16・17回は11回から引き続き、各地方にクローズアップしながら、今までに学んできた「◯業」について学んでいく回、
18・19回は地形図・統計などを「読み解く」ことに重点を置いた回となっています。
●各回でおさえるべき内容のピックアップ
16回 関東地方
・東京湾アクアラインに橋とトンネルがあるのは?
→千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結んでいることをおさえる
・関東地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
気候を見分けるときに注目するポイントは「1・2月の平均気温」「降水量の多い月・少ない月」「降水量のピーク」の3つです。
降水量のピークが、
6~8月の「夏」であれば太平洋側
12~2月の「冬」であれば日本海側
200ミリを超えることがなければ中央高地・瀬戸内・内陸部と知っておきましょう。
①太平洋側(東京)
降水量の特徴:9・10月が200ミリを超える
降水量のピーク:夏
1月の気温:5℃
②内陸部(前橋)
降水量の特徴:7・8・9月が200ミリ程度、冬の降水量は少なめ
降水量のピーク:夏
1月の気温:5℃弱
③小笠原諸島(父島)
降水量の特徴:一年を通して少なめ
降水量のピーク:5・9・10・11月
1月の気温:18℃
その他、太字を中心におさえましょう。
九十九里浜は海岸の中でも、珍しく砂浜海岸で出題が見られます。
リアス海岸ではありません。
・関東地方の農林水産業
→各都道府県で何が名産なのかおさえる
群馬県:キャベツ【嬬恋村】、ねぎ(4位)・こんにゃくいも【下仁田町】
栃木県:かんぴょう(1位)、いちご(1位)、日本なし(3位)、乳牛(2位)
茨城県:はくさい(1位)、ピーマン(1位)、日本なし(1位)、ねぎ(3位)、キャベツ(4位)(近郊農業)
千葉県:らっかせい(1位)、ねぎ(1位)、日本なし(2位)、キャベツ(3位)(近郊農業)、ぶた(5位)、採卵鶏(2位)、いわし・さば【銚子港】、米【水郷地帯の早場米】
埼玉県:ねぎ(2位)、茶【狭山茶】
神奈川県:まぐろ【三崎港】
房総半島・三浦半島:野菜・花の生産がさかん
・関東地方の工業
→工業地帯の名前、工業都市の「名前」と「何業で有名か」をおさえる
京浜工業地帯
…東京・川崎・横浜の沿岸を中心に、東京湾の西側で成立した工業地帯
かつては生産額第1位だったが、現在は第5位
機械が50%弱、化学が20%弱で、これらを合計すると京浜>関東内陸となる
東京都:東京23区(印刷業)・八丈島八丈町(黄八丈)
神奈川県:川崎市(鉄鋼・石油化学)・横浜市(自動車)・横須賀市(自動車)・箱根町(寄木細工)
京葉工業地域
…千葉・市原・君津など、東京湾の東側を埋め立てて成立した工業地域
化学が40%超え
千葉県:千葉市(鉄鋼)・市原市(石油化学)・君津市(鉄鋼)
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが「鉄のサンドウィッチ」とすると覚えやすいです。
その他、海側の銚子市(しょうゆ)・内陸側の野田市(しょうゆ)も有名です。
関東内陸工業地域【北関東工業地域の一部】
…京浜工業地帯の土地が足りなくなり、栃木県・群馬県・埼玉県に進出して成立した工業地域
生産額第3位
機械50%弱、化学が10%弱で、これらを合計すると京浜>関東内陸となる
群馬県:太田市(自動車【SUBARU】)高崎市・前橋市(電気機器)
栃木県:益子町(益子焼)
埼玉県:秩父市(セメント)
鹿島臨海工業地域【北関東工業地域の一部】
…Y字型の掘り込み港
茨城県:鹿嶋市(鉄鋼)・神栖市(石油化学)
・関東地方の交通と観光
→東京国際空港・成田国際空港の名称と場所、東海道新幹線/東北新幹線/上越新幹線/北陸新幹線の開通駅をおさえる
貿易港に関して、成田国際空港は輸出に半導体と金があります。
「成金」とおさえるようにしましょう。
東京港は輸入の衣類・肉類・魚介類で、横浜港は輸入・輸出に自動車関連の商品が多い、という点で判別しましょう。
横浜港と名古屋港を判別するときには、自動車関連商品の金額やパーセントの合計値で判別します。
名古屋港>横浜港となります。
・多くの人々が集まる東京
→首都であること、第三次産業が中心であることをおさえる
過密が問題となっており、ニュータウン・新都心などにより開発され、ドーナツ化現象が起こるも、タワーマンションの建設などにより都心回帰現象が見られるようになりました。
その他、昼夜間人口比率の知識として、「夜の人口を100とする」ので、東京は100超え、ベッドタウンの埼玉県・千葉県・神奈川県は100を下回ります。
周辺の県から東京に通勤・通学する人が多いということです。
・水害への対応
→ゼロメートル地帯の名称と場所、洪水の対策として地下に放水路・貯水池を設置していることをおさえる
17回 東北地方・北海道地方
・北海道なのに「広島」が?
→北海道に開拓使という役所が置かれ、全国各地から屯田兵を集めたことをおさえる
屯田兵で集まった人たちの出身地が地名となっています。
・東北地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
①太平洋側(宮古)
降水量の特徴:9月に多い
降水量のピーク:夏
1月の気温:約0℃
②内陸部(山形)
降水量の特徴:降水量は一年通して少なめ 7月に多いが、200ミリを超えない
降水量のピーク:夏
1月の気温:約0℃
③日本海側(秋田)
降水量の特徴:7〜11月が多いが、200ミリを超えない
降水量のピーク:冬
1月の気温:約0℃
・北海道地方の自然
→地形は太字の内容と位置を、気候は「気温」「降水量」の特徴をおさえる
①日本海側(札幌)
降水量の特徴:1月の降水量が100ミリ程度、北海道の中では最も多い
降水量のピーク:冬
1月の気温:マイナス4℃
②内陸部(旭川)
降水量の特徴:1月の降水量が70ミリ程度
降水量のピーク:夏
1月の気温:マイナス8℃
③太平洋側(根室)
降水量の特徴:1月の降水量が30ミリ程度、北海道の中では最も少ない
降水量のピーク:夏
1月の気温:マイナス4℃
・東北・北海道地方の農林水産業
→各都道府県で何が名産なのかおさえる
北海道:米(2位)【石狩平野】【上川盆地】、小麦(1位)、たまねぎ(1位)、じゃがいも(1位)・てんさい(1位)・豆類(1位)【十勝平野】、生乳(1位)【根釧台地】、肉牛(1位)、ほたて貝(2位)【サロマ湖】、こんぶ(1位)
青森県:りんご(1位)【津軽平野】、ほたて貝(1位)【陸奥湾】
秋田県:米(3位)【大潟村】
岩手県:りんご(3位)、わかめ(2位)【三陸海岸】
山形県:米(4位)【庄内平野】、りんご(4位)
宮城県:米(5位)【仙台平野】、わかめ(1位)【仙台湾】
福島県:もも(2位)【福島盆地】、米(6位)
北海道が肉牛1位なのは、乳の出なくなった乳牛は肉にするからです。
乳牛が圧倒的1位であり続ける限り、肉牛1位の座は揺るがないでしょう。
また、太平洋側の海沿いの地域は東日本大震災で津波により大きな被害をうけています。
・東北・北海道地方の工業
→工業都市の「名前」と「何業で有名か」をおさえる
北海道:札幌市(ビール【サッポロビール】・乳製品)、室蘭市(鉄鋼)、苫小牧市(製紙・パルプ)、函館市・根室市(水産加工)、平谷町二風谷(二風谷アットゥシ)
青森県:弘前市(津軽塗)
秋田県:大館市(大館曲げわっぱ)
岩手県:盛岡市(南部鉄器)
山形県:天童市(天童将棋駒)、米沢市(置賜つむぎ)
宮城県:大崎市鳴子温泉(宮城伝統こけし)
福島県:会津若松市(会津塗)
北海道は各地の工業が問われますが、その他の県は伝統工業を中心におさえましょう。
・東北地方・北海道地方の電力
→再生可能エネルギーの欠点をおさえる
東日本大震災により福島第一原発が廃炉となり、それにより再生可能エネルギーから電力を得ようという動きが取られました。
地熱発電は内陸の火山の周辺、風力発電は海沿いに設置されています。
・東北地方・北海道地方の交通
→各新幹線の名称と発着駅、世界遺産・ラムサール条約登録地の名称と場所をおさえる
知床は世界遺産ですが、釧路湿原はラムサール条約の登録地となっています。
これらを逆にするひっかけは頻出です。
・やませと東北地方
→やませの吹いてくる方向、夏に吹いてくるため冷害になりやすいことをおさえる
18回 日本のおもな都市 地形図の読み方
百万都市、政令指定都市についておさえ、地形図の読み方を学ぶ回です。
→人口の多い順に政令指定都市を覚えてから、太字の内容をおさえる
増田は人口の多い順に、頭文字の音を利用して覚えようと伝えています。
①東・横・大・名(とうよこだいみょう)
→東京、横浜、大阪、名古屋
②札・福・川・神(さっぷくかわかみ)
→札幌、福岡、川崎、神戸
四谷大塚のテキストでは神戸>川崎と並んでいます(2020年のデータ)が、現在は川崎>神戸となっています。
③京・さい・広・仙(きょうさいひろせん) ↑ここまで百万都市
→京都・さいたま・広島・仙台
④千・北・堺・浜(せんきたさかいはま)
→千葉・北九州・堺・浜松
⑤新・熊・相模原(にいくまさがみはら)
→新潟・熊本・相模原
⑥岡め・静かに(おかめ しずかに) ↑ここまで政令指定都市
→岡山・静岡
ひとつ目の「東」は東京を指し、特別区となっているので、政令指定都市ではありませんが、東横大名という語呂が良いので入れています。
政令指定都市の条件は「人口50万人以上で政令で指定する市」です。
最初の政令指定都市「大阪・京都・名古屋・神戸・横浜」のときには「人口が概ね100万人以上」という条件がありました。
時が経つにつれて、運用基準が変更されていきました。
また、静岡市の人口について触れられることがありますが、70万人を割り込んでどんどん減少しています。
ただ、下限の50万人まではまだ余裕があるという状況です。
地形図に関しては、
・等高線の間が狭ければ急な傾き、広ければゆるやかな傾き
・周囲よりも高く張り出していれば尾根、低いところが谷 という知識をもとにして、
・高さ10メートルごとに等高線が引かれていれば縮尺25000分の1、20メートルごとであれば縮尺50000分の1
・地図記号を正確に覚えて、どの記号が何を表すのか をおさえるようにしましょう。
問題演習の回数がモノを言う回という印象です。
19回 統計資料の読み方
統計資料の読み取り方を学ぶ回です。
①誰もが気付く「大きな数字」、時々「小さな数字」
②数字が大きく変化するときには、何かしらの事件があると考える
を中心におさえます。
①誰もが気付く「大きな数字」、時々「小さな数字」
17回までに扱った各県の特産品や工業都市などの内容をもとに、「大きい数字になっているのはなぜか」を中心におさえます。
例えば、京葉工業地域の化学工業の割合が大きいのは、市原市の石油化学工業の生産額が突出して高いからです。
1993年のJリーグ開幕12チームの段階から「ジェフユナイテッド市原」というチームがありました。
現在は「ジェフユナイテッド千葉」と名称を変更しているようですが、「サッカーチームを持てるくらいに石油化学工業が強い」とすると、印象に残りやすくなります。
こういった「今までに学んできた知識」を総動員して、読み取っていく必要があります。
②数字が大きく変化するときには、何かしらの事件があると考える
こちらは、歴史を学んだときに繋がりをさらに感じられると思います。
「漁業の種類別漁獲量」で1970年代に遠洋漁業が大きく下がっている理由は、2回の石油危機と200カイリ漁業専管水域の設定によるものです。
また、1990年に大きく下がっているのは、アメリカが自国の水域で他国の船が漁獲することを禁止したからです。
その他、<1964>東京オリンピック、<2008>リーマンショック、<2011>東日本大震災などはグラフの変わり目のきっかけになりやすいです。
その他の内容は小5の7月のタイミングで完璧にする必要はありません。
歴史を学びながら、できるようになっていけば良いでしょう。
・国勢調査って、何を調べているの?
→5年に1回、総務省が中心となって行われる調査は国「政」調査でなく国「勢」調査であることをおさえる
2020年の調査で100周年をむかえ、スマートフォンでの回答が可能になりました。
★テストの構成・テキストの構成・対策と優先順位(毎度大きな変化はないため再掲となります)
【テストの構成】
35分 100点満点 配点・出題形式は一例です。
大問1 26点 書き取り10問 選択肢2問
大問2 46点 書き取り14問 選択肢9問
大問3 28点 書き取り4問 選択肢8問
35分で約50問。
傾向に変化がなければ、記述はなく、書き取りが中心の形式です。
一問一答の「名称」を問う形式がほとんどであるため、きちんと努力を重ねていれば報われやすい形式となっています。
これは昔から変わらずですが、「処理力」を重視した設問の構成となっています。
以前と変化があったのが書き取り問題で、一部のみ漢字指定だったのが、ほとんどの問題で漢字指定となっています。
自信のない内容は「ひらがな」で書けば◯がもらえる…という「安全策」が以前は取れましたが、難関校に向けた対応が必要になったと言えます。
【テキストの構成】
総合回以外の通常回 予習シリーズ
・テキスト解説ページ(ちょっとくわしく、今回のポイントも含む)
→基本的に太字を中心にチェックします。太字の多くは「名称」です。「名称」を中心におさえるのが大切ですが、「名称を聞いた時に内容がきちんと言える状態」が望ましいです。
図・表・グラフからの出題も多いので、「どれが何を指しているのか」知っておくと良いでしょう。【なぜそういった数値・グラフの動きになっているのか】までおさえておいた方が良いです。
塾の先生に質問する機会があるならば、【図・表・グラフを見分けるポイント】【目立つデータがあれば、なぜそういうデータになっているのか】を質問するのが良いでしょう。
・要点チェック
→比較的取り組みやすい一問一答です。集団授業を受けているなら、授業後に一番に取り組んで欲しい内容となっています。
総合回 予習シリーズ
・学習のまとめ
→約4回分の内容を凝縮したテキスト解説コーナーです。ここはそこまでチェックしなくて良いでしょう。
・要点チェック
→通常回とは違い、図・表・グラフからの出題が中心です。比較的取り組みやすいので、なるべく早めに解くのが良いでしょう。
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
総合回以外の通常回 演習問題集
・まとめてみよう!
→予習シリーズのテキスト解説ページを「穴埋め形式」にしています。「名称」を中心に問う形式となっているため、早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・グラフに書きこもう!
・白地図に書きこもう!
→予習シリーズのテキスト解説ページに載っている内容のうち、「問われやすい問題」を中心にピックアップしています。
これも早いタイミングで取り組みたい内容となっています。
・練習問題
→予習シリーズに載っているものと同様、組分けテストに近い形式の内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
・発展問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。練習問題よりも難易度は難しめで、ここで初めて見る内容の問題も存在します。
余裕があるなら毎週のルーティンに組み込みたい問題です。
・記述問題にチャレンジ!
→入試問題をもとに出題される記述問題です。
難しい問題も含まれています。この問題に取り組むなら、担当の先生などに採点をお願いしたいところです。優先順位は少々下がります。
総合回 演習問題集
・練習問題
→組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
4週間前に扱い、忘れてしまっている内容を思い出すきっかけにもなりますし、是非取り組みたい内容です。
・応用問題
→こちらも、組分けテストに近い形式の問題です。
配点はついていないですが、「組分けテストの過去問」と見て良い内容です。
予習シリーズの要点チェック、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に一通り取り組んだ後にチャレンジしたい問題です。
練習問題よりも少々難しめですが、ぐんとレベルが上がるわけではないので、「聞かれ方の引き出し」を作るためにも取り組むことをオススメします。
・チャレンジ問題
→入試問題をもとに、予習シリーズの該当回に合わせてアレンジを加えた問題となっています。
通常回の発展問題と同じ立ち位置の問題です。こちらも余裕があれば取り組んでおきたい内容となっています。
【対策と優先順位】
□通常回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①テキストを読む
②太字を中心に、表・グラフ・図の内容などもチェックして内容をおさえる
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
■通常回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノート・テキストでマークした箇所などを見返して記憶を整理する
③予習シリーズ通常回の要点チェックで内容の確認
④演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!に取り組む(できれば参考資料なしで取り組みます。もし定着内容に自信がなければ予習シリーズでわからない問題を調べて取り組みましょう。わからなかった問題・調べた問題は別途印などをつけておくと良いです。)
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥予習シリーズの練習問題に取り組む
⑦演習問題集の発展問題に取り組む
⑧演習問題集の記述問題にチャレンジ!に取り組む
毎週の取り組みで⑧まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50~55を目指すなら⑤~⑥まで
偏差値60以上を目指すなら⑦まで
入試問題を見据えて取り組むなら⑧まで実施し、担当の先生に添削してもらう
というところでしょうか。
④までで終わりにする子も一定数いますが、「入れ込んだインプットの内容をアウトプットして確認する」作業を行っていないため、組分けテストに対応するのは難しいと思います。
せっかく取り組むならば、最低でも⑤もしくは⑥までをワンセットにすることをオススメします。
□総合回の予習型の塾の進め方の一例(四谷大塚など)
①通常回のテキストをざっと読み直す
②演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
★通っている塾で授業を受ける
★授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
■総合回の復習型の塾の進め方の一例(早稲田アカデミーなど)
①通っている塾で授業を受ける
②授業後、授業内で取ったノートなどを見返して記憶を整理する通常回のテキストをざっと読み直す、演習問題集のまとめてみよう!・グラフに書きこもう!・白地図に書きこもう!で印をつけたところを再度見直す
③予習シリーズ総合回の要点チェックで内容の確認
④予習シリーズの練習問題に取り組む
⑤演習問題集の練習問題に取り組む
⑥演習問題集の応用問題に取り組む
⑦演習問題集のチャレンジ問題に取り組む
こちらも通常回と同様⑦まで取り組むのがベストですが、目指す偏差値によって何番まで取り組むかが変わってきます。
偏差値50~55を目指すなら④~⑤まで
偏差値60以上を目指すなら⑥~⑦まで
というところでしょうか。
練習問題・応用問題・チャレンジ問題を取り組み、なぜその答えになるのかがわかる状態になっていれば、かなりの点数が見込めます。
四谷大塚の組分けテストの社会は努力が反映されやすいです。
4科目の勉強のバランス・目指す偏差値からどこまで取り組むかを決め、進めていくのが良いでしょう。
にほんブログ村にも参加しています。ぜひ下のバナーをワンクリックで応援もお願いします!