この記事を書いたのは...
自律学習サカセル
池尻大橋駅から徒歩2分。
国道246号線沿いの個別指導塾、家庭教師センター。
特に中学受験は専門プロ講師によるコースを設置し、高い実績をあげている。
東大・ 医学部・早慶大生を中心に意欲の高い講師が指導する、中高一貫校・大学受験コースにも定評あり。
個別指導・家庭教師の自律学習サカセル
サカセルコラム
2025 サカセル科目別相談会 理科・社会 のお知らせ Column
中学受験の最重要科目は算数、次いで国語でしょうか。配点も高く、2科目・1科目の受験を設定している中学校もあります。勉強の時間も算数が圧倒的に長い、というご家庭が多いでしょう。結果、理科・社会は後回しに。
暗記部分も多いので追い込みで何とかなるだろう、と考えている方もいらっしゃるかもしれません。実際、自律学習サカセルでも理科・社会の授業が増えるのは6年生の秋以降です。
といっても、本当に間に合うのか?現時点ではどの程度出来ていればよいものなのか?不安な保護者の方も多いと思います。
また「理科だけ異常に時間がかかる」「社会の暗記がとにかく苦手で困っている」など、理科・社会でお困りのご家庭もあるでしょう。
そんな方々のために、自律学習サカセルでは
「科目別相談会 理科・社会」
を初めて実施することになりました。
一口に理科や社会が苦手…といっても様々な生徒がいます。
例えば
「話を聞くのが苦手なタイプ」理科📗
算数は一人で考えたり、工夫したりすることが大事な科目ですが、理科はまず「原理を学んで理解する」ことが重要です。そしてこの「原理の理解」が難しく、よほど読解力が高くない限り、小学生が一人でテキストを読んで理解できるレベルのものではありません。最近の中学受験理科の内容は、本当に難しくなっています。理解してもらうために塾の授業がありますが「話を聞くのが苦手なタイプ」は、先生の話を聞かずに一人で問題を解こうとしたりします。
「興味のあることしか覚えられないタイプ」理科📗・社会📒
理科・社会のどちらか、あるいは決まった単元だけとてもできるタイプです。多かれ少なかれみなさんその要素はあると思いますが「興味のないことは全く覚えられない」「テストのためでも好きでないことはできない」レベルまでくると受験で困ります。
他にも「計算が入ると出来ない」「表やグラフの読み取りができない」…
色々な原因で理科や社会で苦戦する生徒を見てきました。
それぞれの悩みや目標をお聞きして、それに合わせて「原因」「今すべきこと」「受験に向けての流れ」をご提案いたします。
ご好評を頂いている「サカセルコラム」で理科・社会の記事を担当している講師がお話を伺います。直接質問をしてみたかった、という方もぜひ!
2025サカセル科目別相談会 理科・社会 相談例(タイトルをクリックすると開きます)
「算数は問題を解けばいいし、問題のレベルも分かりやすいから勉強しやすいけれど、理科や社会は何となく勉強しにくい」
というご家庭は多いです。
テキストを読む→穴埋めワーク(SAPIXならポイントチェック(理科)デイリーステップ(社会)、予習シリーズ系ならまとめてみよう)→問題演習
と進めている方も多いと思いますが、この方法が適さない小学生もいます。
テキストを一人で読むことが難しかったり、勝手な解釈をしてしまったり。間違った解釈で覚えてしまって理解し直すのに逆に時間がかかってしまうことも。
また、穴埋め形式の問題は文の流れに乗って考えなければいけないため、流れがつかめずに「何を答えればいいのか分からない」という話もよく聞きます。
その子によって最適な勉強法は違いますので、相談会ではお子様の性格や得意・苦手をヒアリングし、より効率のよい勉強法をご提案いたします。
「テキストの問題を解こうとしても覚えていないから解けない、覚えようとするとそこに時間がかかってしまう」
「問題を繰り返すと位置で答えを覚えてしまい、内容は覚えていない」
覚えられない原因はいくつかあります。
・量が足りていない・暗記に慣れていない:暗記に慣れるまでは覚えるのに時間がかかるものです。
・理解していないので覚えられない:単純暗記と思っているものが、実はしっかり理解していないと出来ないものの場合があります。
・合わない暗記法をしている:見て覚える/声に出して覚える/書いて覚える/解いて覚える その子によって覚えやすい方法はさまざまです。
お話を伺って、現時点の勉強の問題点を探り、改善案をご提示します。
「普段のテキストや週ごとの確認テストは出来るけれどもマンスリーテストや組分けテストなどになると点が取れない」
というお悩みはよく聞きます。
シンプルにテキストとテストの問題のレベルが違うのがいちばん大きな原因ではあります。ただ、それでも点を取っている子はいるわけで…
・問題文やリード文が長く難しいので、読解力が影響している
・直接は習っていないが、習っていることを組み合わせて考えるような応用問題に対応できない
・少し前に学習したことが抜けてしまっている
などの原因が考えられます。特にSAPIXのマンスリーテストはテキストとの問題のレベルの差が大きいです。理科は数年前の改訂で確認問題の後半にマンスリーテストの過去問が入るようになり、その差が少し埋められましたが、社会は差が大きいままです。
SAPIXのマンスリーおよび四谷大塚の組分けテストについては対策記事を載せておりますが、今回の相談会では個々の状況に合わせて細かく状況を分析し、テストで点を取るための対策を考えさせて頂きます。
SAPIXの6年生なら平常+土特+コアプラス
早稲田アカデミーなら演習問題集+練成問題集+週テスト過去問+マスターテキスト+知識事項
首都圏主要塾のテキストの量は膨大です。とてもすべては終わりません。ご家庭によってはあまり重要でない内容に時間をかけてしまい、悪循環に陥ってしまっていることもあります。
また一般的な優先順位もありますが、成績や得意分野・志望校によっても優先順位は変わってきます。
状況を伺った上でテキストの取捨選択や優先順位をお伝えし、効率のよい家庭学習のお役に立てればと思います。
「知識問題は解けるのですが、力学の計算や水溶液の計算、とにかく計算が入ると全く出来ないんです…」理科📗
「時差の計算や緯度・経度の問題になると手が出なくなります」社会📒
とてもよく聞くお悩みです。
原因は主に2つ
・計算のしかたを習っていない
・原理を理解できていない
塾の授業時間は限られています。原理を丁寧に説明して、整理のしかたや書き込みのしかたはほとんど教えてくれない塾(講師)、一方で具体的な解法は教えてくれるものの、なぜそうなるのか?の説明が不十分な塾(講師)、両方存在しています。
4科目でクラスが決められているため、理科や社会は得意でないけれども上のクラスにいるために「分かっている前提」で授業が進められている場合もあるでしょう。
このお悩みはご本人とお話する方が手っ取り早いですが、まずは保護者の方に状況を伺い、家庭学習の具体的な方法や、授業を取った方がよいときの判断基準をお伝えします。
「両親で科目別・単元別に担当を分けて勉強をみているのですが、天体は2人とも教えられなくて…」
他の科目は解説を読んで説明できても、理科の、特に天体は保護者の方も自信がない、というご相談を受けることがあります。
中学受験の天体は特殊で中学や高校で同じような内容を学習する機会も少ない上、内容自体も難しいため保護者の方が苦戦する単元1位、という印象です。
この機会に
・月の図の見方
・太陽で登場する応用ポイント
・星の動きで引っかかりやすいポイント
などを知ってもらうのもよいかと思います。
もちろん天体以外でも、ご希望に合わせて「難しい単元のポイント」をお伝えします。
「地理や歴史のときは社会が好きで、得意でもあったのですが、公民に入って苦戦しています…」
こちらの原因は
・言葉の意味が難しいため、理解できない
・条文の穴埋めなど、国語の力が必要なものに対応できない
・議会の状況が想像できないために引っかけにはまりやすい
などが考えられます。
憲法の条文は用語も言葉遣いも難しく、小学生にとって難しいのは当然ともいえます。
今回の相談会では
・インプット段階での家庭学習のサポート法
・有効な問題演習
・引っかけで出やすいポイント
を具体的にお伝えし、公民のお悩みを軽減できればと思います。
もちろん、歴史・地理の単元についてもお任せください。
選択問題はもちろん、用語を答える問題や計算問題は解くけれども、記述問題になると空欄にしてしまう子がいます。
原因は
・(模範解答のような)完璧な答えでないと書いてはいけないと思っている
・考えていることを文に出来ない
・書くのが面倒
・何を答えていいか分からない
などなど。
一口に記述といっても問題のレベルは様々です。
例)肺が肺胞のように細かいつくりになっている理由
→表面積を大きくして、効率よく気体の交換を行えるようにするため
上記のような記述といいつつ使うべきキーワードが決まっている知識問題のようなものから、リード文や表・グラフを読み取って答えるようなものまで。
ご家庭で対策できるものも、授業が有効なものもありますので、状況を伺って対応策をご提案いたします。
「普段のマンスリーテストや組分けテストでは社会が得意科目なのに、先日のサピックスオープンBでは手も足も出なかった…」
とショックを受けている方もいらっしゃると思います。
原因としては
・マンスリーテストや組分けテストでは記述問題の出題がない
・国語と違い、「何をしたらよいのか」が思いつかない
・土特で記述問題のページはあるが、普段それを取り組む機会がない/取り組んでも添削される機会がない
あたりが考えられます。
対策授業も有効ですが、今回の相談会では
・着眼点
・どのように取り組むべきか(作業手順)
・採点基準
・書き方のテンプレート
など、「知っておくと太刀打ちできるポイント」をお伝えします。
志望校が4科目均等配点の学校であったり、理科・社会の問題に特徴があると聞く場合、その傾向を早めに知っておきたいのは当然でしょう。
例えば慶應普通部なら、理科で「生活」に関連した問題/社会で一般常識のような問題が出題されます。
例) 水道の排水パイプがS字型になっている理由を考える(理科)
返信用はがきの「行」を「御中」に変える(社会)
慶應普通部は特にクセのある出題が多いですが、他にも麻布・武蔵・栄光学園・海城、女子学院・鷗友学園など、特徴的な出題をする学校はたくさんあります。
この機会にぜひご質問頂き、志望校選びや対策のお手伝いが出来ればと思います。
「今のところ理科・社会は後手に回っているが、いつから本腰を入れればよいのか、それまでに最低限何をしておけばよいのか?」
よく相談される内容です。
理科・社会は配点が算数・国語の半分程度の学校から、4科目均等配点の学校まであります。問題の内容も、塾で習っていることをそのまま出すような学校もありますし、独自のひねりが強い学校もあります。
また、細かい植物の知識なら直前に入れる方が有効ですが、てこの解き方なら早めにマスターして演習期間が長い方が有効です。
さまざまな条件を考慮して計画を立てるときこそ、経験豊富なサカセル講師の出番です。
志望校・成績・現時点での得手不得手を確認した上で、受験までのロードマップをご提案いたします。
にほんブログ村にも参加しています。ぜひ下のバナーをワンクリックで応援もお願いします!
この記事を書いたのは...
自律学習サカセル
池尻大橋駅から徒歩2分。
国道246号線沿いの個別指導塾、家庭教師センター。
特に中学受験は専門プロ講師によるコースを設置し、高い実績をあげている。
東大・ 医学部・早慶大生を中心に意欲の高い講師が指導する、中高一貫校・大学受験コースにも定評あり。