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四谷大塚・早稲アカ5年生 3月度組分けテストはどう対策する?算数編 Column

四谷・早稲アカの活かし方

四谷大塚・早稲アカ5年生 3月度組分けテストはどう対策する?算数編

2026.02.22

5年生になり、通塾日数も増え、日々を忙しく過ごされているご家庭も多いかと思います。組分けテストも4年生に比べて内容量も多くなり、大変になっていきます。今回はその組分けテストについて解説し、少しでもお手伝いができればと思います。

【算数】

大問1 計算 3問   24点分
大問2 小問集合   64点分
大問3 基礎的な大問 16点分
大問4 基礎的な大問 16点分
大問5 基礎的な大問 16点分
大問6 難しめの大問 16点分
大問7 難しめの大問 24点分
大問8 難しめの大問 24点分

※問題の数、配点は年によって変化します。目安とお考えください。
※範囲は1〜4回です。
※2022年の平均点は約96.5点です。
※2024年の平均点は約120点です。

まず初めに全体の流れについてお話しをしていきます。

組分けテストの算数において、おさえておくべき重要な点は「どこで点数を取り、どこで時間を使うのか」です。

例えば、

・偏差値40を狙う場合

大問1で2~3問。
大問2で5〜6問。
大問3・4で3問。

以上を目安で取っていけばよいです。

計算問題は絶対取れると思われている保護者様も多いかもしれませんが、意外と複雑で難しいです。むしろ組分けテストでは大問2や大問3・4の方が簡単に取れる問題が多くありますので、そちらで点数を確保していくイメージで時間配分や見直しの時間を確保していきましょう。もちろん計算問題を落としてよいわけではないので、練習はしっかりおこなっていきましょうね。

また、後半の問題は当然複雑になります。得意分野や取れる問題があったら挑戦していき、そうでない場合は取れるところをしっかり見直しし、ケアレスミスによる失点を防ぎましょう。

・偏差値50を狙っていく場合

大問1で2〜3問。
大問2で6〜7問。
大問3・4で3〜4問。
大問5〜8の(1)で2〜3問。

以上のイメージがよいでしょうか。偏差値50を狙っていく以上、基本的な問題は落とせません。大問5以降は(1)をしっかり狙っていきましょう。後ろの大問は当然難易度が上がりますが、「よく読むと実は簡単」という問題が紛れています。ここは狙っていきたいですね。

・偏差値60を狙っていく場合

大問5までで2問ミス。
大問6以降で2問。

以上は取りたいですね。

最後の方の問題(大問7や8)は正答率が一桁%だったりするので、無理に解かなくてよいです。(1)が読んで簡単だったら解く、難しそうだったら見直しに時間を回す。という認識でよいでしょう。

それでは次に大問ごとの特徴に触れていきます。

・大問1 計算

基本的な計算です。逆算や小数→分数の変換、分配法則など基本的な計算のテクニックを確認しておきましょう。

・大問2 小問集合

基本的な一行問題です。予習シリーズの基本問題相当の難易度ですので、しっかり取り切りたいですね。気をつけないといけない点として(7)や(8)は意外と難しい問題が登場します。正答率も毎回低いので、無理に解かなくてよいでしょう。

・大問3〜4

大問形式の基礎的な難易度の問題です。予習シリーズの基本問題や演習問題集の反復基本問題に相当する難易度です。大問2の(7)や(8)に比べるとこちらの方が簡単なことが多いので、しっかり取り切りましょう。

・大問5〜6

少し難しい大問形式の問題です。予習シリーズの練習問題や演習問題集の反復練習問題に該当する難易度です。 (1)の問題に比較的簡単な問題が紛れているので、見逃さないようにしましょう。

・大問7〜8

応用的な大問形式の問題です。正答率が一桁%のことが多く、取り切るのは難しいでしょう。注意したい点としては、(1)に読めばわかるような比較的簡単な問題が紛れていることがあります。ここは逃さないようにしましょう。

最後に重要な単元について簡単にお話しさせていただきます。

・第1回

倍数約数の単元です。
日本語が非常に重要な単元なので、問題文に書かれている日本語が正確に認識できているか確認しましょう。
イメージとしては以下のような変換が出来ているのが理想ですね。

「3で割ると2余る整数」→「○÷3=◇余り2」「○=◇×3+2」
「2で割り切れない整数」→「全体 − 2の倍数」「2の倍数では無い数」
「12で割れる整数」→「2の倍数で、3の倍数でもある数」
「4を足すと5で割り切れる整数」→「5で割ると4不足する数」「5で割ると1余る数」「○÷5=◇余り1」「○=◇×5−4」「○=◇×5+1」


まずはしっかりと基本的な知識を身につけましょう。演習問題集のトレーニングで出題される問題がすんなりと解けているかどうかで確認をすると良いです。これが前提の知識となります。
次の段階として、例題1~6で出ているものを確認していきましょう。ここでの知識は受験まで頻出します。理解力が高いお子様の場合は仕組みごと教えると良いです。一方で、仕組みの理解が難しいようでしたら、単純に暗記をさせてしまっても良いです。
例題7に関しては偏差値55以上を狙っていくお子様は扱いましょう。

・第2回

平面図形の問題です。

まずは大前提である、「平行四辺形、台形、ひし形、三角形」の面積の求め方を確認しましょう。
おうぎ形の面積の出し方や3.14は最後にまとめて計算をすることや、合同といった知識をしっかりここで学習しましょう。とくに合同はあやふやになっているお子様も多いので、ある程度しっかり考える機会を設けるとよいですね。
また、「全体から引く(例題1)」「分割する(例題2)」「内部底辺(例題3)」「半径×半径の利用(例題4)」「ウ戦術(松田命名・共通の面積を利用する方法・例題6)」といった面積の求め方の典型パターンを知っているか確認しましょう。これらも非常に重要です。

偏差値に関わらず基本問題は全て習得しましょう。
偏差値55以上を狙っていくお子様は練習問題1~3。特に練習問題の3(通称風車)は確認しておきたいです。
偏差値65以上を狙っていくお子様は練習問題5や6も見ておきましょう。

図形が得意なお子様の場合、クラスや偏差値に関わらず、どんどん難しい問題にチャレンジしていきましょう。

・第3回

割合の単元です。

まずは割合と百分率、歩合が理解できているか確認しましょう。(例題1)
次に相当算をマスターしましょう。瞬時に、「×3/5をする」のか「×5/3をする」のか判断できる状態が理想です。(例題2~3)
例題4~6は難しいですが、偏差値50を取りにいくのであれば、扱いたいですね。
解き方は線分図でも式でもどちらでも構いません。お子様が理解しやすい方で学習をしましょう。見ている限り、線分図の方が分かりやすいというお子様が多いです。

苦手なお子様は、「の」は掛け算になる、という形で暗記してしまって構いません。また「3分の1にしたものは3倍すれば元に戻る」という当たり前のことが分からないお子様も多いです。「逆数をかけると元に戻る」ということもここで覚えておきたいですね。
やりとり算も扱っておきましょう。(例題7)
今後、食塩水などの単元で活躍します。解き方(書き方)を押さえておきましょうね。

・第4回

差集め算です。

苦手なお子様が多い単元です。まずは仕組みの理解をしっかりしたいですね。また、日本語が非常に大事です。「あまり、不足、多い、少ない、増えた、減った」など言葉を大切にして考える癖をつけましょう。
「あまりと不足は和」「あまりとあまりは差」「不足と不足は差」といった暗記でも良いですが、どれくらい数値が移動したかというイメージを持てると楽になるかと思います。線分図などを利用して説明してあげるとお子様も理解しやすいです。
ただ、解き方としては例題1に記載されている解説の図をおすすめしています。理由としては例題3や4の「2個多く買う」などの文言を図にしやすいからです。
また、差集め算の応用である「取り違え」の問題ですが、こちらは面積図を利用すると非常に簡単に解くことができます。
例題7の問題は偏差値65以上を目指すお子様は取り組みましょう。

以上となります。少しでもお役に立てる情報があればと思います。さらに詳しく話を聞きたいという方はお気軽にご連絡くださいね。


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松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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