サカセルコラム

「麻布学園?遊ぶ学園?実はがり勉ばっかり?」 Column

学校紹介

「麻布学園?遊ぶ学園?実はがり勉ばっかり?」

2020.11.13

※あくまで個人の感想や見解です。学校体験は人によって異なります。

こんにちは!慶應義塾大学4年のH.Yです。私の出身中学校、高校の麻布学園での生活について大学受験という観点から紹介したいと思います。麻布の生徒は毎年ほとんどの人が大学を受験し、その多くが東京大学に進学することで受験雑誌などに取り上げられることもあります。

しかしその一方多くの生徒が浪人し、「遊ぶ学園」というあだ名までつけられているわが母校、その実情はどうなっているのか。自問自答形式で見てゆきたいと思います。

「中学生の時から大学受験を目指して勉強をしているの?」

確かにそのような人もいます。しかし、彼らはマジョリティではありません。中学受験を終えたばっかりの学生はスポーツ、ゲーム、勉強、音楽、各々好きなことに好きなだけ時間を使っていました。中学生の間は基本的に学内で成績の順位が出ることはありません。そのため、生徒はプレッシャーを感じることもなく、自由に勉強したり、しなかったり…

中学生の間に大学受験に関しての話題が生徒同士で出たことはほとんどなかったように思えます。中学校3年生に入ってちらほら塾に行き始める生徒が見られるようになったくらいでした。

「じゃあいつから受験を意識しだすの?」

基本的には高校生になってからです。特に部活動の割合が減ったタイミングで受験勉強に熱を上げる人が増えたと思います。運動部は基本的に高校2年生の夏が最後の大会となります。部活と勉学の両立に自信がある生徒だけ高校3年生の間も部活を続けていました。文化部に所属していた生徒はもう少しバランスが取れていて、高校3年間時間が許す限り部活動に参加していたと思います。

「学校の先生は大学受験に向けた授業してくれるの?」

高校に入ると期末試験問題などが東京大学の入学試験を意識したものになっていました。しかし、学校は大学受験の予備校ではありませんし、教職員も生徒を東京大学に進学させるために授業をしていたわけではないと思います。

実際、私が教員と進路について面談したのは一回だけ。しかも大学よりも将来何をやりたいかについての質問(雑談)が多かったのを覚えています。教員からどこの大学を受けた方がいいなどの話は一回もなかったです。

「そもそもどうして東京大学をうける人が多いの?」

これに関しては二極化していた印象です。

なにか学びたいことや目的があって東京大学を受ける人。

そして、東京大学を受ける友達が多いから東京大学を受ける人。

「では、浪人生が多い麻布生は勉強してないの?」

しています。ただ、学校で大学受験のためだけに勉強していた生徒は少なかったのではないでしょうか。自分の趣味も学校で行う。趣味を遊びというのなら、高校を卒業するまでずっと遊び続ける人もいるということではないでしょうか。逆に勉強の内容が趣味になっている生徒はがり勉に見えます。大学に一回で受からない人もいますが、その経験が無駄になることはないでしょう。

と、ここまで受験という観点から麻布での生活に関して書いてきましたがいかがでしたでしょうか。なかなか一般に公開されている文化祭だけなどからは分かりにくい部分であると思います。理解が深まれば幸いです。

それでは、

関連記事

H.Y

この記事を書いたのは...

H.Y

慶應義塾大学4年
ハンドボール、スカッシュ、尺八と
マイナーなものをせめがち。

同じ筆者の記事を見る