受験直前で最も大事なことって何でしょう?
「ギリギリまで学力を高める」「当日の流れの確認」「ゲン担ぎ(!?)」色々な意見があるでしょう。
ただ僕は
「体調管理」
これに尽きると思うんです。
どんなに周到に準備し、高い学力を備えられたとしても、当日に体調が悪く、実力を発揮できなければ本当にもったいない話ですよね。
事実、長い講師経験では様々な心配なケース、悔しいケースを目にすることがありました。
受験1週間前に体育の授業で聞き手を骨折
→この生徒は、こんな状況でも無事に第1志望に合格してくれて良かったです。
試験当日が雪、転んで足を捻挫して保健室受験
→この日程では痛みと動揺で力を発揮できずに不合格も、別日程で無事に合格。
試験当日に発熱・嘔吐で保健室受験
→のちにノロウイルスと判明、発表では不合格も補欠合格がまわってきて一安心。
試験前日よりインフルエンザで受験できず
→これは辛かった・・・のち高校受験で、中学受験時よりレベルの上の学校に合格。
試験時期が真冬ということもあり、軽い風邪や緊張による睡眠不足など、枚挙に暇がありません。
思い出してみれば僕自身も不注意で危なかった経験がありました。
それは高校3年のセンター試験直前の1月のこと。
風邪薬を呑んでも一向に良くならない体調不良が続き、病院嫌いの僕でも仕方なく診察へ。
下った結果は「インフルエンザ」
おいおい、センター明後日やぞ!?
このまま突っ込むか?追試を受けるか?
結局、点滴を打ってセンター本試験に突っ込みました。
暑くて寒い体調不良時特有のあの感じで、慣れないマスクをして、咳で集中力も途切れがちで、もちろん頭はボーっとする。
案の定、結果は散々なもの。
センターは非常に得意にしていただけに、模試も含めた過去最低点には凹みました。
どうにか2次試験では満足のいく結果を残し、無事に合格できたものの、もし失敗していたら悔やんでも悔やみきれません。
ここで反省です。
結局、自己管理が甘かったんですね。
人生でインフルエンザに罹患したのは、その後を含めても僅かにこの一度だけ。
ただ油断せず予防接種をしていたら、もっと軽い症状で済んだことでしょう。
講師になってからは生徒の皆さんが万全の体調で受験に臨めることを切に祈るようになりました。
自身の予防接種はもちろん、体調管理にも気を付けて、教室にもコイツを置いて、余計な心配をしなくて済むように心がけています。
業務用ということで、何やらパワーもありそうです。
環境は充分に整えます。
あとは個々の生徒の実力を試験直前まで高め続けるのみ!
頑張れ受験生!