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SAPIX新5年(4年生)1月組分けテストでおさえるべきポイント!国語編 Column

SAPIXの活かし方

SAPIX新5年(4年生)1月組分けテストでおさえるべきポイント!国語編

2025.12.23

2025年11月

◇国語のテストの形式◇

大問1 (20点) 漢字の読み書き10問
大問2 (20点) 知識問題10問
大問3 (55点程度) 初見の長文問題 9問程度 (選択肢6~7問、抜き出し・記述1問程度)
大問4   (55点程度)     初見の長文問題 9問程度 (選択肢6~7問、抜き出し・記述1問程度)

まずは知識や客観問題で点数をしっかり確保し、その上で記述の部分点で点数を上乗せしていきましょう!
記述は満点ではなく、部分点の確保というイメージでテストに臨むと時間切れの可能性も減らせるかと思います。

客観系の問題は1問4〜6点程度。

平均点は大体80点〜90点になることが多いです。どこでどのくらい点数を取るか、時間を使うかをあらかじめしっかりとイメージしておきましょう。

◇出題の傾向◇

常々言っておりますが、国語では「選択肢を制すものが、SAPIXを制す」であり、選択肢をしっかり取れるようにしていくことこそ、SAPIXでの手っ取り早い成績向上手段です。
しっかりと選択肢問題の解き方を身につけましょう。

2024年

説明的文章
・選択肢   5問
・抜き出し  1問
・記述    1問
・その他   接続語、脱文挿入

文学的文章
・選択肢   7問
・抜き出し  1問
・記述    1問
・その他   

2023年

説明的文章
・選択肢   4問
・抜き出し  0問
・記述    1問
・その他   接続語

文学的文章
・選択肢   8問
・抜き出し  0問
・記述    1問
・その他   

●対策

即効性の高い対策と本筋の対策をお話しします。

〜即効性のある簡易的な対策〜

・あらかじめ時間配分を決めておく

 大問1・2   5〜7分程度
 大問3・4   45〜43分程度

上記は目安です。
時間のコントロールに関してはしっかりトレーニングしておきましょう。
入試でも必要となる力です。
自分に合った最適な時間配分を考えておくだけで、慌てずに進められるようになります。

・あらかじめ優先順位を決めておく

 1 選択肢
 2 記述
 3 抜き出し 脱文挿入

向き不向きがあるかと思います。自分に合った優先順位を決めておくと良いでしょう。

〜本筋の対策〜

・文章を読む

 論説文、物語文、それぞれの読み方が定まっているかどうか。

 ここでの読み方というのは、ただ文章を漠然と読むことではなく、「どこに注目して、どこにチェックをするのか分かっており、かつ実践できる」ことです。

 例えば、論説文において必要な能力は「抽象に線が引ける」「意味段落分けができ、要点が拾える」「対比の構造を捉えられる」「文章の主題が捉えられる」などがあります。

 こういったことを理解した上で、実践できるようにしていくことが読解です。まずは、お子様が文章の読み方をどの程度知っているのか、そしてそれを実践できているのか確認していきましょう。

・問題を解く

 まず大前提として、設問を正しく認識できているかが重要です。

 「何を聞かれているのか?」「何を答えれば良いのか?」「何を本文から探すのか?」しっかりと押さええられているか確認しましょう。

 次に解き方です。

 選択肢、抜き出し、記述、それぞれ解き方が正しい方法で定まっているかが重要です。

 例えば、野球において一流と呼ばれるピッチャーは自分の投球フォームが常に定まっています。自分の力がボールに伝わりやすい投げ方を再現し続けているわけです。1回1回投げ方がバラバラでは駄目なのです。

 これと同様に正答確率が高くなる解き方を常に同じようにできるかが重要です。100回やっても100回とも同じ正解にたどり着ける解き方を、再現できるようにしましょう。

 そして、これには解き方の手順を知ること、反復練習すること、感覚に頼らないことが必要です。

 国語が苦手なお子様はそもそも解き方を知らず、その場その場でなんとなくの雰囲気で解いている場合が多いです。さらに、得意な場合であっても雰囲気のことが多々あります。

 例えば、選択肢の問題。
 4年生向けに簡易的に解き方をまとめてみました。
 お子様がどの程度の仕上がりか確認してみてください。

選択肢の解き方

選択肢の解き方

ポイントは「き・こ・く」!!

「き」聞かれていることチェック

国語の苦手なお子様がまず行うべきは「設問でなにを問われているのか」を確認することです。

なにを当たり前のことを……と思われるかもしれませんが、ほとんどのお子様はこれを怠っています。

細かく分けると聞かれていることにも種別があり、その理解も当然必要なのですが、今回はとりあえず「聞かれていることはなにか?を確認するという作業をする」ということを行いましょう。

「こ」根拠チェック

上記の「聞かれていることチェック」が済んだら、本文から「根拠を見つける」という作業を行いましょう。この時期のサピックスの問題であれば、だいたい前後に書いてあります。これを見つけましょう。5年生の2学期ほどになると、根拠が前後に無いことが増えて参ります。その時は見つけるための方法論が別にあります。

この時、読解力が高いお子様やワーキングメモリが多いお子様は「根拠の内容を覚えている、予測できる」という場合がございます。その場合は本文を探さなくてもよいです。

「く」比べる

「根拠を見つける」という動きが終わりましたら、「比べる」という作業を行います。選択肢同士を比べる、本文の根拠と比べる、という動きをしてから、選択肢に○△×をつけていきましょう。

理想の動きは「選択肢をパーツごとに分けて○△×を付ける」ですが、とりあえず○△×をつけるという動きをしていればこの時期はOKです。

 こういった解き方があるということを知り、それを自分で再現できるように練習していきましょう。

 また、解き方をすでに知っているお子様は、最初から方針がはっきりしており、何をすれば良いのか明確なのに対し、なんとなく解いているお子様はその場その場で考え対応していく必要があります。これも差になります。

 もちろん感覚が鋭いお子様の場合はそれを伸ばしていく指導もしています。しかし、感覚に頼っているほとんどのお子様は「脳が経験知を頼りに無意識的に処理をした結果の直感」ではなく、「ただのなんとなく」です。その部分を論理に変えていきましょう。

以上となります。

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松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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