最後の季節講習となる6年生。
通常の「冬期講習」だけでなく「正月特訓」も受講することになります。
他の塾と違うのが「志望校別コース」である「SS」のクラス別に授業を行うという点です。
学校の名前を冠したクラスに入っていることもあり、より志望校に即した授業を受講できます。
これは他塾にはない明確な強みであると言えます。
●6年算数・国語
SSのコースごとに受講クラスが変わるので、志望校ごとに扱うプリント・問題が変わります。
また、直前期ということもあり、テスト演習の機会が多く取られています。
冬期講習自体は午後からスタートするので、午前までに各回の復習を終わらせるようにしましょう。
また、復習の際に「直しをしてもわからないもの」が出てくると思います。
こういった問題は受験でも取れない可能性が高いので、気にしすぎずに「確実に取れる問題」を増やしていきましょう。「授業内に扱ったもの」を中心に学習を進めるのが良いでしょう。
扱うのは各種「SAPIXオープン」の過去問が中心です。
問題によっては難易度が入試本番のレベルよりもはるかに高いものが出ることも。
「労力を取られすぎないように」すること、直しの時でなく、テストの時に「一発で点数が取れる」ように勉強時間を重ねることを心がけましょう。
●6年社会
冬期講習・正月特訓ともにテスト形式の演習と解説が行われます。
冬期テキストは
「入試実戦演習」
「入試直前重要テーマ」
「記述問題 標準編」
「記述問題 発展編」
と分かれています。
独自色の強い記述中心の学校であれば、そこのクラスで扱うプリントを中心に(基本的に学校別SOの過去問です)
そうでなければ、「入試直前重要テーマ」を中心に、余力があれば「記述問題 標準編」を扱って、演習を通した「知識の出し入れ」をスムーズに行う練習が出来ると良いでしょう。
正月特訓では「時事問題」を扱います。
SAPIXの「重大ニュース」は、テキストの付属問題に「難しすぎる」問題も…
授業内で扱われる一問一答形式のテストの復習をしておけば、概ね問題ないでしょう。
浦和明の星中の受験者は、入試直前の12~1月の時事問題が出題されることもあるので、無理のない範囲でニュースのチェックはしておきましょう。
●6年理科
冬期講習・正月特訓ともにテスト形式の演習→解説が行われます。
主にサピックスのテストの過去問が扱われます。
開成・桜蔭など学校別SOの過去問(KAプリント、OUプリントなど)
Xプリント:過去問ではなく基礎プリント。演習形式で基礎の確認を行う用
Yプリント:9月~12月に行われるSO合判の過去問
Zプリント:春頃行われるSOのB問題の過去問
以上の中からクラスによって2種類程度配られ、指定の問題を解く形式です。
【開成・桜蔭など学校別のクラス】
学校別SOを中心に復習すればよいでしょう。
YプリントやZプリントから問題が指定されることもあります。
Yプリントは定番の問題や流行の問題がたくさん入っているので、指定箇所の復習とともに苦手単元が残っている場合に利用してもよいでしょう。
【混合クラス】
Yプリントが中心に扱われることが多いです。
サピ偏差45~55くらいなら、Yプリントを使って力を固めていくのがよいでしょう。
~45くらい、または理科が苦手/極端に苦手な単元がある場合はXプリントがおススメです。
Zプリントは鷗友など学校別のテストがないけれどもBタイプ出題をする学校用のコースで主に使われています。
授業で扱われた問題を簡単に復習すればよいでしょう。
1/4か1/5に時事問題が扱われます。
後半の演習問題はかなり難しいことが多いです。
理科が得意な渋幕志望生にはおすすめですが、あまり深追いしなくてよいでしょう。
用語を一問一答で答えるページを活用してください。
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