サカセルコラム

【5年国語】四谷大塚・早稲アカ 11月度組み分けテストはどう対策する? Column

四谷・早稲アカの活かし方

【5年国語】四谷大塚・早稲アカ 11月度組み分けテストはどう対策する?

2024.11.06

大問1 漢字の読み書き 10問 10点分
大問2 知識問題  20〜30点分程度
大問3 初見の長文問題1 50〜60点程度
大問4 初見の長文問題2 50〜60点程度

※長文問題は論説文・小説文の出題となります。
※範囲は6〜10回です。
※2022年の平均点は約88点です。

・和語、慣用句

最近の入試流行です。しっかり取り組みましょう!
また、毎回の繰り返しになりますが、意味を辞書的にカチッと覚えるのではなく「こういう文脈で使う言葉だ」という例文で覚えるようにしましょう。また、何度も暗唱をするよりは問題を多くの問題を解くほうが記憶の定着には効果的です。

・同音異字、同音異議、同訓異字語

例文ごと書いて、例文ごとしっかりと覚えましょう。

漢字だけで覚えるのは応用が効きませんので、注意しましょう。

ここからは各単元の重要な読解ポイントをお伝えしていきます。

・6回 物語・小説 

【読解テーマ】表現を読む (比喩の言い換え)

入試でも頻出する重要単元です。
問題を解く上でも重要ですが、出来ない場合は誤読の原因にもなります。
しっかりと今回の単元で学習をしておきましょう。

意識したいこととしては言い換えをしっかりすることです。
「現代人が意識したいことはモグラが出た時に叩くことではなく、モグラを出ないようにするにはどうすれば良いかである」

「モグラ」→「問題」
「叩く」→「解決する・対処する」

以上のように言い換えを意識しましょう。

突然、脈絡のない単語などが出てきた場合が比喩の合図になります。
そもそも比喩かどうかが分かっていない場合はそれを意識して読んでみましょう。

・句切れと切れ字の違い

句切れ…「短歌や俳句を上・下の二つに区切る」
句切れの発生する箇所の直前が、その歌の「感動の中心」となります。
切れ字…「〜や・〜かな・〜けり・〜し・〜ぬ・〜かも・〜なり」などの、「句切れが良く発生する字」

句切れがない場合、「結句」に感動の中心が来ます。

・句切れの見つけ方

①よく句切れが発生する文字として、「〜や・〜かな・〜けり」以外に、
「〜し・〜ぬ・〜かも・〜なり」あたりがあります。

「や・かな・けり  し・ぬ・かも・なり」と音で覚えてしまうのがおすすめです。

②句点「。」を補える箇所の直前
①でも紹介した「よく句切れが発生する文字」は、要はその文字は活用形でいうところの終止形。
句点「。」が補える箇所、とも言えます。
塾のテキストなどだと、こちらを紹介していることが多いですね。

③二句・三句・四句あたりの内容を、前・後両方の句にくっつけてみて検討する
例)街をゆき 子供の傍を 通る時 蜜柑の香せり 冬がまた来る(木下利玄)

【助詞】

助詞には3つの分類パターンがあり

①置き換え、で判別するもの
②直前の内容、から識別するもの
③前後の関係、から識別するもの

があります。

②と③に関しては、その場で見分けが可能です。今回は見分けが難しい①に関して解説していきます。

【助動詞】

「ない」の識別

「そうだ」の識別

「らしい」の識別

「ような」の識別

「れる・られる」の識別

国語の解説は以上となります。少しでもお役に立てたらと思います。もう少し詳しく聞きたいという方はお気軽にご連絡くださいませ。


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松田 浩志

この記事を書いたのは...

松田 浩志

自律学習サカセルでは算数・国語、主要2科目を担当。

大手進学塾では、教務主任職として、校舎全体の運営を担当し、日曜日の志望校別コースの最上位クラスから自校舎の基本クラスまで、算数・国語の両科目で毎年幅広くクラスを担当してきた。

現在の趣味はファッション。
もともと古着が好きだったのですが、現在は「キレイめ」なファッションが好み。

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