☆テスト対策問題を公開しています。こちらからダウンロードしてぜひご活用ください!
2026/1/1更新
あけましておめでとうございます。光陰矢の如しという言葉の通り、もう2026年ですね。
皆さんはお年玉の使い道は決めましたか?勢いあまって1月にすべて使ってしまうということがないように気を付けましょう。ご利用は計画的に。ちなみに私はついに乾燥機付き洗濯機を購入しました。
さて、1月に入ってさらに寒さが本格的になり、体調を崩しやすい季節になりました。感染症はもちろんのこと、浴室でのヒートショックは本当に怖いのでくれぐれもお気を付けください
それでは本題に入ります。新学年組分けテストの昨年の平均点は60点台と、近年の4年生のテストの中でも屈指の難易度となりました。「基礎トレレベルの問題が少なく、手が出なかった」とショックを受けたご家庭も多かったはずです。
今回は、そんな高難易度化する新学年組分けテストをどう乗り越えるか、過去の出題傾向から紐解いた対策法と、それを踏まえて作成した「対策問題」について解説します。
【この記事の構成】
本記事では、SAPIX新5年生(現4年生)新学年組分けテストを攻略するために、以下のポイントを順に解説していきます。
①テストの正体:今回のテストで求められる力
②狙われる3つのポイント:過去問分析から見る頻出テーマ
③効果的な対策法:今からできる学習戦略
【テストの概要】
〈制限時間:50分〉
〈満点:150点〉
〈過去の平均点〉
2023年:73.6点
2024年:77.3点
2025年:65.2点
〈試験日〉
1月12日(月・祝)
〈試験範囲〉
今までの全範囲
【過去のテスト対策記事】
・5月度マンスリーテスト
・6月度マンスリーテスト
・7月度復習テスト
・8月度マンスリーテスト 前編
・8月度マンスリーテスト 後編
・10月度マンスリーテスト
・11月度マンスリーテスト
・12月度マンスリーテスト
①冬期講習の復習ではない?今回のテストの「正体」
今回の組分けテストには「出題範囲」がありません。
直近で習った「平面図形」や「速さ」の単元知識はもちろん受験において必要ですが、今回のテストで問われるのは、4年生の1年間で培った「算数の総合力」と、見たことのない問題に立ち向かう「思考の粘り強さ」です。
特定の単元テキストを隅から隅まで解き直すよりも、全体を俯瞰し、SAPIXがこの時期に求めている「力」を理解することが高得点への近道です。
②過去問分析から見る「狙われる3つのポイント」
近年の傾向を分析すると、単なる計算力や公式暗記では太刀打ちできない、明確な特徴が見えてきます。
1. 平面図形は「求積の工夫」と「移動」
単に公式に数字を当てはめるだけの問題は少なく、「パズルのように図形を扱う力」が問われています。過去数年の傾向から、以下の3つのパターンへの対策が必須です。
① 全体から引く・分割する
いびつな形の面積を求める際、「大きな長方形や正方形から余分な部分(白い部分)を引く」や「補助線を引いて既知の図形(長方形や直角三角形)に分割する」という基本動作が徹底できているかが問われます。
② 等積変形
平行線を利用して、三角形の面積を変えずに頂点を移動させる「等積変形」の考え方が直近で出題されています。底辺と高さの関係を正しく理解していないと解けない問題です。
③ 折り返しと重ね合わせ
紙を折り返した時の「角度が等しくなる性質」や、三角定規などを重ねた時の角度を求める問題も頻出です。見た目の複雑さに惑わされず、等しい角度や辺の長さに印をつける作業力が重要です。
2. 「ルール」を読み解く思考力(規則性・場合の数)
SAPIXの組分けテストで差がつくのが、大問の後半に配置される「規則性」や「条件整理」の問題です。
・オリジナルのカードゲームやすごろくの得点計算
・独自の約束記号や、数の並びのルール発見
これらが出題されます。ここで必要なのは、「その場でルールを理解し、実際に書き出して調べる泥臭さ」です。「習っていないから解けない」ではなく、「書いてみれば決まりが見つかる」という姿勢が試されます。
3. 文章題は「条件整理」が命
長文の文章題では、複雑な条件(お金のやり取り、個数の増減など)が提示されます。これを頭の中だけで処理しようとすると必ずミスが起きます。
・問題文を読みながら、線分図や表に整理できているか?
・「AはBより〇〇多い」といった情報を正確に数式化できるか?
こういった「情報を整理する作法」が身についているかが問われます。
③今からできる効果的な対策は?
範囲が膨大なため、特定の単元に特化した「裏技的な対策」は存在しません。今回の組分けテストは、普段から地道に続けてきた基礎力トレーニングや、各単元の学習における「なぜそうなるのか」という理屈の理解、そしてそれらを応用する「思考の粘り強さ」が点数に直結する、実力テストの側面が強いと言えます。
やみくもに全範囲を復習する時間はありません。以下の優先順位で、残りの期間を効率的に使いましょう。
① 「総合回」の活用
通常授業のテキストにある「総合(まとめ)」の回では、各テキストの重要問題がまとめられています。ここを解くことで、忘れてしまっている単元や苦手分野を効率よくあぶり出せます。
② 基礎力トレーニングのランダム演習
毎日取り組んでいる基礎トレですが、特定の単元に偏らず、ランダムに色々な単元の問題に触れることで、頭の切り替えを早くする練習になります。
③ 「対策問題」で実戦感覚を磨く
そして何より効果的なのが、本番に近い形式で問題を解くことです。
対策問題ではSAPIXの出題意図を分析し、
・昨年の平均点60点台のような難易度にも対応できる思考力問題
・本質の理解が求められる小問集合
これらを厳選しています。
「冬期のテキストは終わったけれど、実力テスト対策は何をすればいいか分からない」という方は、ぜひこの対策問題にチャレンジしてみてください。
まとめ
新5年生に向けたこの時期は、学習内容が高度になり、学習の負担も増えてくる時期です。
しかし、ここで「範囲のないテスト」に立ち向かう経験は、これから始まる5年生のカリキュラム、ひいては入試本番への大きな糧となります。
点数だけに一喜一憂するのではなく、「条件を整理できたか」「粘り強く書き出せたか」といったプロセスに目を向けることが重要です。
今回の記事と対策問題が、皆様の学習の一助となれば幸いです。