない子たちは多いです。
3つをまとめた言い方が「補助犬」となります。

H44-01 おいしいものが食べたい!〜米と野菜〜

①テーマ1 お米はぼくらの主食 〜日本の米作り〜
→米のできる気候の特徴・生産地域についておさえる

米はもともと熱帯でよく育つ作物です。
「高温多雨」の日本には向いている作物なのです。
また、日本海側の地域で数多く作られるのは、冬に雪が多く、春に豊富な栄養分を含む雪解け水が得られるからです。
雪がゆっくりと土壌に浸透して、山の腐葉土や岩石に含まれるミネラルを溶かします。
ミネラル成分として、カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄などを含んでいます。
これは肥料の成分とほとんど同じです。
そして、雪が解けるときに、大気中の酸素を大量に取り込み、それが水中の微生物などの活動を活発にします。
それだけでなく、雪が空中で取り込んだ物質は、大地を通る際にろ過されることで、有害な物質が少ない水になります。
雪解け水の農業利用は「いいことづくめ」なのです。

②テーマ2 野菜の「旬」って何だろう?
→季節ごとの旬の野菜をおさえる

春はキャベツ・アスパラガス、
夏はなす・ピーマン、
秋はさつまいも・さといも、
冬ははくさい・ねぎ。
旬の時期はたくさん取れるので、値段が下がります。

③テーマ3 季節をずらして野菜を作ろう!
→高冷地農業と促成栽培の特徴をおさえる

山のふもとの高原にある、群馬県の嬬恋村・長野県の野辺山原は標高が高いので、夏でも涼しいのが特徴です。
これを利用して、夏でも冬・春の野菜を作ることができます。
これが高冷地農業です。
また、近くを暖流が流れる高知平野や宮崎平野は、冬でもあたたかいのが特徴です。
そのため、ビニルハウスを使えば冬でも夏の野菜を作ることができます。これが促成栽培の特徴です。
季節外れにわざわざ野菜を作るのは、「同時期に出荷されるライバルが少なく、高い値段で売れる」から。
作るのは人間なので、1円でも多くもうけるための仕組みを実践しているのですね。

・発展学習 えっ!? 畑じゃなくて、「工場」で野菜が作れるの? 〜野菜工場〜
→工場で作る利点をおさえる

利点は
①天候の影響をうけない
②害虫がつかないので農薬がいらない
③清潔な環境で、洗わずに野菜が食べられる です。
ちなみに欠点は
①初期費用が高い
②電気代などのランニングコストが高い
③機械トラブル・生産技術面などの運営の難しさ
④葉物野菜以外は作りにくい です。
かけたお金がそのまま返ってきにくいのは、畑で作る野菜と共通しています。

H44-01 おいしいものが食べたい!〜米と野菜〜

①テーマ1 日本人の食事が変わった? 〜食生活の多様化〜
→日本人1人あたりの、主な食料の1日の消費量の移り変わり(日本の100年、農林水産省「食料需給表」)のグラフを見て、どれがどれを指すのかわかるようにする

現在、1日の消費量の高い順で言うと、
野菜>牛乳および乳製品>米>果実>小麦>肉類>魚貝・海藻類となっています。
魚などはスーパーなどで安定的に美味しいものを得るのが難しいのでしょう。
それもあり、米の消費量が減り、肉・牛乳および乳製品が増え、洋風化しています。
さまざまな食品を食べるようになったことを「食生活の多様化」と言います。
また、食料自給率が約40%と低く、半分以上を外国からの輸入に頼っています。
外国で異常気象・災害・戦争が起こると、安定的に輸入ができなくなり、日本での価格が上がります。

②テーマ2 日本人は、魚が大好き! 〜魚介類の消費〜
→なぜ日本人が魚介類の消費量が多いのかをおさえる

周りを海に囲まれていること、暖流と寒流がぶつかる潮目があること、水深200mくらいまでの大陸だなが広がっているなど、
日本の周りには良い漁場が多いです。
異なる海流がぶつかると、プランクトンが密集して、酸素濃度が高まり、小魚が集まります。
ちなみに、エサだけでなく、海藻やゴミも集まってくるので、魚の隠れ家も用意されることになるのです。
また<538>に仏教が日本に伝わってから、肉を食べる習慣がほとんどありませんでした。
<1871>に「明治天皇が牛肉を試食」して、それが次の年に報道されたことがきっかけで、肉食が解禁となりました。
(ちなみにこれが原因で「牛鍋喰わぬは開化せぬ奴」という流行語も生まれています。)

その他おさえておくべき用語:養殖関連の場所と育てているもの(サロマ湖・陸奥湾のほたて貝、三陸海岸のわかめ、仙台湾・広島湾のかき、三河湾・志布志湾のうなぎ、英虞湾の真珠)

③テーマ3 現代の日本人は、肉も大好き!〜畜産業〜
→どこで何を作っているのか、イメージできるようにする

家畜を飼育して、肉や卵をとるのが「畜産業」です。
この中でも、牛乳をとり、乳製品を育てるのが「酪農(業)」です。
広い土地が必要なので、北海道が中心です。
ぶた・にわとりは鹿児島県・宮崎県が中心です。
肉用牛に関して、北海道が鹿児島県よりも多い理由は「乳の出なくなった乳用牛を肉にしているから」です。
子どもたちにその話をすると「残酷!」などと言われる上、肉用の牛でないので食感は「ボソボソ」です。
「命を余すことなくいただく」ことの実践は、これから先の未来でも必要なこととして掲げられそうですね。

発展学習 日本の食品は、本当に安全? 〜BSE(狂牛病)が日本でも発生した理由〜
→狂牛病を示すアルファベット三文字をおさえる

狂牛病を示すのは「BSE」です。
正式には牛海綿状脳症といい、脳に異常プリオンという感染性タンパク質が蓄積することで起こります。
これは空気や飛沫で感染するのではなく、異常プリオンで汚染された脳、クズ肉、骨、内臓、血液などを熱処理して乾燥させ粉末状にした肉骨粉を、牛のエサとして食べさせたことで集団感染したと言われています。
狂牛病は潜伏期間が3〜7年程度と長い上、予防法・治療法が確立されていません。

H44-03 おいしいものが食べたい!〜加工食品〜

①テーマ1 大豆はいろいろ大変身! 〜日本風の加工食品〜
→大豆を加工すると何になるのかを知る

大豆+米(大麦)+塩 +こうじを発酵=味噌
大豆+小麦   +塩水+こうじを発酵=醤油
大豆からとった豆乳+にがり     =豆腐 です。
醤油は液体なので、塩水とセットで判断するとわかりやすいです。
素材自体を食すわけではなく、加工することもあり、大豆はほとんどがアメリカからの輸入品です。

②テーマ2 牛乳や肉からできるもの 〜洋風の加工食品〜
→牛乳・肉を加工すると何になるのかを知る

牛乳はチーズ・生クリーム・バター
肉はハム・ベーコン・ソーセージに加工されます。
牛乳・肉などの畜産物はそのまま保存するとくさりやすいです。
水分が多いと微生物が繁殖するので水分を減らす、
また酸性の環境にすると多くの細菌が住めなくなります。

その他おさえておくべき用語:食品衛生法・添加物

③テーマ3 いつでもすぐに食べられるよ! 〜かんづめ・インスタント食品・レトルト食品〜
→それぞれどんな特徴があるのかをおさえる

調理する必要がなく、常温で保存できるのが3つの共通点になります。

発展学習 「遺伝子組みかえ作物」は、人類を救う発明か?それとも…
→なぜ遺伝子組みかえ作物は避けられるのかをおさえる

自然にできたものではなく、人工的に遺伝子を組み換えられたものなので、人体に悪い影響が出るかもしれない、と心配する人がいます。
だから、日本では「この製品は、遺伝子組み換え作物を使用していません」という文言を出す商品があるのです。

440-07 日本の国土

①テーマ1 日本はどこにある? 〜日本の位置〜
→日本の位置と、東西南北の端の島の名前をおさえる

日本はユーラシア大陸の東にある島国で、世界全体で言うとかなり東の方に位置しているので、「極東」と呼ばれます。
国土は約3000km、海岸線の長さは約35000km、島の数は約7000あります。
海岸線が長いのは、周りを全て海で囲まれており、複雑に入り組んでいるからです。
北端:北緯約45度 北海道の択捉島
南端:北緯約20度 東京都の沖ノ鳥島
東端:東経約153度 東京都の南鳥島
西端:東経約122度 沖縄県の与那国島

その他おさえておくべき用語:北方領土・国後島・色丹島・歯舞群島

②テーマ2 日本は広い国?せまい国? 〜日本の面積と人口〜
→日本の総面積と人口をおさえる

日本の総面積は約38万㎢。
四国:九州:北海道:本州=1:2:4:12となっているので、四国が約2万㎢とわかると、他の地域の面積もあらかた出せます。
日本の総人口は約1億2300万人で、世界11位です。
その他、人口1位のインド、2位の中国、3位のアメリカはおさえておきましょう。
1位と2位は約14億人を超えており、飛び抜けています。

③テーマ3 日本は山と森林の国 〜日本の地形と土地利用〜
→山地の割合、森林の割合、国土の特徴をおさえる

国土の4分の3が山地です。(4分の山地と覚えましょう)
国土の3分の2が森林です。(漢字で森林と書いた時の木の数を見て、3分の2と判断しましょう)
また日本は大半が温帯に属し、温暖で降水量が多いです。

その他おさえておくべき用語:環太平洋造山帯

発展学習 2つの小島がもつ、大きな価値 〜沖ノ鳥島〜
→沖ノ鳥島がなぜ重要なのかをおさえる

沖ノ鳥島があるおかげで200海里漁業専管水域を広く保つことができています。
満潮時に北小島と東小島の2つのみが残るので、そこが水没しないように護岸で保護しています。

440-08 日本の気候

①テーマ1 日本の気候① 〜桜がさくのは何月?〜
→日本の気候・東京の気候の特徴をおさえる

日本は国土の大部分が温帯で、一年を通じてあたたかく、季節の変化がはっきりしています。
ただ、国土が南北に長いため、南北の気候の違いが大きくなります。
気温の差が大きくなるのは冬、1・2月です。
東京は「9・10月に降水量が多い」という独自の特徴から雨温図を見分けられるようにしておきましょう。
世界の気候については赤道に近いところから熱帯、温帯、寒帯となっています。
また、北半球と南半球は季節が逆になります。
オーストラリアのシドニーは7月に最も気温が低くなります。

②テーマ2 日本の気候② 〜あたたかい海流・冷たい海流〜
→日本の周りの海流の名前と位置、暖流と寒流の区別をつけておさえる

地図を見て、海流の名前・暖流と寒流の区別はつけておさえておきましょう。
また、3つの都市の雨温図についてです。
釧路市は1月の平均気温がマイナス5度、夏に雨のピークが来ます。
松本市は全体的に降水量が少なめで、1月の平均気温が0度です。
高知市は夏に雨のピークが来て、降水量は300mmを超えます。
これは夏の季節風が吹くことが原因となっています。

その他おさえておくべき用語:やませ・濃霧

③テーマ3 日本の気候③ 〜雨や雪を降らせる「季節風」〜
→雨が降る仕組みをおさえる

夏には南東からの季節風が、冬には北西からの季節風が吹きます。
海の上で水分を含んだ季節風は、山地や山脈の上空で冷やされると雨が降ります。
「夏に雨が多い」と「太平洋側にある町」を指し、「冬に雨が多い」と「日本海側にある町」を指します。
中央高地や瀬戸内海沿いの地域は降水量が少なく混同されがちですが、
1月の気温が0度だと中央高地、5度だと瀬戸内海を指します。

その他おさえておくべき用語:梅雨・台風・台風銀座

発展学習 日本は雨の多い国 〜でも、水不足になりやすいのはなぜ?〜
→日本の平均降水量をおさえる

日本の平均降水量は1700〜1800mmですが、人口が多い分、使える量は多くありません。

440-09 地図で見るわたしたちの社会〜地図の見方(1)〜

①テーマ1 「北」はどっちだ? 〜方位のきまり〜
→方位・方位記号をきちんとおさえる

 覚えにくい場合は日本地図の関東地方・関西地方・北海道の位置から東西南北をおさえましょう。

②テーマ2 これは何を表すしるし? 〜地図記号・その①〜
→地図記号をきちんとおさえる

国土地理院が作っている地図記号をきちんとおさえましょう。
○がつくと、規模が大きくなります。(×は交番、○の中に×で警察署)

③テーマ3 ともくんたちを探せ! 〜地図の読み取り〜
→学んだ地図記号・方角を駆使して、セリフをよく読んで考える

外国人向けの地図記号は、博物館・美術館はかならずおさえておきましょう。

発展学習 外国人もおどろいた! 伊能忠敬の日本地図の正確さ
→伊能忠敬についておさえる

伊能忠敬は江戸幕府の命で4万kmを歩き、日本地図を完成させました。


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増田 雄介

この記事を書いたのは...

増田 雄介

圧倒的な指導力、学校別の専門性の高さ、そして面倒見の良さを持つ自律学習サカセルの国語・社会の看板講師。

その驚異的な指導力を武器に、大手集団塾の開成中コースの国語担当や有名個別指導塾のリピート率1位の凄腕講師として活躍。
成績が本当に伸びる実戦的な指導に目を付けた自律学習サカセルからのスカウトを受け、満を持して文系科目の講師として指導開始。

個別指導の業界では指導力No. 1の呼び声も高く、逆転、順当のどちらの合格にも強く、生徒のレベルに関係なく指導できる幅広さを持っている。

生徒だけでなく、自分の子供の成長を見守るのが楽しみな一児の父でもある。
趣味はぽっちゃりの自分でも着られるファッションの構築。

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