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高校生クイズの昔話 Column

サカセルの日常

高校生クイズの昔話

2018.09.19

914()は高校生クイズの放送日でしたね。

僕は今年も家庭教師の授業で、帰宅は0時前。

残念ながら見ることは出来なかったのですが、多くの生徒や保護者の皆様から感想を伺いました。

今年は「地頭力」がテーマらしく、最近流行りの「謎解き」や「脱出ゲーム」のようなイメージだったようです。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」をイメージしている昔ながらのファンにとっては、少々の疑問や不満の残る内容だったのかもしれません。

まぁ番組も時代のニーズに合わせて変化しているということなんでしょうか。

 

たしかに今回で38回目、そりゃ色々と変わっていきますよね。

司会者も初代の福留功さんから始まり、福澤朗さん、ラルフ鈴木さん、現在は桝太一さん。

番組の内容も、アメリカ横断ウルトラクイズっぽい「知力・体力・時の運」から「純然たる学力勝負」を経て「青春応援バラエティ」っぽくなったりと、同じタイトルの番組とは言えテーマ・趣向は色々です。

収録の場所も海外だったり東京のスタジオだったり、また芸能人が番組を盛り上げたり、高校生メインの編集だったり・・・

今は他にも多数クイズ番組があり、そこからの差別化を図っているんでしょうか。

 

と、こんな話を、たまにはしたくなるものです。

ご存知の方も多いかと思うんですが、僕もかつて高校生クイズにはどっぷり参加しています。

出身の東大寺学園は全国最多の出場回数で、高校時代は「今年は誰と組む?」と話すような、参加することが当たり前のような空気がありました。

僕も高校1年生から参加。

1年生では最初の○×で間違えてしまいましたが、2年生では近畿大会の決勝に進出できました。

ちなみにこの年の奈良県準決勝は4チームすべて東大寺学園の2年生、番組編集者的にはつまらなかったことでしょう。

そして大学受験を控えた3年生の時は「受験もあるし、ちょっと息抜きに遊びに行こうかな」というつもりだったのが、あれよあれよと近畿大会で優勝

東京で実施された全国大会でも順調に勝ち進み、準決勝まで進出することが出来ました。

東京での宿舎は本郷の東大のすぐそば、その時に初めて東大に行った気がします。

また僕の頃の司会者はラルフ鈴木さん、特に芸能人も関わらない大会で、全国大会の後半の舞台は海外!

きっと予算の多くを高校生にかけてくれたんでしょう、非常に良い思い出になりました。

 

ただ楽しかった一方で、ときどき微妙な空気になることは否めません。

受験を控えた高3の夏に約10日間遊びほうけ、模試も受けられないというのは、現在受験業界に携わる身としてはストップをかけたくなりますよね。

親も教師も、あまりいい顔はしなかった気がします。

また放送後、一緒に出場した友人と登校していると、知らない後輩達からジロジロ見られる「気になるんやったら声かけてくれよ」という微妙なむずがゆさが懐かしいものです。

 

と、まぁ色々とあるわけですが、このようなイベントに後先かえりみずに参加できるのは中高生時代の特権ですね。

中学受験生達にも是非とも頑張って欲しいものです。

志望校で素晴らしい友人を見つけ、同じ目標に向けて頑張る経験は何事にも代えがたいものです。

僕が教えていた生徒が高校生クイズに出ていることもありましたし、一緒に働いてくれた東大生が、高校生クイズで優勝した実績を持っていることもありました。

僕を含めて皆、良い思い出だったと振り返ることが出来ているようですよ。

 

最後に皆さんが気になるであろう、高校生たちの「その後」です。

異常なまでの難問に取り組んでいた時期の高校生たちの進学した大学実績は見事なもの。

3人が「理3・理3・理1」という受験結果も、当たり前であるようです。

アメリカ横断ウルトラクイズっぽかった僕の代の海外進出8チーム24人からは、分かっているだけで東大が9(理3含む)、京大が1名、理3以外の国公立医学部が2名。

その他、海外の大学や有名私大に進学し、それぞれ社会人として様々な分野で活躍しているようです。

 

学校以外にも全国に友人を作ることのできる良い機会を与えてくれた高校生クイズを、今後もゆるーく応援していきます。

高校生クイズの話を聞きたい方は、お気軽にお問い合わせくださいな。

 

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三宅 貴之

この記事を書いたのは...

三宅 貴之

自律学習サカセル代表。
東大寺学園から東京大学に進み、以降は講師としてキャリアを積む。

また講師としてだけではなく、東大生のみを紹介する家庭教師センターを設立し、誰よりも多くの東大生と勉強法を論じてきた経験も持つ。
そして満を持して、2017年に自律学習サカセルを創設。

その昔、高校生クイズで全国大会の準決勝に進出したことも。
現在は卒業生との語らいと娘の成長が楽しみ。

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